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高齢者に運転免許証を返納させるために必要な説得材料は?

2022.06.11

説得に必要なものは「根気強い説明」と「第三者の声」

今年5月13日に施行された改正道路交通法で、75歳以上の免許更新手続きにおいて「運転技能検査制度」が導入された。

自分の父親や母親など身内の高齢者の運転が気になり、運転免許証の自主返納を勧めたいが言い出しづらい。そんなふうに思っている人も多いのではないだろうか。

そこで今回、「ズバット」を中心とした比較サイトを展開するウェブクルーが、「運転免許証の返納を誰かに勧めたことがあるか(説得したことがあるか)」にスポットを当てた調査結果を発表したので紹介しよう。

「運転免許証を返納した人が周りにいる」と回答した人(682名)のうち、「返納するよう説得したことがある」と答えた割合

まずは、「運転免許証を返納した人が周りにいる」と回答した人(682名)のうち、「返納するよう説得したことがない」と答えた割合は61.1%、「説得したことがある」と答えた人は38.9%となった。

「運転免許証を返納するよう、誰かを説得したことがある」と回答した人(396名)のうち、「返納に至った」と答えた割合

さらに、「運転免許証を返納するよう、誰かを説得したことがある」と回答した人(396名)のうち、「返納に至った」と答えた割合は66.9%、「返納に至らなかった」と答えた人は33.1%となった。

運転免許証の返納について、説得を試みた相手の割合

続いて、「どなたの運転免許証の返納を説得しましたか?複数いらっしゃる場合は、最も身近な方についてお答えください」と質問したところ、73.7%が「親」と回答した。それ以外の回答では、「親戚(8.6%)」「祖父母(6.6%)」「兄弟・姉妹(2.5%)」「その他(8.6%)」が全体の2割強を占めている。

運転免許証の返納について、説得を試みた相手が返納に至った割合

なお、返納に至った割合について説得を試みた相手別に算出してみると、「配偶者」「親」「兄弟・姉妹」といった比較的近い家族関係の場合は返納した人が7割を超えているのに対し、「祖父母」「親戚」「その他」ではおよそ半数が返納に至らなかったという結果に。自身との関係性が遠ければ遠いほど、返納を促すのは難しいよう。

運転免許証を返納した人の返納時の年齢

運転免許返納の説得を試みた相手について、「運転免許証を返納した人の返納時の年齢を教えてください」と尋ねたところ、最も多かったのは「80代」で49.5%。続いて「70代」が40.2%で、70~80代が全体の89.7%を占める結果となった。

どのような方法で説得したか

さらに、運転免許返納の説得について、「どのような方法で説得しましたか?」と質問したところ、「運転の危うさについて根気強く話した」と回答した人が最も多く、83.3%という割合に。

「身分証明書の代わりになるもの(運転経歴証明書)や特典があることなどのメリットを伝えた」が19.9%、「医師から勧めてもらった(6.8%)」「警察署または運転免許センターの相談窓口から勧めてもらった(4.3%)」などは少数だった。

「その他」の具体的な回答としては、「返納について、身近な人の例を伝えた」「孫(私の娘)が免許を取ったので、車を譲ってほしいと伝えた」「テレビの高齢者事故の放送をYouTubeで見せて、事故の危険度を説いた」など、直接「返納してほしい」と伝えるのではなく、第三者を引き合いに出して説得にあたったという例が見られた。

説得を試みた相手が、何回目の説得で納得したか(返納に至ったか)

<全体>

<年代別>

免許証返納の説得にあたって、「説得された方は何回目の説得でご納得されましたか?」と尋ねたところ、全体では「4回以上」と答えた割合が最多で48.0%と、およそ半数を占める結果に。説得に難儀していることがうかがえる。

また、年代別に説得の回数を見てみると、60歳未満~60代では「3回目」までの説得で納得しているケースが約8割であるのに対し、70代以上ではその割合が約半数にまで低下。説得に「4回以上」かかっている割合が半数近くで最も多く、90歳以上では56.5%にも達する。年齢が上がれば上がるほど、返納を促すのが難しいよう。

調査結果のまとめ

運転免許証の返納の説得にあたっては、親を相手とすることが最も多く、返納に至った割合で見ると「配偶者」「親」「兄弟・姉妹」といった近い家族関係の場合は比較的スムーズに応じてもらえるよう。一方で、「祖父母」「親戚」「その他」を相手とするケースでは返納に至らなかった割合が高く、自身との関係性が遠いと説得が難しくなることを表している。

また、「運転の危うさ」について根気強く説明することも必要不可欠であることがわかった。直接返納を促し続けるのではなく、医師や警察署に口添えしてもらったり、身近な人の事例を挙げてみたりと、第三者の存在に頼ることも一定の効果を発揮する場合も。

さらに、説得に要した回数については「4回以上」と答えた割合が最も多く、返納を促すことが難しい様子が見て取れる。特に70代以上ではその傾向が顕著で、90歳以上に至っては実に56.5%もの人が4回以上の説得を要している。

先日、2022年5月13日に施行された改正道路交通法にて、75歳以上の免許更新手続きにおいて「運転技能検査制度」が導入された。75歳以上で普通自動車対応免許を保有し、一定の違反歴がある人は、運転免許証の更新時に運転技能検査を受験しなければならず、基準点に達しない場合は更新手続きができないというもの。

この運転技能検査制度の導入により、今まで自主返納を迷っていた人や拒んでいた人に対し、納得感を持った自主返納のきっかけを与えることが予想される。

【調査概要】
・調査期間:2022年4月6日(水)〜4月11日(月)
・調査対象:「ズバット 車買取比較」「ズバット 引越し比較」「保険スクエアbang! 自動車保険」の過去利用者
・有効回答数:2,173件
・男女比率:男性1,717人(79.0%)、女性442人(20.3%)、無回答14人(0.6%)
・年代比率:20代 20人(0.9%)・30代 101人(4.6%)・40代 369人(17.0%)・50代 778人(35.8%)・
 60代 560人(25.8%)・70代 298人(13.7%)・80代 45人(2.1%)・90代 2人(0.1%)
・平均年齢:57.5歳

関連情報:https://www.zba.jp/car-kaitori/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)


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