転職市場における需要の高さからITエンジニアを志す人は多いが、その中でも「インフラエンジニア」にはどのようなうまみ、やりがいがありのだろうか?
ブレイバンステクノロジーズはこのほど、現役インフラエンジニア102名を対象にした「インフラエンジニア」に関する実態調査の結果を発表した。
インフラエンジニアの魅力、「広範な知識・スキルが身につく」が51.0%で最多
「Q1.インフラエンジニアとして働くモチベ―ションは何ですか。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「広範な知識・スキルが身につく」が51.0%、「景気にかかわらず、長く継続できる」が33.3%、「収入が安定している」が33.3%という結果になった。
やりがいを感じる瞬間、約半数が「トラブルを解決できた時」や「プロジェクトが無事完了した時」と回答
「Q2.インフラエンジニアとして働く中で、やりがいを感じる瞬間を教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「トラブルを解決できた時」が48.0%、「進行していたプロジェクトが無事完了した時」が47.1%、「お客様に感謝された時」が39.2%という結果になった。
他にも「思い通りのConfigが書けたとき」や「プロジェクトから新しい知識・経験が得られたとき」にやりがいを感じるの声
「Q3.Q2で「わからない/答えられない」「特にない」以外を回答した方に質問します。インフラエンジニアとして働く中で、やりがいを感じる瞬間がQ2以外にあれば教えてください。(自由回答)」(n=89)と質問したところ、「思い通りのConfigが書けたとき」や「プロジェクトから新しい知識・経験が得られたとき」など46の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・49歳:思い通りのConfigが書けたとき。
・49歳:自分の知識や経験が、新しいプロジェクトで生かされたり、また、プロジェクトから、新しい知識・経験が得られたとき。
・49歳:導入案件が採用されたとき。
・44歳:実際には評価されにくいが、トラブルがなく安定しているとき。
・45歳:自分の仕事がお金に結びついたとき。
一方、半数以上が「システム障害で勤務時間外に呼び出される時間」や「トラブル発生時の責任の重さ」に辛さを実感
「Q4.インフラエンジニアとして働く中で、辛いと感じる瞬間を教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「システム障害で勤務時間外に呼び出される」が53.9%、「トラブル発生時の責任の重さ」が52.9%、「短い納期で対応を求められることがある」が43.1%という結果になった。
インフラエンジニアとしての悩み、半数以上が「最新技術のキャッチアップが大変」を回答
「Q5.インフラエンジニアとして働く上での、悩みを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「最新技術のキャッチアップが大変」が56.9%、「専門領域をわかりやすく伝えることが大変」が49.0%、「エンドユーザーに対して仕事が評価されにくい」が43.1%という結果になった。
48.0%が、「テクノロジーが好きな人」はインフラエンジニアに向いていると回答
「Q6.あなたは、どのような人がインフラエンジニアに向いていると思いますか。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「テクノロジーが好き」が48.0%、「仮説検証を繰り返すことにストレスがない」が45.1%、「事前準備をしっかり行える」が45.1%という結果になった。
今後のキャリア、3人に1人が「ITスペシャリスト」を検討
「Q7.あなたは、インフラエンジニアとして、今後どのようなキャリアを考えていますか。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「ITスペシャリスト」が34.3%、「プロジェクトマネージャー/リーダー(PM/PL)」が25.5%、「クラウド系スペシャリスト」が25.5%という結果になった。
68.6%が、今後「インフラエンジニアの需要は高まる」と認識
「Q8.今後、インフラエンジニアの価値の需要は高まっていくと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「非常にそう思う」が29.4%、「ややそう思う」が39.2%という結果になった。
<調査概要>
調査概要:「インフラエンジニア」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月19日〜同年4月20日
有効回答:現役インフラエンジニア102名
構成/こじへい
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