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SNSマーケティングの専門家に聞くゼロからウェビナーを始める時の準備と心得

2022.06.07

最近は「ウェビナーの乱立時代」

つい数年前まで、大多数の日本人には馴染みのなかった「ウェビナー」。

それがコロナ禍で一気に広まり、誰もが知る一般的な言葉になった。

ウェビナー(Webinar)とは、ウェブとセミナーを掛け合わせた造語。低コストで利便性が高いこともあって、セミナー・講演会だけでなく、商品紹介など企業の広報・営業ツールとしても大活用されている。

ひょっとすると、それまで縁のなかったあなたの勤務先でも、「ウェビナーを始めよう」という声が上がるかもしれない。その担当者として、マーケティング担当のあなたに白羽の矢が立ったら、何から手をつければいいのか?

そのあたりについて、SNSマーケティング支援事業を手がけるホットリンクのCMO兼IS責任者・飯髙悠太さんと、マーケティング本部長・室谷良平さんにうかがった。

■相手の顔が見えない点に留意

ーーお二方が共著者として携わった書籍『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』(マイナビ出版)を読むと、ウェビナーの開催に最低限必要なものは「パソコンと通信環境、資料と話し手」だけだとあります。

ウェビナーは、機材面では本当にハードルが低いのがメリットでしょう。では、それこそ「Zoomのミーティングしか知らない」担当者が、ウェビナーを主催するにあたって、ハードとソフト両面でおさえておくべきポイントは何でしょうか?

「ハードに関してはZoomミーティングもウェビナー形式も同様です。初めてウェビナー形式にチャレンジするのであれば、相手の顔が見えない特徴を考慮しておくことをお勧めします。事前に参加者リストをじっくり眺めたり、ウェビナー中にリアクションを求めるような演出を加えるなど、人と人との営みであることを意識し続けると困惑が少ないと思います」

■無料でできることはどんどんやる

ーー駆け出し担当者として一番悩むのが、ウェビナーへの集客だと思います。既存見込み客にはメールなどで声掛けすればよいと思いますが、新規の見込み客をどう募るかが課題になってきます。

これが展示会であれば、そうした人々は向こうからやってきました。ウェビナーの場合、こちらからのアクションが重要となるはずです。集客アップの具体的な方策について、アドバイスがあるでしょうか。

「無料でできることはどんどんやりましょう。ハウスリストへのメール案内、Webサイト上でのイベントページ作成、SNSによる拡散、セミナー情報ポータルサイトへの掲載などです。他社と共催セミナーを企画して、リード獲得しあう方法もあります。他にもFacebook広告など、広告施策は投資対効果を見ながら実施するとよいでしょう」

■参加人数が少ないのは理由がある

ーーウェビナーは、気軽に参加しやすい反面、途中退出も気軽にできるなど、リアルな場よりも関係構築が難しいという側面があります。もちろん、リアルな場よりもコストは格安で済み、見込み客の絶対数が多ければ、それでよしという考え方もできるでしょう。

ただ、もし参加人数の割には、成約目標にぜんぜん届かないという問題が顕在化した場合、次回以降に向けてどんな対策を立てるべきでしょうか。

「参加人数が少ない場合、いずれかの原因が考えられます。1つは、セミナー情報を知った人が少ないというもの。2つめには、セミナー情報を知ったが関心とマッチせず申し込まなかった。3つめは、申し込んだがセミナー当日に参加しなかったです。1つめについては告知の強化、2つめならばターゲット層のニーズとあったセミナーテーマの変更、そして3つめは前日・当日のリマインドです。セミナーに関してもファネルで分解すると問題解決しやすいと思います」

■今後はコンテンツの磨き上げを意識する

ーーご著書のなかで「(コロナ禍の)事態が収束した後も、おそらくウェビナーは残っていくでしょう」とあります。まったく同感ですが、収束後のウェビナーのトレンドはどんな方向へと進んでいくのか。それに合わせて担当者として、何を注視していけばよいか教えてください。

「オンラインセミナーの位置付けは、コロナ前はビッグイベントを会場参加者以外にも配信するような特別な体験でしたが、もはや当たり前の施策となっています。ですので、当たり前の手法になった、他社も当たり前に実施しているマーケティング施策だと認識して、ただやればいいではなくコンテンツの磨き上げを意識するなど、本質の徹底しかないと思います。今お客様はどんな課題認識をしているのか、どんな情報ニーズがあるのかと、しっかりと市場と顧客を見つめ、最適な課題解決の提案を進めるしかないと思います」

最近は「ウェビナーの乱立時代」と呼ばれるが、お二方は「慌てることはない」という。参加者に役立つ内容を心がけるなど、リアルの場でも大切にされてきたこととポイントは同じ。「真っ当な価値を提供」する視点で、取り組んでみるとよいだろう。

飯髙悠太さん プロフィール
(株)ホットリンク CMO兼IS責任者。広告代理店、制作会社、スタートアップで複数のWebサービスやメディアを立ち上げる。大手企業を含むWebマーケティングやSNSプロモーションなど、100社以上のコンサルティングを経験。2014年4月「ferret」の立ち上げに伴い株式会社ベーシックに入社後、「ferret」創刊編集長、執行役員に就任。2019年1月、ホットリンクに入社し、同年4月に執行役員CMOに就任。自著は『僕らはSNSでモノを買う』、『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』。最新の著作(室谷さん含む10人の共著)は、『現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識』

室谷良平さん プロフィール
(株)ホットリンク マーケティング本部本部長。函館高専卒。数社のマーケティング職を経て、2019年にホットリンクに入社。 同社にて、マーケティング、ブランディング、広報を統括。ホットリンク総研としてSNSマーケティングのメソッド開発のほか、企業内大学を立ち上げ自ら講師としてSNSマーケティング人材育成も推進。美容やアパレル等の多くの企業のコンサルティングも担当。 GoogleDance Tokyo、Google Webmaster Comference Tokyo、タワーレコード運営のSNS講座等、多数講演。日本マーケティング学会会員。自著は『1億人のSNSマーケティング』。

文/鈴木拓也(フリーライター)


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