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1000人に聞いたコロナ太りの実態、3人に1人が体重増、平均3.4kg増加

2022.06.07

 

長らく続いた自粛生活により、“コロナ太り”になってしまったという人は多いはず。

では実際のところ、コロナ禍以降で体重が増えてしまった人や、それに伴いダイエットに着手し始めた人はどれくらいいるのだろうか?

タニタはこのほど、全国の15歳~69歳の男女1,000名を対象にした「生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022」の結果を発表した。

コロナ禍で体重が増えた人は3人に1人、増加体重の平均は3.4kg

全回答者(1,000名)に、コロナ禍によって、体重がどのように変化したかを聞いたところ、「増えた」は33.7%、「減った」は10.6%で、体重に変化があった人の割合は合計で44.3%となった。コロナ禍以降、通勤通学やレジャーでの外出機会の減少、スポーツ・運動量の減少、間食の増加などにより、体重が増加気味という人が多いと考えられる。

体重に変化があった人(443名)について、コロナ禍による体重の増減をみると、体重が増えた人(337名)では「1kg~2kg増えた」が47.5%、「3kg~4kg増えた」が35.6%となり、増加体重の平均は3.4kgだった。

他方、体重が減った人(106名)では「1kg~2kg減った」が50.0%、「3kg~4kg減った」が29.2%となり、減少体重の平均は3.5kgとなっていた。

男性の3人に1人、女性は2人に1人が「ダイエット経験あり」

全回答者(1,000名)に、ダイエットをしたことがあるかを聞いたところ、「したことがある」は44.5%、「したことはない」は55.5%となった。

男女別にみると、ダイエットの経験がある人の割合は、男性では36.2%と3人に1人、女性では52.8%と2人に1人だった。性年代別にみると、ダイエットの経験がある人の割合は、50代女性(57.8%)が最も高くなり、40代女性(56.0%)、30代女性(54.8%)が続いた。

ダイエットの経験がある人(445名)に、やったことがあるダイエット法を聞いたところ、「有酸素運動ダイエット(ウォーキング・ジョギングや水泳・エアロビなど)」(43.6%)が最も高くなり、「カロリー制限ダイエット」(35.7%)、「筋トレダイエット」(34.2%)、「糖質制限ダイエット」(26.7%)、「断食ダイエット」(15.3%)が続いた。運動によるダイエットや食事制限によるダイエットに取り組んだ経験のある人が多いようだ。

男女別にみると、男性では「筋トレダイエット」が2位、女性では「カロリー制限ダイエット」が2位だった。年代別にみると、20代では「筋トレダイエット」が1位、40代では「カロリー制限ダイエット」「筋トレダイエット」が1位となった。

また、10代では「レコーディングダイエット」が20.8%と、5人に1人の割合となった。10代には、毎日の食事内容や体重を記録することで減量を目指す、レコーディングダイエットを取り入れていた人が少なくないようだ。

直近のダイエットを始めた時期は「コロナ禍以降」が6割弱

ダイエットの経験がある人(445名)に、直近のダイエットについて聞いた。

まず、直近のダイエットを開始した時期を聞いたところ、「2020年(計)」は17.5%、「2021年(計)」は25.8%、「2022年1月以降」は14.4%となった。2020年1月にコロナ禍が始まったとすると、『コロナ禍以降(計)』(2020年1月以降)の割合は57.7%となった。コロナ禍における生活習慣の変化や体重増加がきっかけとなり、多くの人がダイエットに取り組み始めたのではないだろうか。

ダイエットを始めたとき、体重をどのくらい減らすことを目標にしていた人が多いのだろうか。

直近のダイエットで、何kg減らすことをダイエットの目標にしていたかを聞いたところ、「5kg」(29.7%)に最も多くの回答が集まったほか、「3kg」(16.4%)や「10~14kg」(14.6%)にも回答がみられ、体重を減らすことをダイエットの目標にしていなかった人を除いた平均は6.1kgだった。

年代別に平均をみると、目標値が最も高かったのは30代で6.6kg、最も低かったのは10代で5.5kgだった。

直近のダイエットで、どのくらいの期間、ダイエットをしていたかを聞いたところ、「3カ月~6カ月未満」(21.1%)や「6カ月~1年未満」(17.3%)に多くの回答が集まり、平均は8.7カ月だった。また、『6カ月未満(計)』は59.3%となった。

直近のダイエットで、ダイエットに1カ月にいくらくらいかけたかを聞いたところ、「0円(かけていない)」が64.0%となり、「3,000円~5,000円未満」が6.7%、「5,000円~10,000円未満」が9.7%となり、全体平均は1,609円だった。

直近のダイエットの成否、 6割弱が「成功」、4割強が「失敗」

ダイエットの経験がある人(455名)に、直近のダイエットに成功したか、失敗したかを聞いたところ、「完全に成功した」が13.7%、「どちらかといえば成功した」が44.0%で、合計した『成功した(計)』は57.8%、「完全に失敗した」が13.0%、「どちらかといえば失敗した」が29.2%で、合計した『失敗した(計)』は42.2%となった。

男女別にみると、ダイエットに成功した人の割合は、男性では71.3%と、女性(48.5%)と比べて22.8ポイント高くなった。年代別にみると、ダイエットに成功した人の割合は、10代(73.6%)が突出して高くなった。

直近のダイエットに成功した人(257名)に、ダイエットに成功した秘訣を聞いたところ、「無理をしない」(48.2%)が最も高くなり、「自分に合った方法をみつける」(37.0%)、「結果を急がない」(32.7%)、「手軽にできる方法を選ぶ」(31.5%)、「目標を忘れない」(27.2%)が続いた。

心身に負荷をかけ過ぎると、ダイエットが長続きしないだけでなく、かえって健康を損ないかねない。無理をしないことや、自分に合った方法をみつけることが、ダイエット成功のカギといえそうだ。

男女別にみると、女性では「無理をしない」が53.9%、「痩せた自分を想像する」が21.1%と、男性(順に42.6%、10.9%)と比べて10ポイント以上高くなった。

出典元:タニタ調べ

構成/こじへい

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