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エイチームのグループ会社のエイチームライフデザインが運営する通信費・家計見直しサイト『Soldi(ソルディ)』は、楽天モバイルが2022年5月13日に発表した「1GBまで0円プランを廃止」に関して、楽天モバイルユーザー男女441名を対象に「楽天モバイルの0円廃止に関する意識調査」を実施。
その調査結果から楽天モバイルユーザーのうち、およそ55.8パーセントが月のデータ通信量1GB未満の月額0円対象ユーザーであることがわかったと発表した。
今回の発表を受けて0円ユーザーの67.9パーセント、0円ユーザー以外の37.9パーセントが楽天モバイルからの乗り換えを考えており、乗り換え先として、基本料金0円から選べるKDDIの『povo』を検討していることも明らかになった。
楽天モバイル利用者の5割以上が0円ユーザー
楽天モバイル利用者に月のデータ通信量を聞いたところ、1GB未満(0円ユーザー)が55.8パーセントでもっとも多く、次いで1GB以上3GB未満が15パーセント、3GB以上20GB未満が13.6パーセントという結果だった。0円ユーザーの多くが「1GB未満は0円の料金プランに魅力を感じて契約した」と回答したことから、0円廃止の発表はユーザーへの影響度が大きいことが考えられる。
0円ユーザーの9割以上が楽天モバイルの0円廃止を「嫌」と回答
従来の「1GBまで0円」が廃止されることについて、0円ユーザーの93.9パーセントが「とても嫌だ」、「嫌だ」、「どちらかと言えば嫌だ」と回答。0円ユーザーのほとんどが0円でなくなることに不満を抱いているようだ。
0円ユーザー以外の楽天モバイル利用者の約6割が0円廃止は「嫌」と回答
0円ユーザー以外の楽天モバイル利用者にも楽天モバイルの0円廃止について尋ねたところ、「とても嫌だ」、「嫌だ」、「どちらかと言えば嫌だ」と回答した人が56.9パーセントという結果だった。
「嫌」と回答した理由として、「サービスの魅力度が減る」や「急にプランを変えることに不信感を感じる」という回答が多かった。楽天モバイル0円廃止に賛成する人の意見としては、「妥当な値上げだと思う」や「ポイントアップされるから」などが挙がった。
これまで楽天モバイルユーザーは、楽天市場で買い物をするとポイント倍率があがるSPUが適用され、ポイントがプラス1倍となっていたが、新しいプランからはさらにプラス1倍になるため、0円廃止をメリットに感じるユーザーもいるようだ。
楽天モバイルの0円廃止発表を受けて0円ユーザーの約7割、0円ユーザー以外の約4割が乗り換えを検討
楽天モバイルユーザーに他社(プラン)への乗り換え意思をたずねたところ、0円ユーザーの67.9パーセント、0円ユーザー以外の37.9パーセントが「乗り換えを検討している」と回答した。
乗り換え先として検討している会社(プラン)はKDDIの『povo』
他社(プラン)への乗り換えを検討しているユーザーに乗り換えを検討している会社(プラン)を聞くと、KDDIの『povo』が43.2パーセントともっとも多く、次いで「まだ決まっていない」が34パーセント、『OCNモバイルONE』が17.4パーセントという結果だった。
乗り換え先として『povo』を検討している理由については、「基本料金が0円から選べるから」や「料金が安いから」など月額料金に関する回答が多く見られた。
『povo』は基本料金が0円の料金プランに自分でデータ容量をトッピングするプラン内容で、トッピングするデータ容量に応じて自分に合ったサービスを選択して利用できる。楽天モバイルの0円廃止の発表を受けて、改めて『povo』の基本料金0円から自分でサービス内容の組み合わせを選べる料金プランに魅力を感じるユーザーが多いようだ。
●調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:23歳から79歳の男女
調査期間:2022年5月18日~5月20日
調査エリア:全国
サンプル数:441人
https://hikkoshizamurai.jp/soldi/articles/questionnaire-2022-05-27/
構成/KUMU