新開発の有効画素数最大約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載
キヤノンは、RFマウントを採用するEOS RシステムのAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R10」を7月下旬に発売する。
「EOS R10」は、小型・軽量と本格的な静止画・動画撮影を両立し、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広い撮影ニーズに対応する、APS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラ。
新開発の有効画素数最大約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により高画質を実現し、有効画素数最大約3,250 万画素のCMOS センサーを搭載する「EOS 90D」、「EOS M6 Mark II」(ともに2019年9月発売)と同等の解像性能を達成したとしている。
また、メカシャッター/電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約23コマ/秒の高速連写が可能。さらに、「EOS R3」(2021年11月発売)のAF被写体検出技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の動きが速いシーンにおいて快適な撮影が可能だ。
動画撮影では、6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K撮影を実現。レンズ内光学式手ブレ補正機構(レンズ内IS)を搭載したRFレンズ装着時は、動画電子ISとレンズ内ISの協調制御によって手ブレをより効果的に軽減し、歩きながらの撮影など、多様な撮影シーンに対応できる。
操作面では、オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)の切り換えが行なえる専用スイッチや、ピント位置をスピーディーに移動できるマルチコントローラーなどを搭載。背面モニターは3.0型・約104万ドットのバリアングル式液晶、ファインダーは約236万ドットの有機ELパネルを搭載した電子ビューファインダーを採用する。
外形寸法は幅122.5×高さ87.8×幅83.4mm、質量は429g(バッテリーやカードを含む)/約382g(本体のみ)。
価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格はボディ単体が128,480円、RF-S18-45 IS STMレンズキットが143,880円、RF-S18-150 IS STMレンズキットが176,880円。
製品情報
https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r10/
構成/立原尚子