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Z世代の半数以上が生命保険に加入している理由

2022.05.30

万が一の備えとして加入しておきたい生命保険。では、デジタルネイティブのZ世代、結婚など生活の変化の大きいY世代、老後も視野に入ってくるX世代と世代別に見た場合、各世代でどれくらいその必要性を感じているのだろうか?

エイチームフィナジーはこのほど、全国のX世代、Y世代、Z世代の男女621名を対象にした「生命保険に関する意識調査」の結果を発表した。

生命保険が「必要だと思う」と回答した人はすべての世代で7割以上

「ご自身にとって生命保険への加入が必要なものであると思いますか」と質問したところ、すべての世代で「とても必要だと思う」「どちらかというと必要だと思う」を合わせた“必要だと思う”という回答が7割以上あった。

世代別に見ると、大差はないもののZ世代で72.4%、Y世代で75%、X世代で80.1%と世代があがるほど多い結果となった。また、「全く必要ないと思う」という回答もすべての世代共通で1割程度あることがわかった。

Z世代でも半数を超える54.3%の人が既に生命保険に加入している

「現在、生命保険に加入していますか」という質問には、「はい」という回答がすべての世代で半数を超えた。Z世代でも半数を超える人が既に生命保険に加入しており、若いうちから“備える”人が多いことがわかった。

世代別に見ると、Z世代で54.3%、Y世代で61.5%、X世代では72.0%もの人が加入しており、年代があがるほど生命保険に加入している人が顕著に増えていることが見て取れる。

Z世代で46.5%の人が生命保険の仕組みや内容を「よく理解している」と回答

現在、生命保険に加入している人に「生命保険の仕組みや内容を理解していますか」と質問したところ、すべての世代で「よく理解している」「なんとなく理解している」を合わせた“理解している”が9割を超えた。

興味深いことに、世代別に見ると「よく理解している」と回答した人は、Z世代で46.5%と他の世代に比べて最も多く、過半数に上ることがわかった。

次いでY世代の30.9%、一番少ないのはX世代の24.3%だった。「よく理解している」と回答した人のZ世代の割合は、X世代の2倍近い値になる。ここでもまた、Z世代の堅実で頼もしい姿が見えてきた。

加入している生命保険の数はすべての世代で「1つ」が最多

現在、生命保険に加入している人に加入している生命保険の数について質問したところ、すべての世代で「1つ」という回答が最多であり、次いで「2つ」という回答が多いという結果になった。

「3つ」と回答した人もすべての世代で1割程度おり、「5つ」と回答した人は、Z世代で1.8%、Y世代で4.9%、X世代で5.9%いた。

加入している生命保険はすべての世代で「医療保険」が1位

現在、生命保険に加入している人に加入している保険について質問したところ、すべての世代で1位は医療保険、2位は終身保険、3位はがん保険(Z世代では2位と3位は同数)だった。また、次いで多いのは個人年金保険というのも全世代共通だった。

Z世代の加入理由は42.1%が「人に勧められたから」。世代によって加入理由は変化している

現在、生命保険に加入している人に、加入した理由を質問したところ、Z世代では「人に勧められたから」という理由が42.1%と最多になった。

Y世代では「自分で必要だと感じたから」が34.1%、「生活に大きな変化があったから」が33.3%と僅差で多い結果になった。一方、X世代では「自分で必要だと感じたから」という理由が最多で過半数を占めた。

若いZ世代では人にお勧めされ、結婚など人生の節目を迎える人が多いY世代では生活の変化によって自分で必要と考え、健康に気を使い老後のことも視野に入るX世代では自分で必要と判断しているようだ。生命保険に加入する理由が世代別に変化していることがみえてきた。

生命保険への毎月の支払額は、Z世代が「5,000円未満」、Y世代が「5,000円以上10,000円未満」

現在、生命保険に加入している人に、生命保険に対して月に支払っている金額を質問したところ、Z世代では、「5,000円未満」と回答した人が25.4%で最多だった。

Y世代では、「5,000円以上10,000円未満」が最多で26.8%、X世代では、「10,000円以上20,000円未満」が最多で32.9%だった。世代が上がるほど、支払い金額が多い人が増えているのがわかった。

また、各世代とも「20,000円未満」の支払いと回答した人が約7割という結果に。一方で、月に「50,000円以上」支払っている人が各世代とも3-5%程度いることもわかった。

生命保険加入の情報収集、Z世代はインターネットで、X、Y世代は口コミで

現在、生命保険に加入している人に、生命保険に加入する際にどのように情報収集を行ったか質問したところ、X、Y世代が「友人や家族の口コミ」と回答しているのに対して、Z世代では「YouTubeなどの動画配信サービス」が最多で、次いで「Instagram・TwitterなどのSNS・アプリ」という回答が多くなっており、デジタルネイティブ世代ならではの姿が見えてきた。

Z世代が生命保険加入時に重視したのは「保障内容の分かりやすさ」

現在、生命保険に加入している人に、生命保険に加入する上で重視したのはどのような部分かと質問したところ、すべての世代で上位3つに挙げられたのは、「負担金額の手ごろさ」「保障内容の分かりやすさ」「保障内容の充実度」だった。

興味深いのは、Z世代では「保障内容の分かりやすさ」が1位で「保障内容の充実度」が3位、X世代では「保障内容の充実度」が1位で「保障内容の分かりやすさ」が3位と逆転していることだ。

Z世代は、前の質問でも「生命保険の仕組みや内容をよく理解している」と回答している人が多く、難解な商品も多くある中、わかりやすい保険を選び、きちんと理解して加入しているようだ。

生命保険加入方法は、Z世代はインターネット、Y世代は店舗で、X世代は訪問販売で

現在、生命保険に加入している人に、生命保険に加入した方法を質問したところ、世代別に特徴のある結果となった。

デジタルネイティブのZ世代では「保険会社の公式サイトから資料請求・WEB上で申し込み」が1位、Y世代では「来店型ショップ(保険代理店)での申し込み」が1位、Z世代では「訪問型の保険代理店での申し込み」が1位だった。

<調査概要>
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:全国にお住まいのX世代(42歳-57歳)男女211名、Y世代(26歳-41歳)男女200名、Z世代(18歳-25歳)男女210名 *うち18-19歳男女は8.5%、20-26歳男女91.5%
調査期間:2022年4月7日~10日
調査エリア:全国

出典元:株式会社エイチーム

構成/こじへい

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