無理をせずにクレジットカードのポイントをもっと貯めたいな、と思ったことはありませんか。
ちょっとだけ無理をすれば、ポイントがもらえるというキャンペーンの利用やアンケートも良さそうなものですが、そのちょっとが意外と面倒です。
できれば普段通りに使って、ポイントを貯めたいもの。
そこで今回はクレジットカードをいつも通りに使っているだけでポイントアップが見込める4枚を紹介していきます。
キャンペーン応募やアンケート記入に時間を使いたくない方へ
クレジットカードには利用でポイントが貯まるほかにも、下記のようにポイントをもらえるサービスを提供しているものもあります。
・キャンペーン応募や条件クリア
・アンケートに答える
・ゲーム参加
・検索
・ポイントカード提示など
ゲームやアンケートは通勤中や休憩中、就寝前の少しの時間を利用するのもいいですが、毎日仕事に追われている方はその少しの時間を大切に使っていきたいところです。
例えば、ゲームに参加しなくても、アンケートに答えなくても、いつものようにクレジットカードを使っているだけで、ポイントアップになるものがあったらどうでしょう。
それならライフスタイルを崩さずに、ポイントを貯めて行けるような気がしませんか。
そこでおすすめなのが『年間利用額で翌年度からポイント率がアップするクレジットカード』です。
■JCB STAR MENBERSのJCBカードシリーズ(ゴールド、プラチナ以外)
・ポイント:1,000円で1ポイント付与
・メンバーランク
30万円以上利用:スターePLUS 翌年のポイント10%アップ
50万円以上利用:スターβPLUS 翌年のポイント20%アップ
100万円以上利用:スターαPLUS 翌年のポイント50%アップ
年間利用額30万円以上からポイントアップが見込めるので、年間利用額が低めでも獲得しやすくなっています。
例えばJCB一般カードは年会費1,375円ですが、年間利用額が50万円以上で翌年度の年会費が無料に。ここにメンバーランク特典がつき、翌年度からは年会費無料で、ポイントを20%もアップすることができます。
参考:https://www.jcb.co.jp/point/earn/star-members/index.html
■オリコカード
・ポイント:1,000円で1ポイント付与(暮らしスマイル)
・ステージアップ
50万円未満:ノーマル 1.0倍
50万円以上:ステージ50 1.5倍
100万円以上:ステージ100 1.7倍
200万円以上:ステージ200 2.0倍
50万円未満のときはポイントアップに変化は起きませんが、50万円以上となると翌年度に1.5倍が加算されます。
つまり年間60万円を使ったときには、翌年度はステージ50の1.5倍のポイント加算が付与され、900ポイントになるということです。年間利用額は誕生月の翌月から次の誕生日月までの1年間の請求額で集計します。
参考:https://www.orico.co.jp/creditcard/pointservice/classmilepoint/save/stageup/
■ライフカード
・ポイント:1,000円で1ポイント付与
・ステージ制プログラム
年間50万円以上利用:ポイント1.5倍
年間100万円以上利用:ポイント1.8倍
年間200万円以上利用:ポイント2倍
ライフカードでは、年間50万円以上から翌年度のポイント還元率がアップするステージ制を採用しています。そのほかにも誕生日月はポイント3倍、入会から1年間はポイントが1.5倍のポイントアップもあるのも魅力です。
参考:https://lifecard.dga.jp/faq_detail.html?id=1746&category=&page=1
■ジャックスカードシリーズ
・ポイント:200円で1ポイント付与
・ラブリィ☆アップステージ
50万円以上:50%→0.75%アップ 200円で1.5ポイント
100万円以上:70%→0.85%アップ 200円で1.7ポイント
150万円以上:80%→0.90%アップ 200円で1.8ポイント
200万円以上:90%→0.95%アップ 200円で1.9ポイント
300万円以上:100%→1.00%アップ 200円で2ポイント
1月1日から12月31日の利用合計額によって、翌年度のポイントアップ率が決まります。
ジャックスはほかのクレジットカードよりもステージが細かく分かれているので、いつも年間利用額が150万円で200万円に届かず、ポイントアップを逃してしまうときは候補にいれてみてもいいでしょう。
またジャックスは提携カードが多くあるので、実は持っていたということもあります。
お財布の中のクレジットカードを確認してみてください。
参考:https://www.jaccs.co.jp/service/point/
年間利用額でポイントアップがあるといっても、切り替えるべきか悩んだり、どう見直せばいいのか分からなかったりしませんか。
実は簡単な見直し方法があります。
クレジットカードを切り替える前にチェックする簡単な見直し方
それは今のクレジットカードと紹介したクレジットカードに替えた場合のポイント獲得数を計算してみたり、単純に去年の年間利用額を確認して、切り替えようと思うクレジットカードのポイントアップ率に当てはめてみたりすることです。
・今のクレジットカードと紹介したクレジットカードに替えた場合のポイント獲得数を計算してみる
・去年の年間利用額を確認して、切り替えようと思うクレジットカードのポイントアップ率に当てはめてみる
こうすればわかりやすく、納得もしやすいでしょう。
(例)
年間100万円を使った人のシミュレーション
1,000円で1ポイント付与の場合
・今まで
100万円で1,000ポイント獲得
翌年度も1,000ポイント獲得
・暮らしスマイルのオリコカードにしたとき
100万円で1,000ポイント獲得
翌年度は1,700ポイント獲得(ステージ100が適用)
ポイントステージはどれも手続きが不要で受けられるサービスなので面倒はありません。
ただ、コンスタントに50万円以上、100万円以上の利用があるならいいですが、使う年と使わない年があるときは、ステージが落ちてしまうので理解しておきましょう。
年間利用が50万円もいかないけれどポイントは貯めたいときは、楽天カード、paypayカード、リクルートカードなどポイント還元率が1%以上のものを利用するのをおすすめします。
文/志田愛仁(バリューファースト)
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、現在クレジットカード研究Labの編集責任者。
【参考】https://dime.jp/genre/1095367/
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文/DIME編集部