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Javaと何が違う?プログラミング言語「JavaScript」の特徴と学習法

2022.06.07

JavaScriptはWebサイトに動きを付ける言語として有名で、Web制作には欠かせない要素です。言語としての特徴や効率的に学習する方法などを解説します。これからJavaScriptを学ぶ人は、どのような言語か理解しておきましょう。

JavaScriptの基本知識

JavaScriptは数あるプログラミング言語の中でも特に有名なので、一度は聞いたことのある人が多いでしょう。まずはJavaScriptとはどういった言語なのか、概要から解説していきます。

ブラウザ上で動かせる代表的言語

JavaScriptはブラウザで動かせる代表的なプログラミング言語で、Netscape(2003年解散)が1995年に公開して以来、Webサイトの制作を中心に多くの分野で使われています。ブラウザ上のWebページに対して、ユーザーの命令に対応する動きを付ける言語として開発されたものですが、近年はアプリやゲーム制作にも利用されるようになりました。

世界中で多くのWebサイトの制作に使われているので、JavaScriptの名称は知らなくても、一度は機能を体験したことのある人が多いはずです。ブラウザ上でポップアップを出現させたり、特定の要素にマウスカーソルを合わせると、独自のメニューを表示させたりするような動きを付けられます。

Javaとは違うの?

JavaScriptと名称の似た言語に『Java』があります。いずれも大きな括りではプログラミング言語ですが、両者は全く違った役割や性質を持っています。前述のようにJavaScriptはNetscapeが開発した言語です。他方、JavaはSun Microsystemsが1995年にリリースした言語です(Sun Microsystemsは2010年にOracleに吸収合併され、Javaの版権も移行しています)

主にWebページに動きを付ける言語であるJavaScriptに対して、Javaは基幹システムやWebアプリケーション、組み込みシステムなどの開発に使われています。OSに依存せずに開発できるので、汎用性が高く多方面で活用されている言語です。

JavaScriptが開発された当初は『LiveScript』という名称だったので、特に両者が混同される事態にはなっていませんでした。しかし、当時、NetscapeとSun Microsystemsが業務提携を結んでいたことや、JavaScriptがJavaを補完する目的で開発されたこと、汎用的なプログラミング言語として人気のあったJavaの勢いに乗ることなどを狙って『JavaScript』という名称に変更されたと言われています。

JavaScriptの代表的な特徴

プログラミング画面とメモ

(出典) pexels.com

JavaScriptの概要を押さえたところで、次に言語としての特徴も知っておきましょう。JavaScriptは他の言語に比べて決して汎用的な言語ではありませんが、特定の領域において、効率的かつスピーディーに機能を実装できるようになっています。

HTMLやCSSを制御できる

JavaScriptはWebページに動きを付けるために、HTMLやCSSのコードを変更・制御できるのが特徴です。プログラムによってHTMLやCSSのコードの内容を変更することで、Webページのテキストや画像の入れ替え、ポップアップの表示などを実現できます。

従来、Webページに動きの要素を加える役割は、Adobe社が開発したFlashが担っていました。しかし、FlashはSEOに有効なテキストが記述されず、さらにスマートフォンやタブレット端末ではサポートされないため、徐々に使用されなくなってきたのです。

それに代わるように、JavaScriptが『jQuery』などのフレームワークの使用によって、簡単にWebページに動きを付けられるようになりました。さらに、HTML5やCSS3の登場により、HTMLでWebページの動きが表現可能になったこともあり、HTMLを制御できるJavaScriptが、動きのあるWebサイトの制作に欠かせない存在になったのです。

非同期処理が可能

非同期処理(非同期通信)が可能になるのも、JavaScriptの大きな特徴です。非同期処理とはWebページを切り替えることなく一部の情報を更新することで、データベースから必要な情報を参照する際、Webページを読み込ませずに済むようになります。

PHPをはじめとしたサーバーサイド言語のみでWebシステムを構築した場合、データベースの情報を参照しようとすると、その都度Webページの読み込みが必要になります。結果的に、Webサイトの動作が遅くなってしまうわけです。

一方、JavaScriptを活用すれば、読み込みなしでデータベースへのアクセスが可能になるので、Webサイトの動作が軽快になりユーザビリティも向上します。

サーバーサイドの開発にも対応している

JavaScriptはクライアントサイドの言語であるものの、サーバーサイドの開発にも対応できます。クライアントサイドの言語とは、アプリケーションの実行場所がクライアント(ユーザー)側にある言語です。

つまり、ユーザーのパソコンやスマートフォンのブラウザに、任意のプログラムを実行させるための言語です。一方、サーバーサイドの言語はその名の通り、サーバー側にプログラムを実行させるための言語で、PHPやRubyなどが該当します。

JavaScriptは本来、クライアントサイドの言語ですが、『Node.js』というソフトウェアを使えば、サーバー側の処理も一部JavaScriptで対応できるようになります。

開発を効率化できるフレームワークが豊富

JavaScriptには『jQuery』や『Node.jp』、あるいは『React』といった、ライブラリやフレームワークが豊富にあるのも特徴です。ライブラリとは汎用性の高い関数やコードをまとめたもので、特定の機能を実装させたい場合に、ライブラリを利用することで効率的にプログラムを書けるようになります。

また、フレームワークは特定の機能やコードをそろえたひな形のようなもので、これを活用すればゼロから機能を用意する必要がなくなり、開発効率を大幅に向上させられます。JavaScriptは他の言語に比べて、開発効率をアップさせるための仕組みが多く用意されているので、初心者でも高度な機能を実装できるのが特徴です。

JavaScriptが利用される領域

プログラミングをしているPCとwebサイトを表示しているPC

(出典) pexels.com

JavaScriptはWebサイトの制作に欠かせない言語として知られていますが、Web制作に関わる人でなければ、どのような役割を果たしているか知らない人も多いでしょう。具体的に何が実現できるのでしょうか?

Webサイトに動的な要素を付加

Webページの画像を拡大表示したり、アニメーション要素を追加したりするなど、JavaScriptはWebサイトにさまざまな動きを付けられます。ページ内のコンテンツを入れ替えたり、ランキングを表示させたりすることも可能です。JavaScriptで動きのあるWebページにしておけば、ユーザビリティが向上するので訪問者からの評価が上がり、滞在率の向上も見込めるでしょう。

ユーザーの操作に応じた処理の実行

ページ内でのマウス移動やマウスオーバーなど、ユーザーの操作に応じて任意の処理を実行できます。

例えば、ボタンをクリックするとデータベースから特定の情報を引き出し、ページ内に表示させるプログラムをJavaScriptで組むことができます。訪問者がフォームに入力したメールアドレスが、新規に登録されようとしているものか、すでに登録済みのものかを検知するといった処理が可能です。

Web・スマホアプリの開発

近年は、JavaScriptでWebアプリや、スマホアプリの開発も可能です。アプリ開発のためのプラットフォームも整備されており、iOSとAndroidの両方のアプリを効率的に開発できる環境が整っています。

スマホアプリを大きく分けると、従来のWeb制作の技術で開発される『ハイブリッドアプリ』と、特定のOS上で動作する『ネイティブアプリ』の2種類に分けられますが、JavaScriptはどちらのアプリも開発できます。Web制作のためにJavaScriptを習得した人の中には、今後アプリの制作に軸足を移す人も増えてくるでしょう。

JavaScriptの将来性は?

プログラミング画面

(出典) pexels.com

JavaScriptは開発されてから優に20年以上の歴史を持っていますが、さまざまな分野で積極的に使われている人気の言語です。プログラミング言語としての将来性はどうでしょうか?

今後も高い需要が見込める

JavaScriptはWebサイトに動きを付けるための言語として、すでに欠かせない存在になっているため、今後も安定した需要が見込めます。

また、JavaScriptの地位を脅かすほどの代替言語も登場しておらず、JavaScriptのコードをさらに効率的に記述するためのライブラリや、フレームワークが登場し続けている状況です。特にWeb制作の分野では、HTMLやCSSと並んで、外すことのできない重要な言語として、多くの人に利用され続けるでしょう。

求人数も安定している

JavaScriptを使用する求人数も安定しており、フリーランスの案件も多くあります。これまでWeb制作の現場にいた人の中にも、本格的にJavaScriptを習得して転職をする人も珍しくありません。

例えば、レバテックキャリアの2022年5月25日のデータによると、全国各地で募集しているJavaScriptの案件は3,420件あります。さまざまな勤務形態での募集があり、フリーランスの案件も少なくないようです。

また、同日のdodaの求人募集も3,000件以上あり、JavaScript関連の求人数がかなり多いことが分かります。Web制作やアプリの開発に欠かせない言語として、今後も安定した求人数が望めるでしょう。

※参考1:JavaScriptの求人/転職/採用情報 | ITエンジニア求人ならレバテックキャリア

※参考2:転職・求人情報- doda

JavaScriptのおすすめの学習法

タイピングしている手元

(出典) photo-ac.com

最後に、JavaScriptを効率的に学ぶためのポイントを簡単に解説しておきます。無計画に学ぼうとするのではなく、どうすれば習得を早められるか考えることが大事です。

HTMLやCSSの延長線で学ぶ

JavaScriptは主にWebサイトに動きを付けるための言語なので、プログラミング言語自体を初めて学ぶ場合は、Web制作のベースとなるHTMLやCSSの延長線で学ぶと効果的です。

これらの基礎を学んでから本格的にJavaScriptを学ぶことで、プログラムがWebページ上でどのように動くのか、確認しながら学習を進められます。実際の動きとプログラムを視覚的に結び付けながら学べるので、効率的に構文や文法を習得できるはずです。

学習用のツールや動画を活用する

JavaScriptに限らず、プログラミング言語は多くの専門書が出ているので、まずは書籍で学ぶ人が多いようです。書籍でスムーズに習得できれば問題ありませんが、近年は初心者向けの学習ツールが充実しており、さらに無料で学べる動画コンテンツも多くあるので、積極的に活用しましょう。

また、JavaScriptのコミュニティーも充実しているので、不明点があればコミュニティー内で質問すれば、経験豊富なプログラマーから返答をもらえます。プログラミング言語の学び方は人それぞれですが、無料で役立つサービスも利用しながら、自分に合った学習法で習得を目指しましょう。

構成/編集部


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