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「労働と投資のリスクは表裏一体。明日働けなくなるかもしれないと考える」里崎智也さんのリスク管理投資術

2022.06.28

「現役時代から貯金はしていても資産運用なんて考えてもいなかった」と語る里崎智也さんは、コロナショックの直前から株式投資を始め、連戦・連勝を記録した。投資で成功を収めた秘密は、野球選手時代に培った、リスクの内容を把握し、それをマネジメントする力だった。

里崎智也 × リスク管理投資

労働と投資のリスクは表裏一体。明日働けなくなるかもしれないと考えてみる

里崎智也

PROFILE
1976年生まれ、徳島県出身。1998年、千葉ロッテマリーンズ入団。2006年のWBCでは日本代表に選出。2014年に現役引退した。2019年、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』開設。『非常識のすすめ』(角川書店)ほか著書多数。

超堅実派野球選手だった僕が株式投資を始めた理由

 株式投資を始めたのは2018年12月です。最初に買ったのが、ソフトバンクグループの国内通信子会社「ソフトバンク」の上場する前の公募株。直接的な理由は、身も蓋もないですが、証券会社の営業マンに勧められたからです。

 それまでの僕は、資産運用とは無縁で、貯金だけ。プロ野球選手になってから、毎月、給料から10万円を貯金に回していました。プロとして成功するかどうかわからなかったし、ケガをして選手生命が断たれる可能性もあります。入団後、5年以内に引退する選手は全体の8割にのぼるというデータもあるくらいです。

 5年で引退することになっても、毎月10万円貯金を続ければ600万円になる。そのお金があれば、大学に再入学して勉強し直したり、手に職を付けたりと人生をやり直せると考えていました。

 正直、そんなプロ野球選手は僕だけだと思います。現役時代も今も、ほかに聞いたことはありませんから(笑)。

 現役時代は、投資には全く興味はありませんでした。選手としていい成績を残せれば給料は上がるので、それに集中しようと。しかし、引退後、いろいろな仕事をしていくうちに、少しずつ考え方が変わっていったんです。

 毎日、何の疑問も持たずに働いているけれど、交通事故に遭ったり、突然病気にかかったりするリスクというのは、誰にでも存在する。そうなったら、次の日からは働けなくなる。つまり、日常生活には一定のリスクが存在することになります。

 投資にも損をするリスクはあるけど、投資をしておけば、自分が働けなくなった時に、お金に働いてもらうことができる。これから年を取っていくうちに、働けなくなるリスクがだんだん大きくなってくる一方、投資は時間をかけるほどリスクが少なくなるといわれている。それならば、投資をしておくほうがいいのではないか──そんなふうに考えるようになったんですね。どこかのタイミングで、勉強を兼ねて投資をしたいと思っていた時に、営業マンからすすめられた、というわけです。

専門家の意見を聞いて納得した上で行動する

 営業マンから勧められて買ったというと、「言いなり」のように聞こえるかもしれないけれど、僕は、疑問点は全部質問をして、納得した上で決めました。

 最初に購入したソフトバンク株の配当金は、当時1株当たり20円。多少株価が下がっても、しばらく持っていれば配当金で穴埋めできるだろうと、素人なりに考えました。携帯電話会社として経営は安定しているし、配当金が急に減る可能性も低いはず。そうしたら、案の定というべきか、上場直後は株価が下がったものの、半年で持ち直し、配当金が2回入ったので最終的にはプラスに。下がった時は、どうなるかと思ったけど(笑)。

 10万円貯金を元手に投資したことも正解でした。お陰様で16年間プロを続けることができ、引退時には2000万円ほど貯まりました。引退後も続けていたので、完全な余剰資金だったんです。含み損が出ても耐えられた理由でしょう。

 その後も、証券会社の担当者から情報を仕入れて、相談しながら投資をしました。よく、金融機関の話は聞かないほうがいいといわれますが、僕はそう思いません。素人が専門家の意見を聞くのは当たり前。わからないことや、不思議なところは徹底的に聞いて、納得できれば自己責任で投資する。

 僕には、人のアドバイスで助けられた成功体験があるんですよ。バッティングを買われてマリーンズに入団したものの、打撃成績が一向に上がらなかったんです。一軍にはいたものの、4年目の打率は0割4分3厘と散々な成績。

 5年目のシーズンに、先輩から、「投手が投げてこない球を待っていても一生打てない、ちょっと頭を使って、くる球を考えたら打率が1割上がる」と言われて、配球を読むことの重要性を教えられました。それまでの僕は、来た球を全部打とうとしていたんです。

 アマチュア時代はそれでも通用してましたが、プロでは全然通用しない。そこで、相手バッテリーの配球を読んで、自分が打つべき球を絞っていったら、その年の打率は3割1分に急上昇し、1割どころか、2割5分も成績が上がってしまった。

 細かく配球を読むという作業は、すべての打者がやっているわけではありません。球を読んで打席に立った場合、甘い球を見逃すケースもあります。これが、配球を読むことのリスクなんです。でも、そのリスクを引き受けるからこそ、狙い球を打つことができる。野球でも、リスクとリターンは表裏一体といえます。僕の投資には、そうした野球選手としての経験が生きているのかもしれません。

里崎智也

現役1年目から毎月10万円を貯蓄
株式投資の原資は、プロになったときから始めた貯金。毎月の給料から10万円ずつ積み立てていた。「引退時には2000万円くらいになっていましたが、今現在も続けています」

これまでの株投資遍歴を振り返る

アルファベット

アルファベット(2020年末)

米大統領選挙後、下落していたアルファベットに値頃感が出ていたので購入。自分でYouTubeチャンネルを運営し身近に感じていたことも投資を決めた要因に。その後、大きく反転上昇し利益確定へ。

アマゾン

アマゾン(2019年末)

コロナのパンデミックが起きる前に購入。コロナショックで一時的に下落したものの、コロナ禍で世界的に通販市場が拡大し、爆騰。2020年11月の米大統領選挙が終了した時点で利益確定へ。

ソフトバンク

ソフトバンク(2018年末)

証券会社の営業マンから勧められた、携帯電話会社ソフトバンクの上場前の公募株に投資。公開価格1500円が上場後に1200円台まで下落。公開価格近くまで戻ったところで売却。配当金が利益に。

【里崎智也の2022年下半期資産運用プラン】
知らないことは素直にプロの話を聞くことも必要。今後もその姿勢は変わらない。投資の損さえも人生の勉強としてプラスになる。

取材・文/松岡賢治

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文/DIME編集部


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