小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

スマホを契約する時によく聞く「eSIM」とは何のこと?

2022.06.02

eSIMは端末本体に内蔵されたSIMです。物理SIMと違い、開通に必要な手続き・設定は全てオンライン上で済みます。開通までが早く、条件がそろえば契約したその日から使用が可能です。eSIMの概要やメリットから通信開始の方法まで紹介します。

eSIMって何?

スマホで通話やWi-Fiがない環境でのメールチェック・ブラウジングをするために必須なのが、通信会社との契約情報が書き込まれたSIMカードです。

近年は『eSIM』なるものも登場していますが、SIMカードとはどのような違いがあるのでしょうか?eSIMの特徴について詳しく見ていきましょう。

端末に埋め込まれているSIM

eSIM(Embedded SIM)とは、端末本体に内蔵されたSIMです。『Embedded(埋め込まれた・はめ込まれた)』という言葉からも分かるように、端末とSIMが一体化しています。

これまで新しいスマホを使うときは、SIMカードを挿し替えて必要な情報を移していました。これに対しeSIMは本体一体型のため、抜き差しする手間がないのがメリットです。

eSIMはSIMの規格としては最新で、すでにほかの国々では広く普及しています。現在日本でも導入が急がれており、今後eSIMが活用される場面はますます増えていくと考えられます。

オンラインで通信会社との契約が完結

eSIMはオンライン上で後から情報を書き込めるため、実店舗に足を運んだりSIMカードが届くのをじっと待ったりする必要がありません。

本人確認は『eKYC』というオンラインで本人確認できる技術を使うので、簡単に終わります。通信会社によりますが、手元にeSIM対応の端末があれば、申し込みから5分程度で契約が完了することもあるでしょう。

一方、通常のSIMカードには外部からの書き込みができません。スマホに挿入する時点で通信会社との契約を済ませ、契約情報をSIMカードに書き込んでおいてもらう必要があります。

大手キャリアなら店舗に出向けば済みますが、格安通信会社では住んでいる地域に実店舗がないということも多く、手元に端末があっても契約情報が書き込まれたSIMカードの郵送を待つこともありえます。

契約を申し込んでも、実際に使えるようになるまでには数日から1週間以上かかることも少なくありません。格安通信会社と契約してすぐに開通させたい場合、eSIMのメリットは大きいといえるでしょう。

よく海外に行く人にも便利

国内の通信会社と契約しているスマホだと、プランによっては海外ではそのまま使えないことも少なくありません、現地で使えるプリペイドSIMを購入するという人も多いのではないでしょうか?

しかし、海外でeSIM対応のスマホを使えば、物理的なSIMカードは必要ありません。現地でスマホを使いたい場合は、現地対応の通信プランに書き換えるだけでOKです。

帰国後はeSIMの情報を元に戻せば、これまでと全く同じ設定・状態で使えます。

わざわざSIMカードを入れ替える手間や紛失のリスクがなく、海外でのスマホ利用がより手軽になるでしょう。

複数の回線を使い分けしたいときに便利

(出典) photo-ac.com

スマホとSIMカード

「eSIMなら回線の使い分けができる」といわれても、ピンと来ない人も多いでしょう。SIMカードにはない、eSIMならではの便利な使い方を紹介します。

SIMカードとeSIMを使う

『デュアルSIM』は、二つのSIMを1台の端末に入れられる機能です。iPhoneやXperiaの比較的新しいモデルには、標準機能として備わっています。

スマホがeSIMに対応していてデュアルSIM機能を備えていれば、追加でSIMカードを追加で挿入して2回線持つという使い方も可能です。

デュアルSIM機能があるスマホに二つのSIMを入れることで、同一端末に二つの携帯番号をひも付けたり、異なる通信会社のプランを適用したりできます。

『プライベートと仕事で電話番号を分けたい』『データプランと通話プランの通信会社を分けたい』といったケースでは大きなメリットとなるでしょう。

ただしデュアルSIMにも種類があって、端末がどれに対応しているかで使い勝手が異なります。

  • DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ):片方のSIMのみ有効にできる。手動での切り替えが必要
  • DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ):一つが4G、もう片方は3Gで二つとも有効にできる。もう片方のSIMで電話の着信は受けられるが通信はできない
  • DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE):DSDSと同じ。両方が4Gに対応
  • DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ):どちらも4Gで有効にできる。通信中にもう一つで着信を受けたり、通話中に片方のSIMで通信したりできる

2回線を便利に使い倒したい人は、デュアルSIMの種類にも注目しましょう。

eSIMに複数書き込み、状況に合わせて切り替える

物理SIM・eSIMに分けなくても、eSIMのみで携帯電話情報(プロファイル)の複数保存が可能です。複数の通信会社と契約している場合は、スマホの設定を切り替えるだけで、そのときに必要な回線を選択できます。

通常の物理SIMの場合、同一端末でのプロファイル変更は面倒です。端末に内蔵されたトレイからSIMカードを出して、別のSIMカードを入れるといった煩わしさがないのはeSIMならではのメリットといえるでしょう。

ただし、同じ端末で同時に二つ以上のeSIMを使うことはできません。電話・データ通信を別の通信会社でしたい場合は、物理SIM・eSIMが必要です。

eSIMの利用に必要なもの

スマートフォンの端末挿入部

(出典) photo-ac.com

eSIMを使用するためには、eSIMプランに加入したり対応端末を用意したりといった準備が必要です。まず何をすべきか、具体的に見ていきましょう。

eSIM対応プランの契約

eSIMを利用するには、物理SIMをeSIMにするための契約を行わなければなりません。

大手3大キャリアdocomo・au・SoftBankは、いずれもeSIMに対応しています。eSIMの申し込み手続きはオンライン上で行えるため、手順に沿って進めていきましょう。

ahamo・povo・LINEMO・ワイモバイル・IIJmio・BIC SIM・楽天モバイル・UQモバイルなども、eSIMに対応しています。

ただし、契約しようと思ったタイミングによっては、サイトがメンテナンス中の場合もあります。公式の情報は小まめにチェックし、情報の更新を見逃さないことが大切です。

なお、オンラインでeSIMへの変更を手続きする場合は、事前準備が必要です。詳細を確認し、必要なものをそろえておきましょう。

どの会社を選んでも、まずはeSIM対応端末が不可欠であり、eSIMを書き込む端末とは別に通信会社から送られる認証コードを表示させるためのパソコンやタブレット、スマホを別に用意する必要もあります。

eSIM対応の端末

現在のところ、eSIM対応機種と非対応機種では、非対応機種が圧倒的に多くなっています。古い機種でeSIMに対応しているものはほぼなく、2020年より新しい機種を探した方がよいでしょう。

人によっては、eSIMにしたくても欲しいモデルがないことがあるかもしれません。

また、ある通信会社ではeSIMに対応している機種が、別の通信会社では対応していないというケースも見られます。

「この機種なら大丈夫だろう」と安易に考えず、必ず通信会社の公式サイトで正しい情報を確認しましょう。

機種変更するときは?

同じ通信会社でeSIM機種に変更する場合は、新たにeSIMを発行し、通信会社が定める手続きを行う必要があります。必要な手続きはオンラインで行えるため、手続きページの指示に従って進めましょう。

料金については『無料』とするところがほとんどで、eSIMへの変更によるコスト面の負担は基本的にありません。

ただし、店舗に行くと事務手数料が発生する点に要注意です。「発行の仕方が分からない」「間違って削除してしまった」などで店舗に足を運ぶときは、費用がかかることは理解しておきましょう。

通信開始の方法はさまざま

QRコードを表示したパソコン

(出典) photo-ac.com

eSIMに切り替える方法として、『QRコードを読み取る』『アプリを使う』の2通りがあります。新規契約でeSIMを始める場合は、プロファイルをダウンロードするだけでよいでしょう。

eSIMを使って通信を始める方法を、パターン別に紹介します。

QRコードからプロファイルをダウンロード

eSIMを有効にするためには、スマホに『eSIMプロファイル』をインストールしなければなりません。これによってeSIMが有効になり、通信会社のモバイルネットワークにアクセスできるようになります。

eSIMプロファイルのダウンロード方法としては、ほかのデバイスに提示した『QRコード』を読み取らせるのが一般的です。スマホにQRコードを読み取らせて手続きすると、eSIM回線が自動で追加されます。

万が一スマホがQRコードを読み取れない場合は、通信事業者から提供されたアクティベーションコードや必要な情報などを直接入力すれば大丈夫です。

アプリから設定

通信会社によっては、eSIM設定用のアプリを提供しているところもあります。例えば、au・ワイモバイル・LINEMO・楽天モバイルなどを使っている人は、アプリでのeSIM設定が可能です。

アプリを使えば、eSIMプロファイルのダウンロードや詳細な通信設定が簡単に終わります。QRコードを出したり読み取ったりといった手間がなく、開通にかかる時間もわずかです。

eSIMが有効になっているかどうかもアプリから確認できるため、必要な全ての工程がアプリ内で完了します。

契約と同時に端末を買った場合は?

新規でiPhoneを購入した場合は、端末の初期設定でeSIMの設定も済ませられます。

iPhoneの初期設定を進めていくと『モバイル通信プラン』を設定する画面が出てきます。このときモバイル回線の指定を行えば、自動でeSIMプロファイルのダウンロードが始まるでしょう。

設定が終わってもeSIMが使えないときは、まず再起動を行うのが鉄則です。それでも状態が変わらないなら、『eSIMプロファイルがダウンロードされていない』『eSIMを選択していない』などの原因が考えられます。

再度設定を開き、eSIMの設定が正しいかどうかを確認しましょう。

なお、Android OSのスマホを購入した場合は、QRコードでのダウンロードが必要です。

構成/編集部

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年6月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDテープライト250」! 特集は「超快適ウエアラブル」「最新EV図鑑」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。