4種類の絞りディスクによりボケの形状やソフト効果の調整が可能
ケンコー・トキナーは、米Lensbaby製のソフトフォーカスレンズ「Lensbaby Soft Focus II 50」と光学ユニット「Lensbaby Soft Focus II 50 オプティック」の販売を開始した。価格はいずれもオープン。
「Soft Focus II 50 オプティック」はコンポーザープロIIに対応する50mmソフトフォーカスレンズの光学ユニットのみの製品で、「Soft Focus II 50」は「Soft Focus II 50 オプティック」とFIXED BODYをセットした製品。
レンズ側の絞りリング(F2.5~22)に加え、4種類の絞りディスクによりボケの形状やソフト効果の調整が可能な点が特徴で、コンポーザープロIIのほか、Lensbabyのオプティックスワップシステムに対応し、光学系の交換が可能だ。
主な仕様は、焦点距離が50mm。明るさがf/2.5~f22+絞りディスクによる調整。最短撮影距離が38cm。画角はフルサイズが45度、APS-C(1.5倍)が31度。レンズ構成は1群2枚。
「Soft Focus II 50 オプティック」の実勢価格は25,800円前後。単体ではカメラに取り付けできないので、別途、コンポーザープロIIなどの鏡筒が必要となる。
「Soft Focus II 50」はキヤノンEF用、ニコンF用、ソニーE用の3タイプを用意し、実勢価格は各39,800円前後。前モデルの「Soft Focus」では通常の絞り調節も絞りディスクによるもので、レンズ前面からディスクを入れ替えて行なっていたが、本製品では内蔵の絞りユニットにより、絞りリングの回転のみで光量やボケ量の調整が可能になった。
関連情報
https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/lensbaby/
構成/立原尚子