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実践するだけで相手の気分がアップ!伝えるだけではなく、しっかりと相手に伝わる対話術

2022.05.22

単に伝えるだけでなくしっかり相手に伝わる対話術

〝活躍社員〟の多くは周囲を巻き込む能力が高い

 会社で同僚を巻き込んで成果を残しながら、社外でも人脈を広げてスキルアップしていくには、説明する能力ではなく、人を魅了するコミュニケーション力が必要になります。そこで重要なのは、自分の伝えたいことが相手にしっかり伝わることです。相手の状況を理解するとともに属性も考慮して「どうすれば伝わるのか」「どうすれば人を動かせるのか」ということを考えて、適切なコミュニケーションを取る必要があります。

 各社で人事評価が高い、いわゆる〝活躍社員〟は謙虚な人がほとんどで、過去の実績をひけらかすことはありません。未来に向けた思いを抱き、相手のベネフィットを考えながら、じっくりと対話を重ねて仕事を進めることが多いです。

 そんな、高い〝巻き込み力〟でチームの目標を達成する活躍社員たちの対話術についてAIで導き出し、再現するための実験を行ないました。この実験で成果が出た、2つの対話術を紹介しましょう。

視覚的情報ではなく能力を褒めよう

 成果を出し続ける活躍社員は多くの人を巻き込むために、強引に言うことを聞かせようとするのではなく、相手を心地よくしながら〝Win-Winの関係〟を築こうとします。特に、相手が〝聞く姿勢〟を持ってもらえるように実践しているのが、褒めることです。「ありがとう」と発する頻度は、一般社員に比べて8倍以上でした。

 褒め言葉に関連するアンケート調査によれば、相手との関係性が深いと素直に受け止められる一方、関係を構築できていない相手には警戒心を抱き、多少疑ってしまうという結果が出ました。例えば警戒心を持たれていると「シャツはステキだね」の「は」に注目されてしまって「シャツ以外はステキではないのかも」と思われてしまいかねません。「やせてスマートになったね」と言われた場合「太っていると思われていたんだな」と、うがった見方をする人もいます。

 そんなことに配慮し、活躍社員は相手の反応を見て行動を修正します。褒めた後に相手の表情が曇ったら、視覚的情報よりも能力や感性を褒めるようにするのです。

 例えば「今着ているステキなシャツを選ぶセンスがステキ」という具合に「シャツのデザイン」を褒めるのではなく、シャツを選ぶ「あなたのセンス」を褒めると、うがった見方をされずに済むでしょう。「スマートになるまでダイエットを続けられるのがすごい」という具合に、体型ではなく努力を褒めれば、相手の能力を承認したことになります。

 所有物や外見ではなく、センスや能力を褒めることで相手を快く感じさせ、話を聞いてもらえる準備を整えるようにしてください。

〝倒置法〟を使った褒め方も効果的

 倒置法を利用することも活躍社員に見られる褒め方の特徴です。倒置法とは、あえて通常とは異なる順序で表現することで、印象を強める技法です。倒置された語句を強調し、感情的に伝える効果もあります。例えば「そのシャツを選ぶセンスがステキだね」を「ステキだね。そのシャツを選ぶセンスが」と言い換えたほうが、相手に印象を残しやすく、ポジティブな気分にさせることができます。

 外見ではなく能力や感性などの内面を褒める。そして、たまに倒置法を使ってポジティブワードを強調する。このような点をふまえて相手を褒めるようにしましょう。

コミュニケーションの際には相手に話をさせるのが7割

 私がかつて所属していたような日本企業において、社内で高い評価を得る人は話し上手が多かったです。様々な会話の引き出しを持ち、プレゼンテーションも秀逸でした。しかし、最近の活躍社員は少し異なり、話し上手というよりは、聞き上手が増えています。「話すことは苦手」と答える活躍社員が43%もいました。その多くに共通して見られるのは、相手に話をさせる努力をしていることです。

 例えば一対一で対話する際、活躍社員の多くは聞き役に徹し、相手に7割以上話をさせるよう、巧みにコントロールしています。対話に関連するアンケート調査を行なったところ、話す時間が多いほど、満足度は高くなるという相関関係も見られました。

 視覚的情報よりも能力を褒めるとともに、話をたくさん聞くようにして、自分の考えがしっかりと伝わるようにしてください。

単に伝えるだけでなくしっかり相手に伝わる対話術

対話中、沈黙が続いたり、相手が下を向いて何も話さなかったりする際には、つい自分がたくさん話をしてしまいがち。そんな時にも、あくまで聞き役に徹し、質問を投げかけることで「話をさせる」ように。そうすれば相手のテンションも上げられるはず。

越川慎司/全員がリモートワーク・複業・週休3日を実践するクロスリバー社の代表取締役。1000名以上がリモートワークをしているキャスター社の執行役員。自著17冊・累計62万部。『最速で結果を出す資料の作り方』(DIMEデジタル新書)が好評発売中。

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