LAOWA 6mm T2.1 Zero-D MFT Cine
サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology (Venus Optics)社のカメラレンズブランド「LAOWA」より、シネレンズ5機種を発売した。
「LAOWA 6mm T2.1 Zero-D MFT Cine」、「LAOWA 7.5mm T2.9 Zero-D S35 Cine」、「LAOWA 10mm T2.1 Zero-D MFT Cine」、「LAOWA 17mm T1.9 MFT Cine」、「LAOWA 50mm T2.9 Macro APO MFT Cine」をラインナップし、価格はいずれもオープン。
121.9度という極めて広い画角を実現〜「LAOWA 6mm T2.1 Zero-D MFT Cine」
121.9度という極めて広い画角を実現したMFT用非魚眼レンズ。超広角レンズながら、歪みが極めて少ないZero-D仕様で、180gの小型・軽量設計のためドローンへの搭載にも最適。また、9cmという極めて短い最短撮影距離を実現している。
主な仕様は、焦点距離が6mm、T値範囲がT2.1-16、対応フォーマットがマイクロフォーサーズ、画角が121.9度、イメージサークルが21.6mm、レンズ構成が3群13枚、絞り羽根枚数が7枚、最短撮影距離が9cm、最大撮影倍率が0.18倍、フィルター径がφ58mm。寸法はφ61×53mm、質量は約180g(フロントキャップ、リアキャップ含まず)。対応マウントはマイクロフォーサーズ。
実勢価格は125,000円前後。
Zero-D仕様のスーパー35用非魚眼レンズ〜「LAOWA 7.5mm T2.9 Zero-D S35 Cine」
123度という広い画角を実現しながら歪曲を抑えたZero-D仕様のスーパー35用非魚眼レンズ。EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚を採用したレンズ構成で色収差を最小限に抑制する。
主な仕様は、焦点距離が7.5mm、T値範囲がT2.9-22、対応フォーマットがスーパー35、画角が123度、イメージサークルが29mm、レンズ構成が10群16枚、絞り羽根枚数が7枚、最短撮影距離が25cm、最大撮影倍率が0.05倍、フィルター径がφ77mm。サイズはφ80×80.7mm、質量は約610g(フロントキャップ、リアキャップ含まず)。対応マウントはSony E、Canon RF、Nikon Z、Fuji X。
実勢価格は125,000円前後。
ドローンへの搭載に最適〜「LAOWA 10mm T2.1 Zero-D MFT Cine」
画角96度の超広角レンズ。歪みが極めて少ないZero-D仕様で、小型・軽量設計のためドローンへの搭載にも適している。
主な仕様は、焦点距離が10mm、T値範囲がT2.1-22、対応フォーマットがマイクロフォーサーズ、画角が96度、イメージサークルが21.6mm、レンズ構成が7群11枚、絞り羽根枚数が5枚、最短撮影距離が12cm、最大撮影倍率が0.15倍、フィルター径がφ49mm。サイズはφ56×47mm、質量は約150g(フロントキャップ、リアキャップ含まず)。対応マウントはマイクロフォーサーズ。
実勢価格は97,000円前後。
暗い場所での撮影に威力を発揮〜「LAOWA 17mm T1.9 MFT Cine」
T1.9という明るいT値で、暗い場所での撮影に威力を発揮するレンズ。5cmという極めて短い最短撮影距離で、小型・軽量設計のためドローンへの搭載にも最適。
主な仕様は、焦点距離が17mm、T値範囲がT1.9-22、対応フォーマットがマイクロフォーサーズ、画角が65度、イメージサークルが21.6mm、レンズ構成が7群9枚、絞り羽根枚数が7枚、最短撮影距離が15cm、最大撮影倍率が0.2倍、フィルター径がφ49mm。サイズはφ56×53mm、質量は約175g(フロントキャップ、リアキャップ含まず)。対応マウントはマイクロフォーサーズ。
実勢価格は70,000円前後。
最大2倍まで被写体を異なる倍率で撮影可能〜「LAOWA 50mm T2.9 Macro APO MFT Cine」
最大倍率の2倍まで被写体を異なる倍率で撮影可能な中望遠レンズ。ポートレート撮影にも適している。
主な仕様は、焦点距離が50mm、T値範囲がT2.9-22、対応フォーマットがマイクロフォーサーズ、画角が24度、イメージサークルが21.6mm、レンズ構成が10群14枚、絞り羽根枚数が7枚、最短撮影距離が13.5cm、最大撮影倍率が2倍、フィルター径がφ49mm。サイズはφ58×83mm、質量は約289g(フロントキャップ、リアキャップ含む)。対応マウントはマイクロフォーサーズ。
実勢価格は97,000円前後。
構成/立原尚子