VANLINKSは、「NANLITE PavoTube」シリーズから軽くて持ち運びしやすいRGBチューブ型ライトNANLITE『PavoTube T8-7X』をNANLITE JAPAN公式サイトおよび、家電量販店、主要カメラ専門店をはじめとしたNANLITE正規販売店で発売開始した。価格は『PavoTube T8-7X 1kit』が1万6500円 (税込み)、『PavoTube T8-7X 4kit』が5万600円 (税込み)。
CRI:96、TLCI:97の優れた演色性に加え、HSIモードでは最大3万6000色の調色を実現
『NANLITE PavoTube』シリーズは、映像業界などで画期的なチューブ型LEDライトとして一躍有名になり、『PavoTube II 15X/30X』で新たに搭載されたピクセルコントロールは、クリエイターの可能性を広げた機能として多くの作品に使用されている。
しかし見せるライトとしてチューブ型ライトを使用する場合、1本で使用するというより複数本で演出をすることが多かったという。そのため複数本を購入するには予算が足りないという声も現場から上がっており、そんなクリエイターのために開発されたのが『PavoTube T8-7X』だ。
全長1m重量0.28kgの超軽量なRGBチューブ型ライトで、前作『PavoTube 30C/II 30X』に比べて約1kgも軽量化されて持ち運びがより簡単になった。
CRI:96、TLCI:97の優れた演色性を誇り、HSIモードでは最大3万6000色の調色を実現。専用スマートフォンアプリ『NANLINK』で簡単に色を選択・変更もできる。
内蔵バッテリーで稼働が可能で、USB type-Cケーブルで充電できるのでモバイルバッテリーを使用すればロケ撮影でも利用が可能だ(内蔵バッテリーでの稼働時、100パーセントの出力で1時間、20パーセントの出力で3.5時間稼働可能)。
16ピクセルを自由にコントロールすることができるピクセルコントロール機能を搭載。レインボー、マルチカラー、ドライビングなど10種類のピクセルエフェクトも搭載されており、いずれも専用アプリ『NANLINK』から操作できる。
調色やエフェクトを自由に設定してプリセットとして登録することも可能で、複数灯を同時に接続してグループ毎にピクセルをコントロールできる機能はクリエイターの表現の幅を広げてくれるはずだ。
『PavoTube T8-7X』は従来シリーズに比較すると低出力だが、プラティカル・ライティングをするには十分な光量。フレームの中で見せるライトとして演出したい時、『PavoTube T8-7X』のスペックと価格はクリエイターの味方になるはず。今回は『1kit』と『4kit』で販売し、『4kit』は持ち運びしやすい専用バッグに入っている。
『PavoTube T8-7X』スペック
サイズ:Φ39×1002mm
本体重量:0.28kg
出力:8W
入力電圧/電流:DC 5V/2A
CRI(演色性):96
TLCI(演色性):97
CCT(色温度):2700K-7500K
制御方式]:本体操作、NANLINKアプリ、DMX/RDM
ピクセルエフェクト:10種類
https://nanlite.jp/products/pavotube-t8-7x
構成/KUMU