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専門家に聞く住宅市場の展望「好調を維持するがコスト面では課題も」

2022.05.17

旅行や外食業界を中心にコロナ禍で多くの業界がダメージを受けている一方で、低金利な住宅ローンや在宅勤務の普及などの後押しもあり住宅市場は好調な推移を辿っている。このような状況を専門家たちはどのように見ているのだろうか。

世界最大級の家づくりとインテリアデザインのプラットフォームを提供する Houzzは、Houzz に登録している日本国内の住まいの専門家を対象として「2022年版 Houzz 住宅市場調査 (日本)」を実施。2021年の振り返りと2022年の展望について回答を集計した。

国内の住まいの専門家が回答、2021年の事業の振り返りと2022年の成長戦略

今後のビジネス成長に期待

住まいの専門家の半数以上 (54%) が、2022年に売上の増加を、そして半数近く (45%) が利益の増加を見込んでおり、いずれも減少見込みの割合を上回った。

2021年の実績を見ても、売上が前年の数字を上回った割合は 45% と過去 4年間で最も大きい数字となり、上昇傾向にあることを表している。

2022年の動向について工務店が最も楽観的

2022年に売上の増加を見込んでいる割合が最も高いのは工務店 (57%) で、次いで設計施工会社 (50%)、建築家 (45%) であった。利益の増加見込みについても同様の傾向が見られる。

住宅業界全体で見ると、売上を伸ばす戦略として「マーケティングおよび営業活動の強化」を挙げた割合が 51% にのぼった。

2021年の売上は予測以上

住まいの専門家の 45% が、2021年の売上は前年に比べて増加したと回答。この割合は、過去4年間で最も高い数字となっている。

また、半数以上 (56%) が、2021年の売上実績は見込み通りまたは見込みを上回ったと回答した。業種別に見ると、工務店と設計施工会社のそれぞれ 48%、そして建築家の 31% が、2021年の売上は前年より増えたと報告している。

事業経費も増加中

約 2/5の事業者 (39%) が、2021年に事業の運営費・管理費が増加したと回答。中でも、設計施工会社が事業経費増加の影響を受けた割合が最も高く (65%)、続いて工務店 (44%)、建築家 (26%) の順であった。

その要因として「製品や資材の価格変動」が一番の理由として挙げられている (37%)。

調査概要
2022年版 Houzz 住宅市場調査 (日本)
調査主体:Houzz, Inc.
調査方法:オンライン アンケート調査
調査期間:2022年2月21日〜2022年3月9日
有効回答:本調査は、Houzz に登録している日本国内の住まいの専門家を対象に実施され、252名からの有効回答を集計したもの。これらの回答は、建築家、インテリアデザイナー、工務店、ガーデンデザイナー、設計施工会社など、専門家の業種別でもまとめられて集計されている。

関連情報:https://www.houzz.jp/ideabooks/159451441

構成/Ara


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