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卸売業・小売業に勤める社員の6割が「この10年で求められる仕事が変化した」

2022.05.16

2020年から続くコロナ禍で、人々の消費スタイルに大きく変化した。また、SDGsやエコに対する意識の高まりは、商品・サービスを選ぶ基準に多大な影響を及ぼしている。

そんな中で、卸売業・小売業に求められることはどう変わったのだろうか?

ラーニングエージェンシーはこのほど、卸売業・小売業に従事する人を対象にした「卸売業・小売業の社員に求められることの変化に関する調査」の結果を発表した。

管理職は「マネジメント」、一般社員は「チームでの協力」がますます重要に

1.この10年で卸売業・小売業社員の役割「変化した」が6割

はじめに、卸売業・小売業の管理職や一般社員に求められることが、この10年間で変わったかどうかについて尋ねた。管理職に求められることが変わったと回答した卸売業・小売業者は58.2%、一般社員に求められることが変わったと回答した人は60.5%となり、いずれも約6割が「変化した」と回答した(図1・図2)。

これ以降の設問は、卸売業・小売業で求められる管理職や一般社員の姿が10年前と比べて「変化した」と回答した人のみに尋ねた。

2.管理職のあるべき姿TOP3は「コンプラ重視」「効率的」「スキルアップ」、実態とは大きな乖離あり

卸売業・小売業で管理職に求められる役割が変わったと答えた人は、具体的にどのような点で変化を感じているのだろうか。

まず10年前に求められていた管理職像を複数回答で尋ねたところ、TOP3は「トップダウンで物事を進める(79.4%)」「部下に自分の模倣を求める(63.8%)」「前例を踏襲する(57.1%)」だった。

これに対し、現在求められている管理職像のTOP3は「コンプライアンスやモラルを重視する(84.7%)」「時間内で効率的に終わらせる(75.6%)」「個人としてのスキルアップを志向する(73.2%)」となっている。

特に、「個人としてのスキルアップを志向する」は卸売業・小売業を除く全業種(以下、『他業種』と記載)と比べると5.6pt多い結果となった。また、現在求められる管理職像で上位には入らなかったものの、他業種との差が最も大きかった項目は「決められたことを確実に遂行する(44.9%)」で、他業種よりも6.6pt多い結果となった(図3)。

現在の管理職に多い傾向では、「コンプライアンスやモラルを重視する(50.4%)」が最多を占め、「トップダウンで物事を進める(46.2%)」「企業利益を重視する(45.6%)」と続く。

また、求められている役割と実態を比較すると「自ら何をすべきかを定義し、遂行する」が最も乖離が大きく、期待よりも実態のほうが44.7pt低い割合となった。「ボトムアップで物事を進める」「前例にないことを行う」「個人としてのスキルアップを志向する」も、それぞれ44.4pt、40.9pt、40.5ptの乖離があり、期待より実態が低い結果に。

特に「ボトムアップで物事を進める」と「個人としてのスキルアップを志向する」は他業種と比較しても期待と実態の間のマイナス幅がそれぞれ4.9pt、8.9pt大きく、卸売業・小売業ならではの特徴の1つとなっている(図4)。

3.管理職に重視されるスキルは「マネジメント」が最多。市場環境の変化の影響が色濃く出る

管理職像の変化が生じた理由について3つまで選んでもらったところ、最多となったのは他業種と同じく「働き方(雇用形態や勤務時間・場所など)が多様化した」で、69.5%を占めた。

第2位、第3位も同様に「市場環境が変化・複雑化した(61.6%)」「従業員満足度や従業員の働きがいを重視する世の中になった(45.7%)」となっている。

特に、卸売業・小売業では「市場環境が変化・複雑化した」を選ぶ割合が他業種よりも多く、その差は11.0ptだった。一方で、「求められる成果がより高くなった(31.7%)」「マネジメントする人材(職種や専門分野など)が多様化した(27.2%)」は、それぞれ他業種よりも4.4pt、4.8pt低い結果となった(図5)。

卸売業・小売業における管理職像の変化は管理職に求められるスキルや知識にも表れている。10年前に比べて特に重視されるようになってきたと感じる管理職のスキルや知識の第1位は「マネジメント(68.5%)」だった。

他の選択肢より突出して選択されており、他業種と比べても9.5pt多い結果に。第2位は「コーチング(43.4%)」、第3位は「IT・デジタルに関するリテラシー(42.9%)」だった。「コーチング」は他業種よりも2.9pt多く選ばれた。また、他業種より重視されているスキル・知識として「ティーチング(21.6%、+3.9pt)」も挙げられる(図6)。

4.一般社員に期待されるのは、個人ではなくチームで協力して成果を上げること

次に、卸売業・小売業の一般社員に関して見ていく。10年前に期待されていたことのTOP3は「定型的な業務を確実に遂行する(75.8%)」「個人として成果を上げる(60.2%)」「上位層の方針や判断をこまめに確認し、行動する(51.5%)」だった。

これに対し、現在期待されている項目は「チームで協力して成果を上げる(78.8%)」が最多に。第2位・第3位は「自ら現場で判断し、行動する(62.5%)」「周囲を巻き込みリーダーシップをとる(58.7%)」となり、チームで働くことを意識した選択肢が多く選ばれた。

特に「チームで協力して成果を上げる」は、他業種より5.6pt多く選ばれている。一方、対極的な意味合いの項目である「個人として成果を上げる」は、期待される割合が10年前から22.7pt減少し、他業種と比べてもマイナス幅が11.9pt大きい結果となった(図7)。

では、実際に卸売業・小売業の一般社員が担っている役割はどうだろうか。最も多く選ばれたのは「定型的な業務を確実に遂行する」で57.6%、次が「チームで協力して成果を上げる(45.9%)」「上位層の方針や判断をこまめに確認し、行動する(45.0%)」となっている。

また、求められている役割と実態とを比較した際に大きなスコア差が見られた項目は、「周囲を巻き込みリーダーシップをとる(-35.2pt)」「非定型的な業務・プロジェクト型の業務で役割を遂行する(-34.7pt)」「チームで協力して成果を上げる(-32.9pt)」「自ら現場で判断し、行動する(-32.5pt)」の4項目だった。

逆に、現在求められる割合があまり高くないものの、実態では大きな割合を占めたのが「定型的な業務を確実に遂行する(+22.3pt)」だった(図8)。

5.一般社員の重要スキル「タイムマネジメント」「IT・デジタルリテラシー」が過半数

卸売業・小売業の一般社員にこうした役割の変化をもたらした理由は「状況の変化が速くなった」が最多で、56.0%の回答者から選ばれている。2番目に多く選ばれた「顧客やマーケットのニーズが多様化した」でも約半数の48.5%を占め、他業種より6.9pt多い結果となった(図9)。

新たに期待される役割に関して、特にどのようなスキルや知識が重視されるようになってきたかという設問では、他業種と同様に「タイムマネジメント(53.9%)」「IT・デジタルに関するリテラシー(52.0%)」「言語化する力(相手に合わせた表現で伝える力)(43.1%)」がTOP3を占めている。「マーケティング(22.8%)」は卸売業・小売業で重視されるスキルの第7位ではあるものの、他業種より9.2pt多く選ばれた(図10)。

出典元:株式会社ラーニングエージェンシー

構成/こじへい


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