今や日常生活に於ける不要品の処分・売買には欠かせない、誰もが愛おしみ親しんでいる、ゆかいなフリマーケットサービスの「メルカリ」やオークションサービスの「ヤフオク」。
出品に必須である商品撮影をする際は、いかに美麗な映像を参考画像としてwebに掲載できるかどうかが大きな鍵(≒ビッグ錠)となっております。
残念ながらここ最近、筆者が記事のサムネイル撮影用に使用していた背景用紙は、もはや使い込みすぎてボロボロのシワシワになってしまっており、オロロンオロロンでシオシオのパーな日々を過ごしております。
「背景」ガジェット全盛のこの時代、こういったシワシワが映り込みにくく、美しく美麗な商品撮影が可能になる商品は存在しないものなのでしょうか?
そこでインターネットで実際に探してみたところ、皆さまが良くご存じな光陽オリエントジャパン株式会社から発表されている、メルカリやヤフオクの出品画像に最適! 光吸収率99.9%を誇る……。
超弩級暗黒背景布「特級無反射植毛布 太黒門」を大発見致しました! ドーン!
そこでこのたび、さっそく入手して使ってみることに致しました!
「特級無反射植毛布 太黒門」を試用してみました!
超弩級暗黒背景布「特級無反射植毛布 太黒門」開梱の儀です。
※自腹記事なので「大黒門アウトレット品」を2m購入しました。お金がもうありません。
今回、布単体だけだと商品撮影がしづらいので、背景サポートスタンドも別途購入することにしました。
注文した「特級無反射植毛布 太黒門」の布の幅は90cm。それを切り売りで2m分購入したため、ちょうど横幅がマッチするようなスタンドを探しましたがなかなかありません。幅が倍くらいあるものは結構安価で売られていましたが……。あまり場所を取りたくなかったので敢えてコレにしました。
コチラのスタンドならジャストサイズでヒットエンドラ~ンです。
サクサクとスタンドを組み立てていきます。Tの字に組み上げたら布をクリップで止めて準備オッケーです。
ちなみに「特級無反射植毛布 太黒門」は遮光性がほぼ皆無なので、撮影に使う際は、裏側から光が入らないようにする必要があります。決して採光窓や照明を背にして吊るさないようにしましょう。
さて、布の触感というか手触りはとても良いです。キューティクルがしっとりサラサラのような感じがします。ボキャブラリーが貧困でスミマセン。
スタンドを組み立てて吊してみると、ほとんど背景が漆黒です。シワは、あとでちゃんと伸ばしておきましょう。
撮影対象物を置いてみました。
光の吸収性能はパイルが向いている方向(垂直方向)に特化されているので、凹凸のある場所に敷かないようにしましょう。目立つゴミやチリはキチンと払うと、だいぶキレイになりました。
ちなみにこの状態で真上から撮影するとこんな感じになりました。画像データは無加工です。スゴい!
撮影時の露出は背景に引っ張られないように撮影対象に合わせるのがポイントです。
ここだけの話、筆者のiPhoneで撮影する際は、フラッシュは焚かない方が良いようです(まあケースバイケースですが)。
露出を上げすぎたり、レンズに汚れがあってもハレーションが発生して、写りがわるくなります。色々試してみてベストな状態を掴みましょう。
ちなみに「特級無反射植毛布 太黒門」を背景として、素敵なお姉さんを撮影するとこんな感じになります。カックイー!
さて「特級無反射植毛布 太黒門」が、何故にこれまでの黒背景布と別次元の黒さを実現しているのかと言うと……。
実際原理を聞いても、正直筆者的に難しい理論はよくわからないのですが、ようするに「光学的に選定されたパイル、樹脂、織り規格の組み合わせにより、パイルが乱れなく垂直配列されている」のがその秘密なんだそうです。
グラフで見ても、ぶっちぎりの性能を誇っていますね!
ようするに、これから写真撮影用の黒背景の布を買うのであれば、「特級無反射植毛布 太黒門」を買う以外の選択肢はあまり無いとさえ言っても過言ではありません。選択肢が全くないとまでは言いません。ご予算と用途に合わせて自分でご判断してください(←テキトー)。
同社の旧製品である「無反射植毛布(こちらも充分黒い)」と比較してみてもホレこの通り。
結局のところ、露出を色々変えてみて、ベストでナイス! な撮影環境を試行錯誤して構築してみても良いかもしれません。
製品名:特級無反射植毛布 太黒門(たいこくもん)
英語名:Musou Black Fabric KIWAMI
素材構成:キュプラ基布/レーヨンパイル
原反サイズ:有効幅900mm×24m (乱尺)
販売規格サイズ:原反売り、m単位の切り売り、A4サイズ
購入方法:Amazon、及び直販にて。
今回は言い忘れたことは特にありませんので記事はここでオシマイです。
参考サイト
※詳しいスペックや機能などはコチラをご参照ください。
参考動画
次回作は光も重力も吸い込んでしまうような超次元の黒い布をお願いします! (それってブラックホール?)
【FURUの本音ジャッジ】
漆黒さ ★★★★★
価格の安さ ★★★
細部へのこだわり ★★★★★
撮影のラクチンさ ★★★★
光吸収率 ★★★★★
文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、自称漫画家 兼 実質ライター。 電脳ねたがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com
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