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歴史好きにはたまらない!劉邦や幕末期の名刺などの展示物も楽しめる「名刺と紙製品の博物館」

2022.05.15

名刺や封筒などの紙製品総合メーカー、山櫻が運営する「名刺と紙製品の博物館(サクラテラス)」は、2022年4月にリニューアルオープンした。ここは墨田区が認定する小さな博物館でもあり、2008年のオープンから14年目。

今回のリニューアルでどこが変わったのか、早速確かめてきました。

新たに封筒の歴史が加わった

まずはリニューアル前後の館内の様子を見比べてみると、スッキリ落ち着いた感じになっている。

リニューアル前

リニューアル後

新館長の大場敦子さんによると、以前の「名刺と紙」に加え、「封筒」の歴史を加えたことが大きな変更点とのこと。

例えば、封筒が使われるようになる前の日本では、書状は紙で包まれ、送る相手との関係などから包み方が使い分けられ、包み方の違いにより「立文」、「結文」、など呼び名も異なっていた。

今日のような封筒が日本に伝わったのは江戸後期からで、大きさは現代のものより小さく、様々な絵柄が和紙に木版刷りされ、庶民には手が届かないものだった。

近代郵便制度の始まりは1840年のイギリスから。日本は1871年に郵便制度が創設され、初期の官製封筒は、現在の郵便書簡(ミニレター)に近かった……など、興味深い資料が新たに加わった。

55×91から広がる交流

山櫻の代名詞でもある名刺の資料も面白い。その起源である「劉邦の名刺」や、幕末の日米修好通商条約で使われた「日本語・英語表記の名刺」。現代の4号サイズ(55×91ミリ)までの変遷も見ることができる。

今では滅多に見なくなったが、高度経済成長期の女性用名刺として、サイズが少し小さめの角丸3号(49×85ミリ)も、今となっては懐かしいものだろう。

紙の魅力を存分に伝えるための工夫

同社のセカンドブランド、とくに「+lab(プラスラボ®)」を中心にした、オリジナリティがある商品を、じっくり見てもらうための展示にも力を入れている。一例をご紹介すると……。

アコーディオンシリーズ

1枚の長い紙をじゃばら状に折って1冊に仕立てたノート。A4とA5と名刺サイズがあり、複写式の伝票を印刷する技術で作られている。ノートを広げれば、内容をひと目で俯瞰できるのが強み。

わたしシリーズ

日常の様々な記録をカードに残し、箱に入れてとっておくためのもの。カードはレシピ・ダイヤリー・ミュージアム・トラベル・グルメなど5種類。箱は文庫本サイズなので本棚に収納可能。本当に残したいものだけを整理するのに便利。

memoroku

忘れがちなことを書いて残しておけるカード12種類と、専用の保存箱が3種類。デジタル時代の今も、重要な記録は紙に残しておくことで、すぐに取り出せる安心感がある。ちなみに、一番の売れ筋は「パスワード管理表」とのこと。

伝書紙

一筆箋だが、紙の種類が8種類あり、紙とインクとの相性やエンボスやデボスで罫線を表現するなど、こだわりが詰まっている。

その場で説明を聞いて購入できる

これらの商品は一般の文具店で見かけることはあっても、詳しいポップを掲示したり、長所や機能の説明をする場が少ない。山櫻では紙ならではの良さをもっと知ってもらいたいとの思いもあり、展示している商品は全て購入可能としている。

また、今回のリニューアルでは、本社にあったプラスラボ産みの親であるセカンドブランド事業部をサクラテラス内に異動させた。つまり、お願いすれば商品に関する細かな解説やアドバイスも受けることができる。

前出、大場さんをはじめ、スタッフは紙ならではの質感、印刷技法、手書き文字の素晴らしさなどに精通していることも心強い。

※タイミングによっては、説明できるスタッフが不在の場合もある。

パソコンやスマホの普及は紙に触れる機会が減っただけでなく、文字を書くことも、会話をすることも少なくなった。対人関係が大きく変化し、すぐ近くに居る人への連絡さえ、SNSを使うことが珍しくないご時世。

年賀状のやり取りも、名刺交換の頻度も激減し、画面に浮かぶ文字ばかり見ている今だからこそ、改めて紙の文化に触れる機会を持つことをオススメしたい。

サクラテラス

取材・文/西内義雄


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