大学の持続可能性への取り組みを評価したランキング
Times Higher Educationはこの度、国連が掲げるSDGsに対する大学の貢献度を測定する「インパクトランキング2022」を発表した。本ランキングでは、研究、管理責任、アウトリーチ、教育の4つの広範な分野にわたる大学の持続可能性への取り組みを評価している。
今年は、110の国と地域から昨年比23%増加で過去最高の1,524の教育機関がランキングに参加した。
総合ランキングトップ20にランクインした日本の大学は、10位の北海道大学と、19位の京都大学。このほか、神戸大学、慶応義塾大学、東北大学などトップ200に7つの日本の大学がランクインしており、これは、アジア諸国の中においてタイと同位でランクイン数が最も多い結果となる。
また、これらの日本の大学は、SDGsの目標別ランキングにおいても好成績を収めている。
SDGsにおける2番目の目標「飢餓をゼロに」では、北海道大学が1位、京都大学が3位にランクイン。9番目の目標「産業と技術革新の基盤をつくろう」では、東北大学が12位、大阪大学が13位、京都大学が16位。14番目の目標「海の豊かさを守ろう」では、京都大学が15位、北海道大学が17位。16番目の目標「平和と公正をすべての人に」では神戸大学が8位、慶應義塾大学が16位に入った。
構成/こじへい
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