いつかは持ちたい夢のマイホーム。そんな憧れの持ち家を首都圏に構える人たちはどのような条件を重視して住宅を買い、また、ローンを組んだ際の名義はどのようになっているのだろうか。
共有名義不動産問題研究所はこのほど、首都圏で持ち家を購入した30代~50代の男女1,017人を対象にした「首都圏×住宅ローン」に関する調査の結果を発表した。
住居を購入する際に重視したポイント、1位は「立地条件」
首都圏に住宅を購入する人に多いのは、どのような世帯なのだろうか。
はじめに「現在お子さんはいますか?」と質問したところ、「はい」が81.5%で。「いいえ」が18.5%となった。首都圏に住宅を購入する世帯の8割以上に子どもがいるようだ。
次に「住宅を購入する際、どのようなポイントを重要視しましたか?(上位3つ)」と質問したところ、「立地条件(68.4%)」と回答した人が最も多く、以降「住環境(51.2%)」「アクセスの良さ(49.5%)」「住宅の購入費用やローン(38.5%)」「住宅の内装や間取りなど(29.1%)」「治安の良さ(25.0%)」「学区(14.2%)」「資産価値(11.8%)」「耐震性(9.2%)」と続いた。住環境やアクセスの良さといった、“首都圏ならでは”といった点を重視したようだ。
また、「住宅ローンは組んでいますか?」と質問したところ、「はい」が73.8%、「いいえ」が26.2%という結果となった。首都圏に住宅を購入した世帯の7割以上が、住宅ローンを組んでいることがわかった。
続いて「はい」と回答した人のみを対象に、「名義はどのようになっていますか?」と質問したところ、「単独型ローン(78.5%)」と回答した人が最も多く、以降「連帯保証型ローン(10.5%)」「ペアローン(6.1%)」「連帯債務型ローン(3.3%)」と続いた。8割近くの人が、共有名義ではなく単独名義(単独型ローン、1人で住宅ローンを組む)でローンを組んでいることがわかった。
さらに「もしもの事態(離婚など)になった際、住宅ローンの借り換えや名義変更は困難だということを知っていますか?」と質問したところ、「困難な理由まで詳しく知っている」はわずか16.3%で、「知らなかった」が51.9%となった。半数以上の人が知らないことがわかった。
加えて、「仮に離婚をした際に、現在の家に住み続けたいですか?」と質問したところ、「はい」が53.8%と、やや「いいえ」を上回った。
<調査概要>
【調査日】2022年4月15日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,017人
【調査対象】首都圏で持ち家を購入した30代~50代の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
構成/こじへい
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