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上海の地下鉄駅構内に没入感を味わえるイマーシブなコンコースが出現

2022.05.11

足をとめて気分転換できるイマーシブなコンコース

2021年12月末に開通した上海市内の地下鉄14号線は、市街地の主要駅複数に乗り入れる上海最長の路線。

新駅の構内はイマーシブ(異空間に身を置いたような感覚になれるアート)な空間で、駅構内を鑑賞するために訪れている人も多い人気スポットになっている。

「豫園駅」は、近くを流れる黄浦江の水流がテーマ。流れゆく時代や人を表現した川底のような空間は、時間ごとにLEDライトの色が変化する。設計は中国人建築家の熊星とフランス人アーティストのヴィンセント・リロイが手掛けている。

「陸家嘴駅」は、日本のチームラボによる長さ112mの作品が展示されている。歩く場所に動く波のデジタル映像が映り込む斬新な作品。

「一大会址・黄陂南路駅」は、地下コンコースながら街路樹の木漏れ日の中を歩いている気分になれる。

ディレクションは上海人の画家・奚耀芸。乗り換えのために早足で歩きがちなコンコースだが、足をとめて気分転換したり、没入感を味わえる時間を提供している。

写真映えするスポットが人気、中高年層にも浸透する「打卡」

「打卡」(話題の場所に行って写真を撮り、SNSに投稿すること)スポットとしてだけでなく、社会問題化するほど多くのストレスを抱える上海の若手社会人が、通勤時に気分転換できる場所にもなっている。

ここ数年Z世代の間で流行っていた「打卡」は、中高年層にも浸透してきている。

新しくできた場所や写真映えする場所へ行き、写真を撮りあう中高年層(60代のアクティブシニア世代)が増加している。

平日昼間は、若者向けのショッピングモールやおしゃれなレストラン、映える風景のスポットに中高年層が集まるという現象が起きていて、商業施設や地域政府などが、この層をターゲットに取り入れ始めている。

参考記事:https://tnc-trend.jp/china85/

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構成/DIME編集部

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