新宿・新大久保
雑多な印象が強かった新宿・新大久保だが、再開発が目覚ましく、新しい街の顔がどんどんできている。今また歩いてみれば知らないことの連続かも!? 異国文化も味わえるこのエリアで旅気分を満喫しよう!
ライター・岡本がガイド!
学生時代は新宿がホームタウンで、コリアンも大好物のフードライター。新スポットが続々登場する食のパワスポから目が離せません!
異国カルチャーが花咲くエリアは散歩も旅気分!
韓国グルメが集まる横丁がオープンしてますます盛り上がる新大久保、グローバルショップが増えた新宿は、食べ歩きにもぴったりの歩活エリア。まず新大久保駅では駅ビル内のシェアダイニングへ。これから出店する話題店やおもしろいイベントを発見できるかもしれません。続く大久保通りは、ハングル文字の看板が並ぶ、まさにリトル韓国。テークアウトフードを楽しむ若者たちの活気を感じながら進むと5分ほどで昨年12月オープンした最旬スポット「新大久保韓国横丁」に到着します。その攻略法は、ざっと全体を見て気に入った店を拠点にすること。席さえ確保しておけば、他店メニューの持ち込みも可能で、全店共通のドリンクは拠点店で頼めます。
さらにここから新宿までは食べた分をのんびり歩いてカロリー消費。新宿エリアでは「ディズニーフラッグシップ東京」や「IKEA新宿」をチェック。おみやげにもぴったりのデリや〝映え〟必至のブルーソフトも必食です。
その後、新宿駅新南口を経由して代々木駅方面へと向かうと見えてくるのが3月23日にグランドオープンした「ほぼ新宿のれん街倉庫別館」。おいしいお酒と料理で最高の歩活締めをしてください!
Kimchi,Durian,Cardamom,,,(キムチドリアンカルダモン)
カオスな街から発信される〝何でもあり〟の食体験
新大久保駅直結の駅ビルにオープンした、新たな食文化を創造するフードラボ。その3階にあるのがシェアダイニングだ。店舗をオープンする前のテスト出店やポップアップができる体験型ダイニングとして、個性的なイベントや料理が代わる代わる登場。街を活気づけてくれそうだ。
[TEL]03・6908・8055 [住]東京都新宿区百人町1-10-15 JR新大久保駅ビル 3F [営][休]店舗により異なる
〈寄り道スポット〉大久保通りはまるでリトル韓国!
韓国発のワッフル専門店「ワッフルカーン」は行列ができる人気店。串に刺した釜山おでんなどのスナック屋台も多く、プチ韓国気分を盛り上げてくれる。
新大久保韓国横丁
本場で愛される庶民派グルメをあれもこれもイッキに体験!
朝5時まで食べ歩ける、まるで本場韓国の市場のようなグルメ街。バラエティー豊富な10店舗は、屋台料理や韓国風中華など日本ではまだ珍しいメニューも多い。そこが韓流好きの注目を集めているとか。どの店にも他店の料理を持ち込めるフードコートスタイルもいい。
[TEL]03・6205・9910 [住]東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保 [営]11:30〜翌5:00、日曜〜23:00 [休]無休
上ヨコラウンジ
料理のテークアウトが可能な2階スペースにはダーツも設置。カラオケルームでは最新のK-POPが歌えるほか、階下から出前もできる。
マポ豚足
韓国で人気の豚足専門店。漢方を使った自家製タレで煮込んだ豚足は柔らかく臭みもなし。肉で麺を挟んで食べるのが韓国式。豚足混ぜそばセット2398円。
上海ポチャ
韓流ドラマにも登場するほどよく知られた韓国風中華料理。その代表、ジャジャー麺(825円)は豚肉と玉ねぎなどを黒味噌で煮込み、とろみをつけている。
〈寄り道スポット〉新宿の総鎮守「花園神社」
江戸開府以前から続く神社は花園のあった場所にあることから名がついた。開運出世や財福招来にご利益がある。