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ふだんの買い物でカードを使うとNFT化した特典を入手できる!注目のキャッシュレスサービス「Nudge」の革新性

2022.05.08

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

カードとスマホを組み合わせたクレカ「Nudge」

新型コロナの影響もあり非接触経済の中で拡大しているキャッシュレス。一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2021」によると、世界主要国におけるキャッシュレス決済状況(2018 年)ではアジアのキャッシュレス化が顕著で、韓国が94.7%、中国が77.3%に上る。しかし日本は24.2%と、なかなかキャッシュレス化が進んでいない状況だ。

キャッシュレスに対応可能な店舗が少ないという問題はこの数年で大幅に改善されたが、引き続きキャッシュレス化が進まない要因となっているのがユーザー側。多くのキャッシュレス決済に対応しているコンビニでも、未だに現金での利用は半数を占め、意外だが20代のキャッシュレス比率は60代よりも低い状況になっている。

こうした若い世代に、安心して楽しくキャッシュレスに移行してもらえるサービスを提供したいと誕生したのがNudge。Nudgeはカードとスマートフォンを組み合わせて使うサービスで、アプリから簡単に申し込みができる。基本、無料で使うことができ、世界中のVisa加盟店で利用できる。上限金額が10万円までの少額Visaクレジットカードで、好きなタイミングでATM 返済が可能。AIなどを用いた独自審査を行うため、学生やアルバイト、フリーランスでも作りやすいクレジットカードだ。

Nudgeの最大の特長が、好きなスポーツチームやスポーツ選手、アーティストなど「推し」を応援できるということ。カード申し込み時に応援する「クラブ」を選び、カフェやコンビニなど普段の買い物でカードを使うだけで、応援先からNudgeカードだけの特典をもらうことができる。昨年9月のサービス開始時には約15のクラブだったが、現在は約50まで拡大。月に5~10ほどのクラブが新たに加わっている。

クラブはサッカーや野球、バスケットチーム、アスリートやアーティスト、アイドルグループ、ゲーム・アニメ、地方自治体、非営利団体など多種多様なカテゴリーが提携している。

「Nudgeのヒントとなったのは提携カード。航空系の提携カードでマイルがたまる、百貨店の提携カードで割引が受けられるなど、提携カードはクレジットカードの獲得戦略として今でも主力のチャネルになっています。しかし、提携カードを発行するには数万枚のロットが必要。Nudgeは1枚から発行できるカードで、狭くても深いファンの方々に新しい金融体験、新しい応援の仕方を提供していくことを目指しています。

Nudgeは深いファンエンゲージメントを実現していくのが特長で、自社ポイントの還元といったクラブもありますが、スマホと連動しているメリットを生かし、アーティストやアスリートの秘蔵写真や動画が見られるという特典や、オリジナルメッセージが届くという特典もあります」(Nudge 代表取締役社長 沖田貴史氏)

NFT実証実験 「Cashless to earn」

Nudgeでは、音楽レーベルやスポーツチームをはじめとするIPホルダーがNFTを活用し、 ファンエンゲージメントの向上を目的とするNFT実証実験 「Cashless to earn」をスタート。Nudgeユーザーが日常の買い物をキャッシュレスにするだけで、好きなアーティストやチームのNFTコンテンツをここでしか手に入らない特典として得られる。

NFT(Non-Fungible Token)とはブロックチェーン上に作られたトークンの一種であり、一点もののコンテンツをトークン化することで、デジタルコンテンツの個体管理ができる技術。デジタルコンテンツに唯一無二の価値をもたらすことのできる技術として、近年、高い注目を集めている。Cashless to earnはNFTの価値を使った特典で、若い世代によりキャッシュレスを広げていこうという試みだ。

非代替性トークンであるNFTを活用することで、デジタルコンテンツがプレミアムな特典なり、Nudge がユーザーにとってより魅力的な決済手段と認識されてキャッシュレス化の推進に寄与。NFTを利用特典として配布することでこれまでにない新しいエンゲージメント体験を提供する。

「NFTはさまざまなコンテンツを持つ日本にとって、ゲームチェンジャーになると確信しています。アーティスト、アスリートといったIPホルダーの方々と応援するファンの皆様のためのNFTということがNudgeにおいての考え方です。

NFTはブロックチェーンを基盤技術として使用するため、NFTに関わる関係者は専門家が多くなっています。IPホルダーと専門家が協力して一緒に取り組んでいくのが重要なポイントですが、IPホルダーのみなさんの本音として、『NFTに取り組んでみたいがどこから手をつけていいのかわからない』、『価格もピンキリで不明瞭』、『システムや技術がわかりにくい』という声をよく聞きます。

そこでNudgeはIPホルダーが主役となりファンとの絆をより深めていき、利用者もNFTで応援する体験をしてもらうことを主目的にした実証実験をスタートしました。

昨年末からNFTコンソーシアムという勉強会形式の取り組みを各社と行っており、コンテンツオーナー、金融、商社、製造業と幅広い企業に参加していただいています。我々自身が実験台となって活動していき、実証実験の内容や、問題点とその解決法など、想定外の事例もつまびらかにコンソーシアムの中で報告、共有していくことで、IPホルダーの方々が一歩踏み出しやすくなる環境を整えていきたいと考えています」(沖田氏)

Cashless to earnはカードを利用することで自分の推しを応援できる仕掛けだが、NFTを取得する場合、専用のサイトで仮想通貨を使って購入するケースが一般的。Cashless to earnはカードの利用特典として受け取るので高い金額を支払う必要がなく、ウォレットを持っていなくてもNFTを受け取れる仕組みにしている。さらに受け取ったNFTは自己のウォレットに紐づけて保持することが可能。NFT初心者にもNFTの既存ユーザーにもメリットのあるいいところ取りにしている。

Cashless to earn限定として、加藤ミリヤさんの「MILIYAH NFT Club」と、松井秀喜さんの「松井55ベースボールファウンデーション」(5月5日スタート)の2つのクラブが登場。

「加藤さんも松井さんもご本人と直接お話をしてNudge全体の仕組みや、NFT初心者にもわかりやすく安全なシステムで運営していることを丁寧に説明しました。お二方とも勉強熱心で、チャリティーをよりサステナブルな形にしていく、新しいテクノロジーも大胆に取り入れていくといった今回の活動に賛同をいただきました」(沖田氏)

〇MILIYAH NFT Club

ローンチパートナーとして昨年9月からクラブはスタートしており、利用特典としてライブ中の秘蔵写真が受け取れる仕組みになっていた。今回のMILIYAH NFT Clubでは直筆の書の4作品をNFT化。トークン保有者だけが見られる特典として、書の制作場面、オリジナルメッセージを収録した限定動画が視聴可能な特設ウェブサイトを用意。チャリティー活動の一環として、カードの利用金額の一部が、日本赤十字社東京都支部に寄付される。

「NFTは新しい仕組みですが、私たちアーティストの未来にとって大きな可能性を持っていると考えています。今回のクラブを通じてファンやNudgeのユーザーさんと一緒に新しい体験を作っていけることにとてもワクワクしています。MILIYAH NFT Clubを通して未来のデジタル体験を楽しんでいただきたいと思います」(加藤ミリヤさん)

〇松井55ベースボールファウンデーション

松井秀喜さんが2015年から続けているチャリティープログラム「松井55ベースボールファウンデーション」。カードの利用代金の一部が、松井さんが代表を務めるNPO法人を通じて、少年少女野球の発展、普及させるために役立てられる。チャリティー活動の支援のほか、松井さんのメッセージや限定オフショット写真、ロゴなどのNFT特典がある。

「素晴らしいチームスポーツである野球を続けてきていろいろなことを学び、たくさんの素晴らしい仲間を得ることができました。今回開設したクラブではNudgeカードを利用していただくだけで、私たちのチャリティー活動の応援につながります。Nudgeのご利用を通じて、ぜひ松井55ベースボールファウンデーションのことを知っていただきたいと思います」(松井秀喜さん)

【AJの読み】NFT体験のハードルを下げる試み

デジタル上でもそれが本物であることや所有者が証明できるNFTは、一点ものの価値としてアートや音楽、コレクターズアイテムなどに活用されている。しかしNFT取引には仮想通貨が使用され、そのためにはウォレットを作る必要があるなど、初心者にはハードルが高く手を出しにくい。IPホルダー側も同じような条件が必要で技術的なこともわかりづらく、NFTを活用したいと考えている企業にとっても「専門家のいいなりになってしまいそう」と躊躇するケースが多いそうだ。

「Cashless to earnの目的の一つはNFT体験のハードルを下げたいということ。将来的にはより深く幅広くNFTを活用するエコシステムを多くのプレーヤーの方々と一緒に造り上げていきたいと思っています」(沖田氏)

Nudgeは「ひとりひとりのアクションで未来の金融体験を創る」というミッションを掲げ、

チャレンジャーバンク事業を展開している。今後もNFTをはじめとする新しいテクノロジーを取り入れた新しいファンエンゲージメントの在り方を模索していくとのことで、引き続き注目していきたい。

文/阿部純子

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