これまで、店舗でスーツを購入する際に自身のサイズが分からない場合は、店舗スタッフがメジャーを使って直接採寸をしていた。
しかし、採寸時にからだに触れられることを苦手とする人や、店舗スタッフに頼らず自身で自由に商品を選びたいという人も多く、このプロセスを自動化できる選択肢も求められている。
また、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、利用者と店舗スタッフとの接触を減らすための取り組みも必要となっていた。
そこではるやまとタニタは協業して、体組成計に乗るだけで健康チェックができると同時に、おすすめのスーツサイズと商品シルエット(型)を提案する新サービスを開発した。
体型の分析からおすすめ服の提案までしてくれる新サービス
タニタが開発した体組成データから体形を推定する新技術「TANITA Body Shape Analyzer」と、はるやまの商品情報を組み合わせたもので、利用する人にフィットするおすすめの商品サイズ、商品シルエットのスーツやフォーマル、パンツやスカートを自動で提案してくれる。
購入時における店舗スタッフとの接触を減らし、利用者自身による商品選びの自由度を高めるとともに、買い物時間の短縮等にも役立つ。
はるやまにおいては、「はるやま吉祥寺店」と「はるやま岡山大安寺店」の2店舗で試験提供をスタートし、効果検証を経て導入店舗を拡大していく計画だ。
使い方は簡単。タッチ画面で年代や身長などの必要な情報を入力して体組成計に乗るだけで、男性であれば「A5(号)」「AB6(号)」など、女性であれば「9(号)」「11(号)」など、おすすめの商品サイズを表示する。
また、あわせておすすめの商品シルエットを提案し、利用者の商品選びをサポート。本サービスの中核となるのが、タニタが開発した新技術「TANITA Body Shape Analyzer」だ。
本技術はタニタが長年培ってきた体組成計測技術を応用したもので、体組成計ではかった生体情報を基に「首回り」「お腹まわり」「胸囲」「裄丈」「ヒップ」「太もも」のサイズを推定するとともに、おすすめのスーツサイズと商品シルエットを提案する。
これにより、スムーズなスーツ選びができるとともに、店舗スタッフとの接触も抑えることができるなど、多くのメリットが期待できる。
関連情報:http://www.haruyama.co.jp/
構成/Ara
@DIME公式通販人気ランキング