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4月から始まった不妊治療の保険適用拡大、妊娠希望女性の8割以上が「治療の後押しとなる可能性」

2022.04.28

2022年4月から保険適用の範囲が拡大された不妊治療。これまで人工授精や体外受精などの治療は患者が全額費用を負担する自由診療のもと行われてきたが、4月からはそれらの一部が保険適用の対象となった。高額だった治療費による負担が軽減され、これまで治療の開始やステップアップに踏み切れなかった人の後押しになることが期待されている。

そんな中、女性の健康情報サービス「ルナルナ」はこのほど、現在妊娠を希望している同サービスユーザーの女性835名を対象とした「不妊治療の保険適用範囲拡大に関する意識調査」の結果を発表した。

妊娠希望の女性に聞く、保険適用拡大への期待と不安

不妊治療の保険適用拡大について、妊娠希望の女性の認知率は8割以上

現在妊娠を希望しているルナルナユーザーを対象に、今年の4月から始まった不妊治療の保険適用拡大に関して知っているかを聞いたところ、「知っている」が85.3%という結果となり、高い認知率であることがわかった。

これまで患者の全額自己負担のもと行われてきた人工授精などの「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精などの「生殖補助医療」が、この4月から保険適用となったことについて、妊娠を希望する女性の関心は非常に高いようだ。

さらに、保険適用の条件として年齢制限や年齢によって回数制限があることを知っているかを聞くと、「知っている」が64.9%となり、こちらも高い認知率だった。

治療の予定がない人も、8割以上が保険適用拡大によって治療開始を後押しされる可能性あり

今回の保険適用拡大は、妊娠を望んでいる女性にとってどのような影響があるのだろうか。

まずは、現在不妊治療の予定がない人を対象に、保険適用拡大が治療開始を後押しするかを聞いてみると、「後押しする」(27.4%)、「後押しするかもしれない」(57.3%)となり、合計すると8割以上が保険適用拡大によって治療開始が後押しされる可能性を感じているようだ。

現在、実際に不妊治療を受けている、または過去に受けた経験のある人を対象に、治療における不安や困りごとの有無を尋ねると「ある」が92.8%となり、ほとんどの治療経験者が不妊治療において不安を感じたり困った経験があることが明らかになった。

具体的な不安や困りごとの内容を聞いてみると、1位は「経済的負担」(67.4%)という結果となった。約5ポイント差で「精神的な負担」(62.7%)が続き、「治療と仕事の両立」(37.6%)、「いつまで治療を続けるべきなのかの判断」(29.8%)、「身体的な負担」(28.2%)なども上位に挙げられた。不妊治療患者の不安や困りごとは一つではなく、様々な課題が混在していることがうかがえる。

保険適用拡大を受けて治療のステップを考える患者も。

現在不妊治療中の人を対象に、今回の不妊治療の保険適用拡大によって、今後治療をステップアップさせる予定はあるかを聞くと、「ある」(36.1%)、「検討している」(36.7%)となり、合計すると7割以上の人が保険適用拡大でステップアップを考えているという結果になった。

不妊治療を検討している人が一番気になるのは「治療費」

現在不妊治療を検討していると回答した人を対象に、治療にあたりどのような情報が欲しいかを尋ねると、1位は「治療にかかる費用について」(84.2%)となり、治療費への関心が非常に高いことがわかる。

また、治療を検討している人へ今後治療に支払えると思える金額を聞いてみると、「50万円まで」(32.9%)が最も多く、100万円以上と考えている人は全体の1割以下という結果となった。

約6割が「不妊治療の保険適用拡大が治療開始の後押しになる」と回答

不妊治療を検討している人を対象に、今回の不妊治療の保険適用拡大が自身の治療開始を後押しするかを尋ねると、「後押しする」(58.3%)、「後押しするかもしれない」(35.8%)と、9割以上が治療開始の支援となる可能性を感じていることがわかった。

これから治療を考える人にとっては、治療によってどのような負担があるかは未知数のため、経済的負担が軽減される可能性がわかっていることは大きな安心材料のひとつかもしれない。

<調査概要>
調査実施時期:2022年3月23日(水)~2022年3月28日(月)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』にて、妊娠希望ステージを選択中の利用者を対象に調査。そのうち、現在妊娠を希望している女性835名

出典元:株式会社エムティーアイ

構成/こじへい


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