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【最新ビジネス解説】講師も塾もアバターで授業に参加!桜華総合学院が開設した日本初のメタバース学習塾「めたこや」

2022.04.28

さまざまなサービス、プロダクトがリリースされ、注目度の高まるメタバース。学習塾の桜華総合学院が日本で初めて、メタバース内に個別指導塾「めたこや」を開設した。代表の林部直樹氏にメタバースだからできたこと、運営してわかったメタバースの可能性を聞いた。

メタバースだからできた空間とは?

めたこやは、古くからある無学年制のフリースクール「寺子屋」と、テクノロジーが実現する「メタバース」をかけ合わせたオンライン個別指導塾。講師、児童生徒ともに、3D仮想空間内の塾のアバターで参加する。

料金は定額制で、好きなときに訪れて指導してもらえるシステムだ。完全オンラインなので、パソコンとインターネット環境さえあれば全国から通塾可能。

シンプルな仕組みだが、リアルの塾やビデオ通話にはない体験が組み込まれ、メタバースの可能性を示唆している。

仮想空間には、曜日と時間によって、英語や数学、国語などの科目に応じた教室が設けられる。決まったカリキュラムやテキストは用意されておらず、児童生徒の入退室は自由。わからない点を何度も質問する、10分ずつ違う科目を学習する、といった利用が可能だ。

講師が一方的に教えるだけではなく、仲間同士の教え合いを含む、対話型の授業を行う。特に時間を設けわけではなく、わかる児童生徒が自然と教えてあげるような空気をつくる。メタバースなら空間を共有しているので、児童生徒は隣の人が何を学習しているか、何に困っているのかがわかるし、会話もしやすい。

教室の他にある自習室もメタバースらしい。自習したければ、退出すればよいのだが、全国から集まる児童生徒のコミュニケーションの場として設置した。方言で会話したり、地域の話題で盛り上がったりと、多様な文化や価値観に触れる機会は貴重だ。「青森の子と沖縄の子が話すと、お互い何を言っているかわからない(笑)」と林部氏。

ちなみに、メタバースでは自分のまわりの音しか聞こえないので、休み時間の教室のように、好きな相手と自由に話すことができる。

時間と空間が限られたリアルの学習塾では、自分の学習に集中するのがふつう。授業料を払う親としては、雑談や遊びで時間を使ったり、他人の学習に干渉してほしくはないだろう。授業が終わればすぐに帰れと言われてしまうし、もちろん全国の子どもが集まることはできない。

ビデオ通話では、多人数が集まる場で、同時に個別のコミュニケーションを行うのが難しい。講師が多人数に教える講義形式か、講師と生徒が一対一でつながる形がとられる。

好きなときに入退室し、仲間同士で教え合ったり、自習室で雑談をするなどのフレキシブルなコミュニケーション、自由に発言や行動がしやすい空気づくりは、メタバースだからこそできたこと。

めたこやは、コロナ禍で希薄化するコミュニケーションや学習の遅れを補うため、開発された。さらに、運用のなかでみえたメタバースの価値は「多様性の受容」だと、林部氏は言い切る。児童生徒が地域を越えて交流する機会は少ないし、アバターで参加するため、肌の色や障がいなど、外見からの先入観なく会話ができる。

「児童生徒は、めたこやの中を自由に動き回り、個々に存在感を持つことがきる。現実世界の不平等が解消される=心身のバリアフリーが可能」(林部氏)。

「メタバースはインクルーシブな空間。さまざまな社会問題を解決するのではないか」と、林部氏は展望を語る。同時に、リアルのコミュニケーションも重視し、「アバターでに慣れすぎて、対面で話せなくなっては本末転倒」という。メタバースとリアル、バランスのよい活用が必要だ。

●プレスリリース
メタバース(仮想空間)内に個別指導塾「めたこや」をオープン。リアルな塾を再現し、全国の同世代と勉強を教え合う新しい学習スタイル

取材・文/ソルバ!
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