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課長職1000名に聞いたDX関連の困りごとTOP3、3位人材不足、2位進め方がわからない、1位は?

2022.05.02

DX時代の今、中間管理職である世の課長職たちはDX推進にどう向き合い、また、どんな困りごとを抱えているのか。

JTBコミュニケーションデザインのワーク・モチベーション研究所はこのほど、従業員数100人以上の企業に勤務し、「課長」または同等の職位にある1000名を対象とした「DX時代の課長調査」の結果を発表した。

【1】 課長の4人に1人「自分の仕事の性質上、DXは関係がない」

全国の100人以上の会社の課長1,000人に自分の仕事とDXとの関わりを聞いたところ、「自分の仕事の性質上、DXは関係がない」という回答が25.4%と4分の1を占めた。具体的にどのような仕事に携わっているかを聞くと、営業、人事、総務、教育、医療などの回答があった。

DXとの関わりでは「業務の中でDXを推進している」が60.7%と最も多く、「DX推進のための部門やプロジェクト・委員会などに、自分が所属している」という回答も13.9%あった。(図1)

DXは様々な業種、職種に関連すると考えられるが、組織の中核である課長職にあっても4人に1人は自分には関係ないと認識する現実があることがわかった。

【2】「管理職として、DXにはしっかり取り組むべき」65%

全体の65.0%が「管理職の役割として、DXにはしっかり取り組むべきと思う」と回答した。ただし従業員規模による差が見られ、100~499人規模の会社では56.2%にとどまり、4割以上の課長は取り組むべきと思っていないこともわかった。(図2)

【3】課長の困りごと 「DXの知識がない」「どう進めればいいかがわからない」

DXに関する困りごととして、最も多かったのは「DXに関する知識やスキルを身につけていない」(38.1%)だった。次いで「DX推進を、具体的にどう進めればいいかがわからない」(25.2%)と、1位・2位とも「わからない」ことに困っている状況を示している。

【1】で「自分の仕事の性質上、DXは関係がない」という回答が25.4%あったのも、こうした「わからない」ことが背景にある可能性がある。

その他「DXの知識やスキルを持った人材が不足している」(24.6%)、「本来の業務で忙しく、DXまで手がまわらない」(24.1%)、「部門によって温度差があり、足並みがそろわない」(16.2%)などが挙げられた。(図3)

自由記述には、「DXとは何?というレベルで、ついていけない」(男性50代/新潟/100~499人)や「若手に置いて行かれそうで怖い」(男性50代/大阪/500~2,999人)といった本音を吐露するコメントがあった。

このほか、「決裁者の認識が古く、結局システム化しても運用姿勢がオールドスタイルのまま変わらなく、費用対効果に乏しい」(男性30代/東京/500~2,999人)や「どこの部署で何が行われていて、全社戦略としてどうなっているのか打ち出されていない」(男性40代/大阪/3,000人以上)など、社内の決裁者や情報共有の課題を嘆くコメントが見られた。

【4】 課長のDXの困りごと対処法、結局「ネット検索」、次いで「社内のDX関連部門に聞く」

困りごとへの対処法としては、「インターネットで検索して、解決策を見つける」(44.6%)が最も多く、次いで「社内のDXやデジタル関連の部門に聞く」(30.3%)、「DXやデジタルに詳しい部下や同僚に聞く」(22.6%)が挙げられた。社内の専門部門や同僚よりも、自分でネット検索する割合が多い現状が明らかになった。

なお、若い課長ほど「本や専門雑誌などを読む」「上司に相談する」なども多く、解決策の間口が広いことがわかる。(図4)

【5】 「全社戦略」「トップメッセージ」が、課長のDX推進への取り組み意欲と相関

「管理職の役割として、DXにはしっかり取り組むべきと思う」の回答と相関が高かったのは、「全社戦略に基づき、持続的に実施されている」や「社長や経営層がDX推進の必要性を訴えている」の回答だった。いずれも従業員規模との関連も認められるが、会社としての姿勢が課長のDX推進意欲を高める可能性は指摘できる。(図5-1/5-2)

【6】 会社の業績につながるDXは「業務の効率化」「ビジネスモデルの変革」「部門間交流」

「会社の売上や業績は全体に伸びている」という項目への回答と、DXの様々な施策に関する回答の相関を見たところ、最も相関が高かったのは、「データやデジタル技術によって業務の効率化が進んでいる」「部門間の交流がデジタル技術によって盛んに行われている」「データやデジタル技術によって、製品やサービス、ビジネスモデルの変革ができている」だった。

DXを象徴する業務の効率化とビジネスモデル変革とともに、部門間の交流も、業績向上に結びついている可能性がある。(図6-1/6-2/6-3)

【7】 DXに象徴される変化の激しい現代に課長職にいることに「責任を感じる」46.0%

DXなどの変化の激しい現代に課長という役職にいることをどう思うかを聞いた。「責任を感じる」(46.0%)を半数近くが挙げている。この割合は、前回の2019年調査の回答(34.2%)と比べても10%以上増加しており、自身の役割に大きな責任を感じている様子がうかがえる。

その他では、「チャンスである」(23.4%)、「もっと昇進していたかった」(16.3%)という前向きな考えの一方、「自信がない、不安である」(17.5%)という弱気な意識も見える。なお、若い課長ほど「チャンスである」という意識が強くなっている。(図7)

【8】 DX時代の課長が人生をやり直すとしたら、「家庭や趣味を大切にマイペースの人生」がトップ

DX時代の課長に、「新入社員として人生をやり直すとしたら」と聞くと、「家庭や趣味を大切に、マイペースの人生を送りたい」(42.3%)が2位以下を10%以上引き離しトップとなった。

次いで「知識や技術を身につけ、専門家として高みを目指す人生を送りたい」(31.8%)、「安定した組織で、安心して仕事をしたい」(26.8%)、「新しい事業や商品で社会を変えるような、革新的な仕事がしてみたい」(18.0%)など、人生のやり直しに多様な希望があることがわかった。

前回の2019年調査結果と比べ、「知識や技術を身につけた専門家」は10ポイント近く低下しており、「家庭や趣味を大切にマイペースの人生」の突出傾向が強まっている。若い課長ほど「様々な会社でのキャリア」「昇進」「独立や起業」などの割合も多い傾向にあった。(図8)

<本調査の対象者プロフィール>

<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象者:全国在住の男女で従業員数100人以上の企業に勤務し、「課長」または同等の職位にある人(部下のいない人は対象外)
30歳代20%、40歳代40%、50歳代40%の割合で抽出
有効回答者:1,000サンプル
実施期間:2022年3月3日~3月4日

出典元:JTBコミュニケーションデザイン

構成/こじへい


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