ズボラさんでも野外で簡単に本格コーヒーが飲めるうれしさ!
キャンプでの目覚めのコーヒーは至福の時。しかし、本格的にドリッパーを使って淹れるのはちょっと手間がかかるし、インスタンドだとちょっと味気ない。「本格的なコーヒーを飲みたいが、簡単に淹れたい!」そんなワガママを叶えるフィルター付き真空二重マグカップを発見!
ハリオが手掛ける新アウトドアブランド「ゼブラン」
世界的に有名な耐熱ガラスメーカー「ハリオ」。そのハリオが手掛ける新アウトドアブランド「ゼブラン」は、「ハリオ」で人気のV60ドリッパーの折り畳み式ドリッパーや、ハンドコーヒーミルなど、野外でも家で淹れるような本格的なコーヒーを楽しめるギアを展開。その中のひとつが、ドリッパーとマグカップの2役をこなす、真空二重マグコーヒーメーカーだ。
ドリッパーは必要なし!お湯を注いで待つだけで本格コーヒーが味わえる
ゼブランの真空二重マグコーヒーメーカーは、マグカップ、ストレーナー、蓋付き。ストレーナーは本体のマグカップに入れられるため、持ち運ぶときはマグカップサイズで、付属の収納袋に入れられコンパクト。ドリッパーも必要なく、お湯とコーヒー粉さえあれば、これひとつで本格的にコーヒーが抽出できる優れものだ。
抽出方法はいたって簡単!
ストレーナーにコーヒー粉を入れ、
お湯を8分目まで入れ
蓋をして3分待つ。
あとは、ストレーナーを外せば出来上がりだ。
コーヒー粉をお湯に数分浸けて抽出するため、味は濃いめ。蓋をして蒸らしているため、蓋を開けたときはコーヒーの香りがフワッと漂い、そのアロマに癒される。
ちょっとストレスになっていた「液ポタ」の心配もなし
コーヒーを抽出するとき、抽出後のドリッパーから液体がポタポタ落ちてテーブルが汚れることがあったが、これはストレーナーの底にくぼみがあり、そのくぼみをマグの淵に引っ掛けられ、簡単にお湯切り可能だ。
また、コーヒーを抽出し終わったストレーナーは、蓋に置けるため、ポタポタと液体が落ちてテーブルが汚れる心配はなく、そこもちゃんと計算されている。
真空二重構造の実力は?
もちろん、単体でマグカップとしても使用できる。真空二重構造で、保温効果抜群ということで、その保温性を他の素材のマグカップと比べて検証してみた。
比べたのは、家で使用している陶器のマグカップ、アウトドアで使用しているチタンシングルマグ、ゼブランの真空二重マグの3つ。
多少マグの大きさは違うが、中に入れるお湯の量は200mlに統一。ゼブランのマグは蓋があるが、公平を期すため、蓋は使用せずに計測。
外気温:23.1℃
初めのお湯の温度:82.2℃
マグの種類 |
5分 |
10分 |
15分 |
30分 |
ゼブランのマグ |
73.2℃ |
65.0℃ |
60.1℃ |
49.6℃ |
チタンシングルマグ |
70.7℃ |
61.7℃ |
56.4℃ |
45.7℃ |
陶器のマグ |
63.0℃ |
54.2℃ |
49.7℃ |
40.8℃ |
10分の状態では、ゼブランのマグはチタンシングルマグより3.3℃、陶器のマグより10.8℃温かく、30分経ってもその違いはあった。
今回は蓋をしていなかったが、寒い季節は飲まないときは蓋をしておけば、これ以上の保温効果が期待できるだろう。
ただし、1人用
簡単にマグカップでコーヒーを抽出できるが、あくまでも1人用のマグカップのため、数人分のコーヒーを淹れる場合は、大き目のドリッパーを使用するか、パーコレーターを使用した方が効率が良い。筆者はコーヒー好きで、1日中コーヒーを飲んでいるため、朝このマグカップの量だと多少物足りないように感じている。
ただし、いつでも温かいコーヒーを手軽に淹れられる点は魅力的だ。
野外だけでなく、会社用にするのもあり!また、コーヒー好きの人へのプレゼントにしても喜ばれそうだ。
ブラックの武骨なデザインも◎
キャンプのコーヒーギアはシルバーのモノが多いが、ゼブランのコーヒーギアはブラックカラーで統一。デザインも武骨で大人の雰囲気があり、クールなキャンプスタイルを演出するのに一役担う商品。新ブランドのため、あまりまだ人と被らないところも魅力のひとつかもしれない。
文/舟津カナ
編集/inox.
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