近年の夏は猛暑が続いているだけに、いまの時期は夏の冷房利用に備えてしっかりとエアコンの手入れをしておきたい。
そんな中、パナソニックは、パナソニック「エオリア」ユーザーの利用データをもとに、東、西日本で「寒冬」となった今冬のエアコン使用時間を集計するとともに「2021年-2022年 冬のエアコン使用実態調査」を実施。『エオリア』アプリに接続した『エオリア』ユーザーの利用データをもとに、宮城県・東京都・大阪府・福岡県の4都府県の2021年11月~2022年2月のエアコン暖房利用時間を昨シーズンの同期間と比較した。
2021年11月~2022年2月のエアコン暖房利用時間を昨シーズンの同期間と比較
4地域すべてにおいて、今シーズンは昨シーズンよりもエアコン暖房利用が増加。宮城県10.1時間増、東京都54.1時間増、大阪府78.8時間増で、最も増加していたのが福岡県で138.6時間も増加した。
エアコン暖房利用時間の増加は、東、西日本で昨シーズンより気温が低かったことが大きく影響していると考えられる。気象庁の冬(2021年12月~2022年2月)の天候まとめによると、東、西日本では平均気温がいずれも平年を0.5度下回り、4年ぶりの「寒冬」となった。これは12月下旬以降に東、西日本で強い寒気の影響を受けたためだ。
また北日本(北海道と東北)は平年を0.1度上回り、沖縄・奄美は平年と同じ平均気温だった。今冬と昨冬の暖房利用も算出。今冬は、昨シーズンと比較すると「暖房をつけ始めるタイミングが遅い」傾向だったものの10月16日時点では4.8パーセントだった暖房利用が、10月21日には31.2パーセントと急増。
10月18日は全国的に今シーズン初めて最低気温が10度を下回るほど強い寒気の影響を受けたことで、今シーズン初めてエアコン暖房を使った方が多かったようだ。全国的に利用時間が増えた今年のエアコン。寒冬の影響を受けた東、西日本では、しっかりとエアコンのお手入れをして夏に備えておきたい。
※エアコン暖房利用時間:『エオリア』アプリに接続したエアコンのうち1台あたりの日平均及び期間合計暖房運転時間
※エアコン暖房利用率:各年の9月1日時点で『エオリア』アプリに接続したエアコンを母数に2020年10月~2021年2月、2021年10月~2022年2月の冬期に1時間以上暖房を利用した場合にエアコン暖房利用として算出
パナソニックのエアーマイスターによるエアコンの冬じまい&試運転方法も紹介
本格的にエアコン冷房を稼働させる時期に快適に使うためのエアコン冬じまい方法について、パナソニック エアーマイスターの福田 風子さんが解説。まず始めに掃除方法には手順があり、パーツごとに異なる。手入れではけがを防ぐため、必ず運転を停止して電源プラグを抜くこと。
■前面パネルは清潔な雑巾で拭く
エアコンの前面を覆っているパネルは、多くの機種で取り外しが可能。本体から外したら、そのまま清潔な雑巾で拭こう。内部の掃除が終わってから再び取り付ける。
■フィルターについたホコリは掃除機で吸い込む
エアコンの使い心地を左右するのがフィルター掃除。基本的には、一度本体から取り外して掃除機を使ってホコリを吸い込む。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤で浸け置き洗いがオススメ。湿っているとカビの原因にもなるので、よく乾燥させて本体に戻そう。
https://panasonic.jp/aircon/air_letter/news/test_run.html
https://panasonic.jp/aircon/air_letter.html
引用元:パナソニック調べ
構成/KUMU
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