オーデマ ピゲの時計「ロイヤル オーク」は、2022年4月15日で誕生50周年を迎えた。それに伴い、「ロイヤル オーク」のアーカイブなどを展示したエキシビション 「ロイヤル オーク 時を刻んだ50年」を4月15日から6月5日まで、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催中だ。
本展示ではスイス本社のアーカイブから届いた貴重なヴィンテージピースの展示や、「見て、触れて、学ぶ」をテーマとした体験型のコーナーも用意している。
1972年発表当時のモデルなどの希少な9本のヴィンテージウォッチを展示
今回のイベントのテーマは、「見て、触れて、学ぶ」。
まず、「見る」コンテンツとして会場に入ってすぐに出合うのが、1972 年発表当時のモデルなどの希少なヴィンテージモデル。1972年発売のラグジュアリースポーツウォッチ「1972.First Royal Oak」やロイヤル オーク初の3針、ゴールドとスティールのコンビネーションモデル「1979.Royal Oak Two Tones」、自社開発の基幹キャリバー 3120を搭載したモデル「2005.Royal Oak」など9本が並ぶ。
「触れる」コンテンツの1つとしてあるのが、実際にロイヤルオークに触れられるコーナー。1点だけだがクリアボックスのなかに手を入れてその感触を確かめることができる。店頭でも購入前は手袋などを着用して触れるアイテムを、自分のものにした気分で素手で触れる貴重なチャンス!
デジタルアーカイブと巨大なアートブックで見る精緻な時計の世界
「学ぶ」コンテンツとして用意されているのが、オーデマ ピゲおよびロイヤルオークの歴史を写真や映像で振り返るコーナー。本邦初公開の当時のデザイン画や制作における技術的な資料、歴史がわかる写真や動画、発売当初の広告ビジュアルなどが、デジタルデータと大きなアートブックの形で展示されている。
八角ベゼルの磨きを見学 ラッキーな人は体験も!
会場内の最奥にある別室では、オーデマ ピゲの工房を再現し、特徴的な八角ベゼルの表面加工やヘアラインづけの工程を見学し、人数限定となるが実際に加工体験も実施している。体験にはオーデマ ピゲのスタッフと同じ白衣を着用するので、それだけでも時計ファンならば胸が躍る体験ではないだろうか。
最後はフォトスポット&クイズで締め
工房スペースを出ると、順路は終盤に。まずは本展示限定の背景で撮影できるフォトスポットで記念写真を撮影。
次に、来場者のロイヤル オークに関する知識レベルを試せる「ロイヤル オーク クイズ」も実施中。全問正解者には先着でギフトもプレゼントされるので、知識に自信がある人はぜひチャレンジを。
オーデマ ピゲでは、このエキシビションを通じて「ロイヤル オーク」の50年の歴史の歩みと、入手困難が続いている中での1点1点の製造の難しさと希少性を理解してもらえるのではと期待している。GWに出かけてみてはいかがだろう。
開催概要
会期:2022 年 4 月 15 日(金)〜 6 月 5 日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
〒107-0052 東京都港区赤坂 9-7-6(東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
休館日:会期中無休
開館時間:11:00 – 19:30(19:00 最終受付)
入場料:無料(事前予約優先)
https://borninlebrassus.audemarspiguet.com/ro50event
取材・文/北本祐子
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