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8800円で生地、着丈、袖丈まで選べる!自分好みのTシャツをセミオーダーできるサービス「THE TEE」がお得すぎる

2022.04.27

理想のシルエットと在庫廃棄ゼロをめざすセミオーダーブランド「THE ME」から、世界初のカスタマイズTシャツ「THE TEE」が、2022年4月に登場した。スーツのオーダーやセミオーダーは一般的なイメージがあるが、Tシャツがセミオーダーできるとは意外な印象だ。シンプルなアイテムだからこそ、自分の好みにフィットし、長く愛用してもらいたいと誕生したシリーズという「THE TEE」について、詳しく紹介していこう。

セミオーダーブランド「THE ME」とは

店内のすべてのアイテムがセミオーダーできる「THE ME」

世界初のカスタマイズTシャツを展開する「THE ME」は、決まったサイズの服を販売するのではなく、体型や好みのスタイル・サイズ感など、ひとりひとりの細かな要望を反映した一着を提供するために、2020年にデビューしたアパレルブランド。スーツやシャツのみならず、ニットやパーカ、カジュアルパンツなどすべてのアイテムがカスタムオーダーできる。オーダー後、1着ずつ提携工場で生産するため、在庫は持たない。アパレル業界の過剰在庫の課題へのひとつの解を示すことを目指している。

服の購入の仕方もユニークだ。コンセプトストア「THE ME神宮前」では、カスタムオーダーできるアイテムのサンプルが並び、好みのものを選んで試着する。ストアでは、S・M・Lのサイズ展開があり、好みのアイテムを選んだら、自分に近いサイズを試着。スタッフであるナビゲーターのサポートのもと、補正してもらう。既存のサイズでぴったりだったとしても、裾にスリットを入れたい、シルエットをもう少しフィットさせる、ゆったりさせるなど、アドバイスをもらいながら自分好みにチューニングしていく。

THE MEでは、より自分好みに合わせることを「サイズ直し」ではなく「チューニング」と呼んでいる。好みのスタイルや着用したいシーン、手持ちの洋服の傾向などをヒアリングしてくれるため、自分では思いつかない新たな発見もありつつ、自分によりフィットしたアイテムに出会うことができる。

ゆったりした空間でチューニングを行える試着室。

アドバイスをもらいながら、気になるものをすべて試し、好みにチューニングしたアイテムの情報は、すべてマイページに保存される。ここまで丁寧にチューニングしてもらうと、買わなければいけないのではと無言のプレッシャーを感じる人もいるだろう。断れないタイプの人は、ストアを訪れることに二の足を踏むかもしれないが、その心配もなし。こちらのストア内には、実はレジがない。そう、ここで購入することができないのだ。チューニングしてもらったアイテムは、オンラインで確認でき、試着したものと違うカラーが気になったら、そちらを購入することも可能。

サイズには、マイサイズと記載されているので、チューニングされたサイズでオーダーできる。試着後、じっくり吟味して購入するため、大切に長く愛用できる1着になることを目指している。そのため、トレンドやシーズンに左右されにくいデザインのアイテムが多く展開されている。

「THE TEE」で自分だけの珠玉の1枚をセミオーダー

7サイズあるサンプルから好みを選び、カスタマイズする。

セミオーダーをより身近に感じてもらいたいと、4月からスタートしたのが、Tシャツセミオーダーシリーズ「THE TEE」だ。XXS~XXLの7サイズ展開から好みのサイズサンプルを試着し、着丈や首回りなどをチューニング。ジャストサイズにも、程よいオーバーサイズにも、好みで仕上げることが可能だ。

Tシャツのより細かな部分をカスタムしたいと希望する人が多く、すべての商品でカスタムを行っている「THE ME」としては、より技術を磨いて、Tシャツに特化したサービスを提供しようと開発がスタートしたそうだ。とはいえ、Tシャツは、もともと素材やサイズ、シルエットが豊富なアイテム。セミオーダーにふみきるのは勇気や苦労もあったに違いない。

「苦労というほどではありませんが、たくさん検討したことは確かです。特に、カスタムする以前に、良いTシャツであるために、素材選定に時間をかけました。また、他の商品同様、理論上はより多くのことができますが、実際に作る工程を考えてカスタムポイントを厳選して構築する必要がありました」(THE ME 前田さん)

ほかにも、カスタムを楽しむだけでなく、実際にTシャツを着て、限りなく実際の仕上がりのイメージをもってお店で決めてもらえるよう、多くの要望からカスタムポイントを選択している。

Tシャツは、多くの人が愛用するアイテムでありながら、ジャケットと合わせると首元にしわが寄ったり、オーバーサイズで着たいと思ったら既製品では着丈が長すぎたり、首まわりが詰まりすぎると窮屈に感じたりと、なにかしら満足できないポイントがありがちなアイテムのひとつ。そこで、「THE TEE」では、2素材、2色、7サイズ展開のベースサンプルをもとに、ラウンドネック、Vネック、襟幅、ポケットの有り無し、スリットの有無、袖口幅、ネックサイズ、着丈、袖丈、肩幅、裾周りをカスタマイズできるようにした。

アドバイスをもらいながらチューニング

コットン天竺の綿100%ならカジュアルに、ナイロン リバーメッシュの綿55%とナイロン45%の混紡なら、ジャケットにインするときにもおすすめのクリアな生地感など。まずは、どんなシーンで着用するTシャツをセミオーダーするか、考えてからカスタマイズするほうが悩まずに進むかもしれない。迷ったら、ナビゲーターにアドバイスを求めよう。

「THE TEE」を実店舗限定にしている理由

セミオーダーサービス「THE ME」は、基本的にオンラインで購入できるが、「THE TEE」は、ストア限定になっている。これは、商品の良し悪しだけでなく、カスタムなどのサービスを気に入ってくれているお客様に支えられているからこそ、対面で決めてもらう手順を大事にするために、ストア限定になっている。

かゆいところに手が届き、自分好みのTシャツがオーダーできるTHE TEEは、8800円(税込み)。今まで、お気に入りのTシャツがなかなか見つからなかった人には、かなりの朗報だ。この価格で、なぜ実現できるのか伺ってみると、
「技術部分は、内緒です。ただ、すべての商品にいえることですが、在庫を持たない分、そしてセールをしない分、価格設定に違いがあるとご理解いただければ」(THE ME 前田さん)

石油産業に続き、2番目に環境負荷が高いといわれるファッション産業だけに、無駄を限りなくそぎ落とすことで、われわれ消費者の手が届きやすい価格になるのもうれしいところだ。

今後は、現在のラインナップ以上に、よりカスタムにフォーカスしたアイテムを増やしていく予定。カスタムすること自体も楽しめることで、その後も、自分の好みだけに愛着を持って長く愛用できそうだ。

「むずかしいことを考えずに、大事にしたいと思ってもらえるものを作りたいです」(THE ME 前田さん)
という言葉も印象的。筆者は、綿100%のラウンドネック、1枚でも着られ、ジャケットのインナーでももたつかないなど、用途広めに相談したら、袖丈、着丈、スリット丈など細かくアドバイスをもらえた。

ボトムにイン・アウトのどちらで着てもキレイに見えるよう、裾にスリットを入れた筆者のTHE TEE。

セミオーダーって、ハードルが高そうだったが、8800円で、毎日でも着たくなる自分仕様のTシャツがオーダーできるのは、かなりうれしい。オーダーしてからでき上がるまでの約2週間も楽しく待てそうだ。汗ばむこれからの季節、珠玉の1枚を作れば、ヘビーローテンション間違いなし。

THE ME
https://the-me.tokyo/

取材・文/林ゆり


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