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24時間で151,409回跳んだプロ縄跳びプレイヤーが伝授する「後ろ跳び」健康法

2022.04.23

ギネス記録保持者がすすめる「なわとび」健康法

「なわとび」と聞くと、子どもの頃に一生懸命になわとびを跳んだ記憶がよみがえる。誰もが、なつかしい気持ちになるだろう。

では、大人になってから跳んだ人はどれぐらいいるだろうか?おそらく、ほとんどいないにちがいない。

そんななわとびを、今の大人にすすめるのは、生山(いくやま)ヒジキさんだ。生山さんは、日本で唯一の「プロなわとびプレーヤー」。

商業施設でのステージパフォーマンスや学校でのなわとび指導などで主に活躍し、メディアでもたびたび出演するその道の達人。さらには、24時間で151,409回なわとびを跳ぶなど、多数のギネス世界記録の保持者でもある。

生山さんが、なわとびは「1日3分でもメリットいっぱい!」と推奨するのは、コスパに優れた健康法だから。

特に、リモートワークであまり外出しなくなったビジネスパーソンには、「姿勢改善、ダイエット、体力向上、健康維持」に効果てきめん。詳細については、著書の『人生が変わる! 最高の後ろ跳び』(徳間書店)に記されている。

世の中にはあまたの健康法があるなかで、なわとびが優れているのは、スキルもお金もさして要らず、場所を選ばないから。

また、運動強度が非常に高く、短い時間でほかの長時間運動に匹敵する効果が得られるメリットも、生山さんは挙げる。

さらに、体幹が鍛えられ、姿勢が良くなり、肩こり・腰痛の予防にもいい……というから、これは実践しない手はない。ということで、本書のなわとびエクササイズを一部紹介しよう。

■まずは低い位置から立ち上がれるか

なわとびは、意外なほど強度の高い運動なので、長年のオフィスワークで体重が増え、下半身が衰えている人には正直きつい。それを無視して始めるとケガのリスクもあるとのことで、まずは以下の筋力チェックをしてみよう。

【方法】
低いソファなど30cmほどの高さのものに座り、両手を腕の前で交差する。片足は床から離して前方に伸ばす。これが準備姿勢となる。

その状態で、立ち上がる……左右足を変えて、どちらでも上手く立ち上がれただろうか?

もし、これが難しければ、一般的な高さのイスに座って同じことをやってみる。これもできなければ、いきなりのなわとびは負荷が大きすぎる。より負荷の低い運動が、本書に掲載されているので、まずはこれからスタート。

■両腕を広げた「後ろ跳び」が肩こりに効く

なわとびの跳び方にもいろいろあるが、逆方向に回す「後ろ跳び」が、肩こりなどに悩む大人に効果的だという。そのバリエーションが「後ろ大回し跳び」。効用については、こう解説されている。

“肩甲骨周辺の筋肉をたっぷりと使い、血流も良くなるので、肩こりの予防や改善、二の腕引き締めに効果的です。普通の「後ろ跳び」では物足りない、デスクワークが長くて肩がこりやすいという人におすすめです。”

やり方は簡単。両腕を伸ばして広げ、なわがなるべく大きな弧を描くように回す。

できれば毎日、1分×3セットを目安に行なう。たったこれだけの時間で、デスクワーカー定番の不調が改善されるのだから、とてもコスパのいいエクササイズだ。

このほか、体幹の強化に効果のある「高いジャンプの前跳び」や、複数の種目を連続して行なう「時短脂肪燃焼メニュー」など、課題にあわせた方法がある。

また、子ども向けのなわとびエクササイズにも1章もうけられており、親子で楽しくチャレンジできる。日頃の運動不足解消を考えている方は、明日からでも始めてみてはいかがだろう。

生山ヒジキさん プロフィール
1981年12月18日生まれ、東京都出身。 プロなわとびプレーヤー。Rope Performance Team なわとび小助主宰。 2007年から、全国各地の保育園、幼稚園、小学校、児童館、施設などで出張なわとび指導を行い、現在までに1000カ所以上、延べ50万人以上の指導実績をもつ。また、なわとびのギネス世界記録に挑戦し、「24 時間で何回なわとびが跳べるか」ほか、後ろ跳びに関するさまざまな記録に挑戦し、11個の世界記録を更新している。そのほか、メディア出演やイベント出演も多数で、なわとびの跳び方、楽しさを伝えている。

文/鈴木拓也(フリーライター)

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