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おさえておきたい経済ニュース
一時は倒産の危機も!?純利益1兆円を超えて復活を遂げたソニーの暗黒時代
「上場廃止。いや倒産もありえる」。天下のソニーがそんなことを言われていた時代がありました。2012年3月期において4,550億円という巨額損失を計上したのです。ソニーは4期連続で純損失を出していました。自己資本比率は14.7%まで低下。安全基準と言われる20.0%を大幅に割り込みました。 その後、ソニーは大復活を遂げます。2021年3月期は純利益が1兆円を超えたのです。2021年12月末時点で自己資本比率は24.6%まで回復しています。 暗黒期のソニーに何があったのでしょうか?
【参考】https://dime.jp/genre/1363734/
西武HDの凋落を象徴するホテルの売却、V字回復の起爆剤となるか?
西武ホールディングスが保有するホテルやスキー場を、シンガポールの政府系投資ファンドGICに売却します。2022年2月10日に基本協定書を取り交わしたと発表しました。31物件を1,500億円で譲渡し、800億円を譲渡益として見込んでいます。売却する物件は「ザ・プリンスパークタワー東京」や「苗場プリンスホテル」、「サンシャインシティプリンスホテル」など名の知れたものが多数含まれています。
【参考】https://dime.jp/genre/1323418/
1兆1717億円の過去最高益を叩き出したソニーの超好決算を生み出した要因
ソニーは2021年3月期に売上高が前期比9.0%増の8兆9,993億円、純利益が前期比101.3%増の1兆1,717億円となりました。純利益率は13.0%。前期の7.0%から6.0ポイントも上昇しています。2022年3月期の純利益は26.6%減の8,600億円を予想していますが、利益率は8.7%と堅調です。 一時は倒産まで囁かれたソニーが大復活を遂げました。ソニーの好決算を支えている要因はどこにあるのでしょうか。
【参考】https://dime.jp/genre/1368328/
構成/DIME編集部