小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ヤッホーブルーイングとFar Yeast Brewingが「キリン ホームタップ」に参画した理由

2022.04.21

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

目標会員数10万人を突破した家庭用ビールサーバー

会員制 生ビールサービス「キリン ホームタップ」は昨年から本格展開を開始したが、約1年で同社が掲げた会員目標10万人を突破した。

味覚への満足度は99.1%と高い評価を得ており、「泡がきめ細かい」「泡までおいしい」といったサーバーならではの泡のクリーミーさが好評。「特別感がある」「サーバーで注ぐのが楽しい」という声も寄せられており、造りたてのビールのおいしさ、新たな飲用体験が会員の満足度を上げている。

自宅で本格的な生ビールを味わうために、ビールや配送方法、専用のビールサーバーに徹底的にこだわっているのも、支持を得ている理由のひとつだ。

ホームタップはクラフトビールの顧客獲得にも貢献している。約半数の会員が、ホームタップ利用後、クラフトビール飲用機会が増えたと回答。一般的にクラフトビールは20~30代の若い世代に好まれている傾向があるが、ホームタップをきっかけに50代以上の会員もクラフトビールの飲用機会が増えている。また、ホームタップ契約後、約半数が「スプリングバレー豊潤<496>」缶を購入した調査結果もある。ホームタップがクラフトビールのトライアル機会となり、飲食店での注文や量販店での購入につながる好循環が生まれている。

「キリンとしても昨年の本格稼働は初めてのチャレンジだったということ、既存ビジネスと全く違う形態ということで、会員目標の10万人は野心的な数字ととらえていましたが、これが達成できたことについては一定の評価をしています。

しかし、会員数の維持、新規のお客様をどう獲得していくかという点ではまだ発展途上。会員数の多さありきではなく、今あるサービスの品質をどう上げるのかを模索しながら、ビジネスを大きくしていく方針です。

そういった中で、キリン ホームタップを充実させる重要な取り組みが商品ラインナップ。ビールのラインナップに期待している会員は87.4%に上り、サービス開始の2017年から累計23種類、過去1年で12種類のビールを販売してきました。常時3~4種類、季節に合わせた限定ビールも発売しています。

2022年はさらに他社クラフトビールメーカーに参画していただき、商品ラインナップを充実していきます。第1弾として今年2月からヤッホーブルーイングの『よなよなエール』を発売。会員から大変好評を得て、受注開始日に過去最高の受注数を記録し、7~9月の再発売が決定しました。外部ブルワリーに参画してもらうことにより、サービスの質と価値を実感しています」(キリンビール 執行役員 マーケティング本部 事業創造部長 山田雄一氏)

今年3月にはリニューアルした「スプリングバレー豊潤<496>」をホームタップでも発売を開始。そして、5月26日には「インドの青鬼」と「銀河高原ビール 小麦のビール」を発売する。

ヤッホーブルーイングの第2弾となる「インドの青鬼」は、グレープフルーツのような華やかなホップの香りの裏に強烈なホップの苦味が隠れている、熱狂的なビールファンにもおすすめの商品。

銀河高原ビールの「銀河高原ビール 小麦のビール」は、白濁した小麦色の無濾過ビールで、小麦と酵母のまろやかさが特長で20年以上にわたってビールファンに愛されてきた商品。

さらに、山梨に拠点を置き、世界26カ国にてクラフトビールを販売しているFar Yeast Brewingの参画が決定した。同社は地域創生活動にも取り組み、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」とのコラボレーション商品を発売するなど、キリングループとの共同事業も行っている。

発表会では、ヤッホーブルーイング代表取締役社長 井手直行氏、Far Yeast Brewing代表取締役 山田司朗氏がホームタップ参画の理由や意義について語った。

「ホームタップで飲んだビールは素直においしい!というのが参画した大きな理由。おいしいだけではなく、缶からグラスに注いで飲むのとは全く違った、サーバーから注いで飲むという体験は貴重です。この新しい飲用体験に非常に感銘を受け、我々もぜひ参画したいと思いました。

よなよなエールとインドの青鬼を体験したことのないお客様もたくさんいらっしゃるので、おいしいビールを届けるサービスで、我々のビールを飲んでいただき、今後我々のビールを好きになってくれるとうれしいし、さらにクラフトビールを飲んだことでビールにもっと興味を持ってもらうことができたらいいなという想いがあります。サーバーから自分で注いで飲む体験価値とおいしさにはきっと感動するはずです!

ビール市場が年々縮小している時代の中で、バラエティーが提供できる新しいサービスは、ビール市場全体の活性化につながります。そういう意味でもぜひ参加して一緒にビール市場を盛り上げたいという気持ちもありました。よなよなエールとインドの青鬼で、キリン ホームタップがさらに普及する役割を、少しでも担えたらうれしいですね」(ヤッホーブルーイング 井手社長)

「弊社は2018年からキリンの飲食店向けサーバー『タップ マルシェ』に参画させてもらっており、クラフトビールの楽しさを多くのみなさんに知ってもらう機会を得ることができました。

新型コロナ以降、生活様式が変わっていく中で、家庭でビールを楽しみたいという方が増えています。社内でホームタップを試飲しましたが、タップマルシェ同様に品質がすばらしく、ぜひ参画をしたいと考えました。家庭で気軽に本格的なクラフトビールが楽しんでいただける画期的なサービスであり、弊社にとっても新たなお客様にビールをお届けできると大変ありがたく思っています。

多様なスタイルのビールをお届けするのが弊社のミッション。私もヤッホーブルーイングさんのビールが大好きでよく飲みますが、ヤッホーさんのビールに加えて別のスタイルのビールもどんどん知ってもらいたいし、ホームタップを通じて、お客様にビールの多様性を知っていただけるとうれしく思います」(Far Yeast Brewing 山田社長)

【AJの読み】多種多様な生ビールが自宅で味わえる時代に

山田社長が話していたように、クラフトビールによってビールの味はこんなにも多様性があると知って、ここ数年は、筆者が家でのむ缶ビールは9割がクラフトになっている。

昨年参加した体験会(「手入れがラク!家庭用ビールサーバー「キリン ホームタップ」で始める夢のおうち生ビール」 )で、キリン ホームタップで注いだビールのおいしさを実感した。とくに泡のなめらかさや甘みはサーバーならでは。ホームタップのラインナップにクラフトビールが加わるとなれば大きな魅力になる。

ビール離れが言われて久しい中で、ビールのおいしさや魅力を本気で伝えたいと、メーカーの垣根を越えて取り組んでいることが今回の発表会でも感じられた。多種多様な本格的な生ビールが自宅で味わえる時代が来て、ビール愛好者にとってもうれしい変化だ。

文/阿部純子

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年6月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDテープライト250」! 特集は「超快適ウエアラブル」「最新EV図鑑」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。