私たちの日々の生活を支えるスーパーマーケットだが、コロナ禍においてその利用頻度はどのように変化したのだろうか?また、昨今増える無人レジを積極的に利用する人はどれくらいいるのか。
ROIは、同社が運営する顧客満足度向上プラットフォーム「ファンくる」会員923名を対象にしたコロナ禍のスーパーマーケットにおける意識調査を2022年3月17日~3月22日に実施したので、その結果を紹介する。
コロナ前と比較して店頭利用は「変わらない」が61%
スーパー(店頭)に行く頻度および時間帯について尋ねたところ、頻度は週に2~3回程度、時間は19時~20時台がもっとも多いことがわかった。
コロナ前後でスーパー(店頭)の利用頻度はどのように変わったかと尋ねたところ、61%が「変わらない」と回答。利用が増えた人は16%、減った人は23%という結果になった。
スーパー(店頭)を選ぶ基準としては、「価格」が82%で最多に。以下、「立地」(81%)、「品揃え」(70%)、折込チラシを見た(22%)と続いた。
スーパー(店頭)で商品を買う際に重視する点としては、1位がやはり「価格」で、以降、2位「添加物や鮮度」、同率3位「見た目・パケージ」&「賞味期限」と続いた。
スーパー(店頭)でガッカリした経験の有無を尋ねると、74%は「ある」と回答。具体的にがっかりしたことの内容としては、「商品が腐っていた」(30%)が最多で、以下、「値引きがレジで反映されていなかった」(28%)、店員の接客態度が悪かった」(28%)、「目当ての商品がどこにあるかわからなかった」(28%)などが続いた。
スーパー(店頭)でセルフレジと有人レジどちらを利用するかとの問いでは、「セルフレジ」(37%)が「有人レジ」(33%)を上回った。
サンプルで試したものをリピートした経験について尋ねると、「はい」が71%と大多数を占めた。
ネットスーパーを利用したことがあるか質問したところ、「いいえ」が72%、「はい」が28%という結果に。また、コロナ禍でネットスーパーの利用頻度はどのようになったかと尋ねたところ、34%は「増えた」と回答した。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国120万人のユーザー
回答数:923名(男性=316/女性=607)
調査時期:2022年3月17日~3月22日
調査項目:コロナ禍におけるスーパーマーケットについての意識調査
設問数:45
出典元:ファンくる(株式会社ROI)調べ
構成/こじへい