東芝の冷凍冷蔵庫「VEGETA」に冷蔵室の食品保存性能がアップしたフラッグシップモデル「FZSシリーズ」が登場

2022.04.19

東芝ライフスタイルは、冷凍冷蔵庫「VEGETA」の新製品として、フラッグシップモデルとなる6ドアタイプ「FZSシリーズ」2機種を6月上旬に発売する。

水分を含む冷気で食材の乾燥を防ぐ「うるおい冷蔵室」が性能UP

ラインアップは定格内容積600Lの「GR-U600FZS」と、507Lの「GR-U510FZS」。価格はいずれもオープン。店頭想定価格は「GR-U600FZS」が45万円前後、「GR-U510FZS」が40万前後。カラーは両モデルともにフロストグレージュとフロストホワイトの2色で展開する。

「GR-U600FZS」フロストグレージュ

「GR-U510FZS」フロストホワイト

いずれも、水分を含んだ冷気で食材の乾燥を防ぐ「うるおい冷蔵室」の食品保存性能をさらに向上させたモデル。プラスチック製の冷蔵室内奥のダクトカバーに、熱を吸収し素早く冷やすヒートシンク効果を利用したアルミ製の「メタリッククールパネル」を新たに採用。

併せて冷気が冷蔵室内にまんべんなく行きわたり、より均一に冷却するよう、冷気吹き出し口形状を最適化したという。

これら2つの効果と、各室に適した温度と湿度に保つ「新鮮ツイン冷却システム」との相乗効果によって、冷蔵室内をチルドルームと同等の約2度、高湿度約85％以上の最適な食品保存環境を実現。

まとめ買いをしてチルドルームに入りきらなかった肉や魚、週末に作り置きをしたおかずやサラダなど、傷みやすい食品の乾燥や菌の繁殖を抑え、風味と食感も損なわず新鮮に保存することができると、同社では説明している。

また、デザインにもこだわっており、インテリアに調和する、マットな質感で上品な印象を与えるフロストガラスと、シンプルなフレームレスデザインを採用。さらに、野菜室・冷凍室のハンドルは、手をかけやすく開け閉めしやすい高さと、手入れしやすいストレート形状を採用するなど、利便性も向上している。

そのほか、本体の上部に「音声アナウンススピーカー」を搭載し、従来ブザーのみであったアラーム音や操作音を、メロディと音声でお知らせする仕様へと変更。スマートフォンなどとBluetooth接続すれば、好きな音楽を冷蔵庫から流すこともできる。

「GR-U600FZS」の定格内容積は600L（冷蔵室302L/野菜室133L/製氷室22L/冷凍室143L）。本体サイズは685×745×1,833mm、重量は130kg。

「GR-U510FZS」の定格内容積は507L（冷蔵室257L/野菜室112L/製氷室20L/冷凍室118L）。本体サイズは650×699×1,833mm。重量は121kg。

構成／立原尚子