小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2021年度の国内倒産件数は56年ぶりに6000件割れ、一方で負債50億円以上の大型倒産は前年度から増加

2022.04.18

昨年2021年、日本全国でどれくらいの企業が倒産したのだろうか?

帝国データバンクはこのほど、負債1000万円以上の法的整理を対象とした「2021年度の企業倒産件数」を発表した。

倒産件数は5916件、1965年度以来の半世紀ぶり6000件割れ

2021年度の倒産件数は5916件(前年度7314件、19.1%減)と、前年度から1398件減少。1965年度(5593件)に次ぐ過去2番目の低水準となったほか、半世紀ぶりの6000件割れを記録した。月別では、12か月中11か月で前年同月を下回った。7月(42.1%減)以降、減少率は縮小してきたものの、3月は減少率が拡大した。

国や自治体による資金繰り支援が支えになって中小企業の「資金繰り破たん」を回避できていることが、引き続き倒産の発生を低水準に抑制する要因となっている。

負債総額も4年連続の減少、2000年度以降で最小を更新

2021年度の負債総額は1兆1828億7100万円(前年度1兆2174億6900万円、2.8%減)と、4年連続で前年度を下回り、2000年度以降最小だった前年度をさらに下回った。

業種別では運輸・通信業を除く6業種で前年度比減少

業種別にみると、運輸・通信業を除く6業種で前年度を下回った。小売業(前年度1760件→1287件、26.9%減)は、公的資金の注入や金融機関の支援などで、大幅に減少。特に、飲食店(同715件→534件)の減少が小売業全体の件数を押し下げた。

サービス業(同1768件→1427件、19.3%減)では、宿泊業(同125件→67件)のほか、経営コンサルタント(同94件→65件)や学習塾(同27件→20件)などが大幅に減少した。

一方、運輸・通信業(前年度262件→273件、4.2%増)は、ドライバー不足に加え、燃料価格の上昇や荷動きの落ち着きなどの影響を受け、7業種で唯一の増加となった。

主因別では「不況型倒産」の構成比77.3%

主因別の内訳をみると、「不況型倒産」の合計は4574件(前年度5726件)と、20.1%の大幅減となった。構成比は77.3%(対前年度1.0ポイント減)を占めた。また、「経営者の病気、死亡」(前年度237件→275件、16.0%増)は4年連続の増加となった。

※倒産主因のうち、販売不振、輸出不振、売掛金回収難、不良債権の累積、業界不振を「不況型倒産」として集計

負債50億円以上の大型倒産は前年度から増加、4年ぶり30件台

負債額別にみると、負債5000万円未満の倒産は3546件(前年度4618件、23.2%減)となった。負債5000万円未満の倒産を業種別にみると、サービス業(986件)が構成比27.8%(対前年度0.4ポイント増)を占め最多、小売業(890件)が同25.1%(同2.4ポイント減)で続く。

他方、負債50億円以上の大型倒産は前年度の23件から34件に増加するなど、全体の件数が大幅に減少するなか、比較的規模の大きな倒産が目立った。

資本金規模別では、資本金1000万円未満(個人事業主含む)の倒産は3953件(前年度4955件、20.2%減)、構成比は66.8%(同0.9ポイント減)を占めた。

国内全地域が過去20年で最少を記録

地域別にみると、2年連続で全地域が前年度を下回った。2年連続で全地域減少となったのは2004年度以来17年ぶり。また、全地域が過去20年で最少を記録した。近畿(前年度1973件→1482件、24.9%減)は、全府県で20%以上の大幅減、運輸・通信業を除く6業種で2ケタ減となった。

関東(同2594件→2196件、15.3%減)では、東京(同1289件→1078件)が200件以上の大幅減となったほか、業種別でも不動産(同122件→86件)などで大幅に減少し、全体の件数を押し下げた。また、中国(同331件→237件、28.4%減)は、広島(同155件→93件)や山口(同58件→35件)で40%近い減少となった。

民事再生法は2000年4月の施行後で最少の165件

態様別にみると、会社更生法は2件、破産は5454件(前年度6718件、構成比92.2%)、特別清算は295件(同333件、5.0%)。民事再生法は165件(同260件、2.8%)と、2000年4月の施行後で最少となる200件割れとなった。

特殊要因倒産

2021年度の特殊要因倒産の件数を見ていくと、人手不足倒産は114件(前年度比5.0%減)で、2年連続の前年度比減少、後継者難倒産は476件(前年度比7.0%増)で、2年ぶりの前年度比増加。他方、コロナ融資後倒産は206件で、3月が2020年7月の集計開始後、最多の30件台を記録した。

出典元:帝国データバンク

構成/こじへい

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年6月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDテープライト250」! 特集は「超快適ウエアラブル」「最新EV図鑑」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。