重低音域のブーストが必要な状況で活躍するD級アンプ内蔵アクティブサブウーハー
ローランドは、製品の品質と手ごろな価格で知られるモニタースピーカー・ブランド「Fluid Audio」(フルイド・オーディオ)より、音楽制作スタジオ用モニターサブウーハー『FC10S』を2022年4月23日(土)から発売を開始する。価格はオープン価格。
その特徴は以下のとおり。
音楽制作に最適なスタジオ・モニター・サブウーハー
野外フェスやクラブなどでは、重低音を強調した大型スピーカーで楽曲が再生されることが一般的。そのため、低音域が力強く鳴るように楽曲の音作りを行うことは、音楽制作の重要なポイントになる。
今回発売する『FC10S』は、解像度と密度の高い重低音が再生できる、大規模な会場での使用を想定した音楽制作に最適なスタジオ・モニター・サブウーハーだ。
足元のペダルで出力のオン/オフ操作が可能なスタンバイ・フットスイッチなど、音楽制作でのモニタリングに便利な機能も多数搭載している。
ちなみにサブウーハーとは、低音域のみを再生するスピーカーで、メインとなるスピーカーと組み合わせて使用される。低音を増強したり、メインのスピーカーが再生できない低音を補うことで、音源が持つ本来の迫力や力強さをサウンドに反映することができるのだ。
モニター・スピーカー・ブランド「Fluid Audio」
数多くのスピーカーの開発に携わった経験を持つKevin Zuccaro氏が2010年に米国で設立した新進のスピーカー・ブランド。モニター・スピーカーに求められる、原音に忠実な音で再生するスピーカーコーンやツイーター、こだわり抜いた設計のエンクロージャー(筐体部)など、高い品質と手ごろな価格が評価されている。ローランドは、2017年から日本国内における「Fluid Audio」製品の輸入・販売を行なっている。
主な仕様
形式/D級アンプ駆動アクティブサブウーハー
再生周波数帯域/20Hz〜200Hz
クロスオーバー周波数/50Hz - 200Hz(メインモニターに対して)
定格出力/200W(最大定格)
ドライバー/10インチ複合曲面コーン耐熱ボイスコイルおよびラバーサラウンド仕様
キャビネット/ラミネートMDF(中密度繊維板)
入力端子/XLR(2系統ステレオ、バランス)、TRS(2系統ステレオ、バランス、アンバランス)、RCA(2系統ステレオ、アンバランス)
出力端子/XLR(2系統ステレオ、バランス)、TRS(2系統ステレオ、バランス、アンバランス)
外形寸法/幅385.5×奥行き320×高さ385.5mm、12.4kg。
関連情報
https://www.roland.com/jp/products/fc10s/
構成/清水眞希