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「NURO Wireless 5G」は固定回線を引けないアパートやマンションの救世主となるか?

2022.04.15

ソニーワイヤレスコミュニケーションズ(以下ソニー)は、集合住宅向けのインターネット接続サービス「NURO Wireless 5G」を、2022年4月1日より提供することを発表。

日本において5Gといえば、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアが展開するサービスというイメージが強いですが、今回提供されるのは「ローカル5G」という制度を用いたもので、通信キャリアが展開する5Gサービスとは、少し違うものになります。

では、ローカル5Gの詳細や、「NURO Wireless 5G」のサービス内容を紹介していきましょう。ローカル5Gが普及すれば、今よりも高速通信が体験できる場所が格段に増えるかもしれませんよ。

ローカル5Gって何? 通信キャリアの5Gサービスとは違う?

近年よく耳にする5G通信は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが提供している通信サービス。これに対し、ローカル5Gは「地域・産業のニーズに応じて地域の企業や自治体などが個別に利用できる5Gネットワーク」を指します。

地域や企業が主体となり、建物内や敷地内といった特定のエリアで、自営の5Gネットワークを構築・運用・利用できるため、通信キャリア以外でもサービスの提供が可能となっています。

総務省は、ローカル5Gが「先行して構築可能」「必要となる性能を柔軟に設定可能」「他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくい」としており、地方創生を推進するために、普及展開を促進しています。

【参照】
令和3年3月 総務省 情報流通行政局 地域通信振興課
総務省におけるローカル5G等の推進

なお、ローカル5Gの利用には、国で指定された無線局免許の取得が必要です。

【参照】NEC/ローカル5G

「NURO Wireless 5G」ってどんなサービス?

そんなローカル5G技術を用いて提供される「NURO Wireless 5G」は、集合住宅向けのインターネット接続サービスとして、2022年4月1日より、データ容量無制限、4950円/月(契約事務手数料3300円)で提供を開始。

一般的な光回線のように、自宅を工事して配線する必要はなく、NURO Wireless 5Gに申し込んだユーザーの住宅管理業者とソニーの協議の上、周辺に基地局の設置を進めていきます。

基地局が設置されれば、ユーザーの自宅内にはホームルーターを置くだけで通信が利用できるため、これまで回線工事ができなかった集合住宅などでも、高速通信がもたらされる可能性があります。

自宅での作業はホームルーターの設置のみ。イメージとしては、ドコモの「Home 5G」や、ソフトバンクの「Softbank Air」に近いですね。自宅に設置するホームルーターは、ソニーからのレンタルで提供されます。

2022年4月時点でのサービスエリアは東京、神奈川、埼玉、大阪の一部地域。サービス提供可能エリアは北海道、千葉、愛知、静岡、岐阜、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡、佐賀の一部となっています。

また、契約期間の制約はなく、契約解除料も無料。最大7日間無料で試すこともでき、利用料金発生前の解約にも対応しています。通信速度はベストエフォートで下り最大4.1Gbps、上り最大2.6Gbpsとなります。

より多くの人が5Gの高速通信を体感できる可能性も

「NURO Wireless 5G」は、一般的な光回線と違い、ローカル5Gのエリアを構築したのちに、自宅にホームルーターを設置することで、高速通信が利用できるサービス。個人で申し込む場合には、「エントリー」という形をとり、ソニーがエリア化をした地域からサービスの利用ができるようになります。

集合住宅で「NURO Wireless 5G」を使用するために個別のユーザーがエントリーした場合には、ソニーが建物の所有者や管理団体と話し合い、エリア化を進めていくことになるので、サービスの提供まで数か月から半年程度の時間を有するとのこと。また、建物所有者との交渉によっては、エリア化されない場合も考えられます。

サービスの特性上、エリア外の地域では、「引っ越してすぐに利用したい」といったニーズは満たせない可能性もあります。ただし、これまで光回線の配線が難しかった集合住宅などで利用できるとなると、今まで以上に多くの人が、高速通信の恩恵を受けられるかもしれません。

「NURO Wireless 5G」は5Gサービス普及の足掛かりになる?

これまで、5Gといえば各通信キャリアが提供する通信サービスでした。都市部を中心に、徐々に5Gに繋がる地域は増えていますが、まだ体験したことがないという人も多くいるでしょう。

一方、ローカル5G技術を用いた「NURO Wireless 5G」は、エリアごとに5Gの高速通信を提供できるサービス。免許制ではありますが、ソニーのようにローカル5G技術を用いてサービスを提供するメーカーが増えると、一気に5G通信の恩恵を受けられる場所が増える可能性もあります。

今後、通信キャリアの5Gサービスがより広がり、ローカル5Gでのサービスも普及していけば、屋内外問わず、多くの場所で高速通信ができるようになるかもしれません。

取材・文/佐藤文彦

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