
コロナでストレスが増えたため辛いものを食べる機会が増えた人も
ROIは、「ファンくる」会員を対象に定期的に消費者の意識調査を実施しており、2018年にファンくるユーザー5,475名を対象に「辛いものについて」調査したところ「辛いものが好き」と答えた人は8割以上に上った。
ではコロナ禍で辛いもの好きな人たちに変化はあるのか、また、どのような時に消費者は辛いものを食べているのか。再び意識調査(有効回答数1,000名)を2022年3月2日~3月6日に実施。結果をグラフ化して公開した。
1.辛いもの好きは相変わらず、80%以上の支持あり
2018年調査
2022年調査
前回の調査から4年経ったいまも、辛いものが好きと回答した人は80%以上で変わらない結果となった。
2.辛いものを好む理由は「味が好みだから」
辛いものを好む理由は「味が好みであること」が最も選択され、次に「刺激が好きだから」と答える人が多くいた。
3.辛い物を食べたくなる瞬間は「刺激が欲しいとき」
刺激が欲しいときや寒いときに辛いものを欲すると答えている。コロナ禍で辛いものの消費量は変わっていない人がほとんどであったが、増えたと回答した8%のほとんどは「コロナでストレスが増えたから」「家でも刺激物を食べたいから」という理由であった。
4.辛い物が飲食店にあったらうれしい82%、辛さの度合いが選べたら理想的
5.好きな辛いもの第1位はカレーへ変化
2018年調査
2022年調査
韓国料理店に足を運んでいるのは20代が多く、若年層における韓国ブームが背景にあったのかもしれない。
業態問わず、飲食店に辛いもののメニューがあったらうれしいかという設問に対しては82%の人がうれしいと答えており、辛さの度合いなどが選べるようなサービスがあるとさらに飲食店に対して好感を持てるようだ。
2018年の調査時では好きな辛い料理の上位は「キムチ・チゲ鍋」や「担々麺・激辛ラーメン」が支持されていたが、今回の調査では「カレー」が1位となった。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国120万人のユーザー
回答数:1,000名(男性=336/女性=664)
調査時期:2022年3月2日~3月6日
調査項目:コロナ禍における辛いものについての意識調査
構成/Ara