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【ソロ活入門】「作る喜び、食べる喜びを丸ごと味わえる」農業体験の魅力

2022.05.04

農業体験

農業体験

市民農園や貸し畑施設など、農業初心者でも5平方メートルほどから借りられて、手軽に畑を始められる施設が増加中。ひとり農業のハードルは、想像するほど高くない。

始めやすさ ★★☆  難易度 ★★☆  コスト ★★☆

季節の野菜を育てて食す。農業体験は、大人の食育にも

 まずは土地を必要とするうえ、道具や知識も……? 農業のスタートラインに立つには、やや壁があると感じる人も少なくない。しかし、最近ではビギナーでも畑を持てるシステムが増えていて人気だ。話をうかがったのは、全国に100以上の貸し農園施設を展開する「マイファーム」のアドバイザー・玉置佑利子さん。

「3畳分くらいのスペースから貸し出しをしています。基本の道具はだいたい施設に揃っているので、意外とすぐに始められますよ」

 栽培したい作物の種や苗を用意して、動きやすい格好でいざ畑へ。たいていの施設はプロの相談役が滞在しているので、困った時はアドバイスを乞うこともできる。

「作付けのタイミングや基本の管理法を身につければ、ひとりでも十分楽しめます。農業はクリエイティブな作業でもあるので、限られた区画でいかに効率よく植え付けをしていくか、自分なりに工夫して進めていくことで、収穫した時の喜びもいっそう増すはずです」

 スーパーに行けば大抵の食材が揃う便利な時代だが、自ら汗水流して育てた畑の恵みが、より豊かで安全な食体験へと導いてくれる。

玉置佑利子さんマイファーム 八雲のはたけ アドバイザー
玉置佑利子さん
料理教室の講師を経て、貸し農園施設「マイファーム」のアドバイザーに。畑の管理や利用者のサポート、種の自家採取を行なう。http://myfarm.co.jp

農業体験基本の3step

01  ベースの畑を確保し、土作りを行なう

まずは畑を借りることから。最低週1回のペースで手入れが必要なので、通いやすい場所で探すのがベター。土地が確保できたら最初に行なうのが土作り。元の土壌に堆肥を加えて耕す。収穫の端境期である2〜3月に行なうのがベスト。

農業体験農業体験

スコップ、クワ、カマ、ジョウロ、バケツ。これらは施設で貸し出ししていることが多い。ゴム手袋と長靴は自身で用意。

堆肥を投入農業体験農業体験

土作りは、作物が育ちやすい環境を整えるための重要な作業。この作業を終えたら、2週間ほど寝かせる。種まきはそれから。

02  種まき、栽培、管理を行なう

春はジャガイモ、ナス、トマト、秋は小松菜、大根と、種まき、作付けのベストタイミングを逃さないことが、成功の秘訣。種や苗は、施設でシェアできる場合も。隙間に肥料となる緑肥作物を育て、刈り込んで撒くことで土壌が豊かに。

農業体験

農業体験

様々な野菜を同時栽培できる
小さな区画に数種の作物を植え付けることで、微生物が増え、土が多様化。自家菜園ならではの多種共存の畑が実現する。

03  収穫を楽しむ

7〜9月には収穫の最盛期を迎える。春に仕込んだ野菜が続々と実り、彩り豊かな夏野菜は、採れたてなら素材の瑞々しさを存分に味わうことができる。土に触れながら、ひとり黙々と作物を収穫する作業は、日々のリフレッシュにも。

夏野菜の収穫も楽しみ

農業体験

農業体験

春の訪れを告げるブロッコリー。畑の移り変わりで季節を感じて。エスニック好きならパクチーを、イタリアンが好きならイタリア食材をと、好きな野菜を育てて味わえるのもうれしい。

取材・文/坂本祥子


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