
様々なアイテムが取引されるネットショッピング・オークション市場だが、近年、中古車・新車の取引数および平均落札額はどのように変化しているのだろうか?
オークファンはこのほど、ショッピング・オークション市場における中古車・新車の市場調査の結果を発表した。
供給不足で価格が高騰
2020年3月はネットショッピング・オークション市場における中古車・新車の取引数が約7,300台だったのに対し、2022年3月は約5,500台にまで落ち込み、25%マイナスとなった。
2021年頃から始まった世界的な半導体不足により自動車の生産台数は減少、それによりネットショッピング・オークション市場に出品される中古車・新車の台数も減ったことから、取引数は減少傾向を見せたと考えられる。
また2年前は35万円程だった平均落札額も、直近では42万円台の高値で取引されていることから、供給不足と需要の高まりがわかった。
なお直近2年間において2022年1月は、取引数が約4,500台と最も少なく、さらに平均落札額は47万円台で最高値となった。半導体不足による自動車の生産台数の減少が、ネットショッピング・オークション市場にも影響を与えていると考えられる。
<調査概要>
データ抽出期間:2020年3月~2022年3月
調査方法:オークファンプロPlus
出典元:株式会社オークファン
構成/こじへい
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