小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

弁護士に相談をする時に必要な準備と心構え

2022.04.10

弁護士とあまり接点のない方は、実際に法律トラブルに巻き込まれた際、どのように法律相談に臨めばよいかわからないとお悩みになるかもしれません。

敷居が高いと思われがちの弁護士ですが、実際には、意外と気軽に相談できる場合が多いです。もちろん、十分な準備を整えるに越したことはありませんが、あまり気負い過ぎることなく弁護士に連絡をとってみてください。

今回は、弁護士に相談する際の準備や心構えなどをまとめました。

1. 多くの弁護士が無料相談を実施している

「弁護士への相談にはお金がかかる」

このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実際には多くの弁護士が無料法律相談を受け付けています。

自治体・法テラス・弁護士会などで行われている無料相談会のほか、各弁護士事務所に直接連絡をとった場合でも、無料で相談を受けてくれる可能性があります。

突然法律トラブルに巻き込まれ、どう対応すべきか分からない場合には、とりあえず気軽に弁護士の無料相談を申し込んでみましょう。

2. 弁護士に相談する際に準備すべきもの

弁護士に相談する際には、ある程度準備を整えていく方が望ましいですが、完璧な準備は全く必要ありません。

弁護士が相談を聞く中で、集めるべき資料などを適宜追加でリストアップしますので、初回相談の際にはそれほど気負わずに臨んで大丈夫です。

初回相談の際に準備するとよい資料等の例は、以下のとおりです。

2-1. 相談内容に関連する資料(もしあれば)

相談内容に関連する資料で心当たりのものがあれば、相談時に持参すると、弁護士が事件の内容をスムーズかつ詳細に理解できます。

例えば債務整理であれば、借金の契約書や返済履歴が記録された通帳など、

残業代請求であれば、労働契約書・給与明細・残業の事実や内容に関する資料などを持参するとよいでしょう。

もし必要な資料に漏れがあったとしても、弁護士の指示に従って後から追完すれば問題ありません。

2-2. 時系列をまとめた資料(できれば)

時系列に沿って案件の経緯を説明してもらえれば、弁護士にとっては大変助かります。

整理して案件の説明を行うことで、相談時間の有効活用にも繋がりますので、可能であれば時系列をまとめたメモなどを持参するとよいでしょう。

なお、ご自身で時系列を整理するのが難しい場合は、弁護士がヒアリングの中で整理を試みますので、特に準備せずに臨んでも構いません。

2-3. 事前に弁護士から指示された資料

初回相談の際に準備すべきものについては、事前に弁護士に質問するのが確実です。

メールや電話などで弁護士や事務職員に連絡をとり、持参すべき資料を聞いておくとよいでしょう。

2-4. 印鑑・身分証明書

弁護士に事件対応を正式に依頼する場合、委任契約書を締結することになります。その際、印鑑と身分証明書が必要となりますので、初回相談の際に持参しましょう。

なお、初回相談の段階で正式に依頼するかどうかを決める必要はなく、ゆっくり考えてから判断して大丈夫ですので、ご安心ください。

3. 弁護士と話をする際の心構え

弁護士は依頼者にとって、法律トラブルの解決をともに目指すパートナーです。弁護士との間で信頼関係を築けるように、以下のポイントに留意して法律相談に臨むとよいでしょう。

3-1. 嘘をつかない

見栄や恥ずかしさなどから、弁護士に対して嘘をつく方が時々いらっしゃいます。

しかし、依頼者から嘘を伝えられてしまうと、弁護士は事実に基づいた適切な事件処理を行うことができません。依頼者に対する信頼が失われ、場合によっては弁護士が辞任する事態に発展するおそれもあります。

円滑・公正に法律トラブルを解決するには、弁護士に対して正直に相談することが何よりも重要です。

3-2. 知っていることはできるだけ多く伝える

法律トラブルの解決に当たっては、些細に思われる情報が重要な働きをするケースもあります。情報が重要かそうでないかの判断は非常に難しく、弁護士が依頼者から丁寧にヒアリングを行う中で、慎重に分析しなければならない部分です。

どのような情報が役に立つかわからないので、相談内容に関して知っていることは、できるだけ多く弁護士に伝えましょう。そうすれば、ご自身にとって有利な解決へと繋がる道筋を発見できる可能性が高まります。

3-3. 費用については納得できるまで質問する

弁護士に依頼する場合、弁護士費用は多くの方にとっての懸念事項かと思います。

弁護士は、費用の金額や仕組みを明確化するように努めていますが、それでも依頼者と弁護士の理解に齟齬が生じるケースはしばしばあります。

後から予想外の追加費用を請求されて、納得がいかずにトラブルに発展してしまうことは、依頼者・弁護士の双方にとって不幸な事態です。

弁護士とのトラブルを回避するためにも、正式に依頼する前の段階で、弁護士費用については納得できるまで弁護士に質問しましょう。

着手金・報酬金・日当・実費などの仕組みがどうなっているのか、最終的な総額はどの程度になる見込みかなどを明確化しておけば、弁護士費用に関するトラブルを防げます。

取材・文/阿部由羅(弁護士)
ゆら総合法律事務所・代表弁護士。西村あさひ法律事務所・外資系金融機関法務部を経て現職。ベンチャー企業のサポート・不動産・金融法務・相続などを得意とする。その他、一般民事から企業法務まで幅広く取り扱う。各種webメディアにおける法律関連記事の執筆にも注力している。東京大学法学部卒業・東京大学法科大学院修了。趣味はオセロ(全国大会優勝経験あり)、囲碁、将棋。
https://abeyura.com/
https://twitter.com/abeyuralaw


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年9月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「ドラえもん DRY BAG」! 特集は「攻める節約、守る投資」「eスポーツ観戦ガイド」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。