薬剤師 永井里枝さん×数学
Profile
福岡市在住。理系の大学に進み、薬剤師に。鍵盤弾き語りスタイルのシンガーソングライターの顔も持ち、地元・九州を中心に活躍。現在は子育て奮闘中だ。
夜のひとり時間に彼女が向き合うのは、数学の参考書。受験をするわけでも、資格試験を控えているわけでもない。それなのに、黙々と問題に向き合う理由とは?
無心で問題を解くことで1日のゴタゴタをリセット
もともと、クロスワードパズルや数独で遊ぶのが好きだったという永井さん。「もう少し噛みごたえのあるものはないか?」と考えた時に、思いついたのが数学だったという。
「高校レベルくらいの数学なら、今やると意外とおもしろいんじゃないかと思ったんです。それで本屋さんに行ってみたら、大人向けの数学参考書が結構並んでいて、『趣味としての数学って、意外とアリなんじゃないかな?』って……」
最初は中学生向けの参考書で力試し。手ごたえをつかんだ彼女は、高校生レベルの本へと手を伸ばす。それからは、仕事から帰って夕食後、眠りにつくまでの自由時間に問題と向き合うのが日々の楽しみに。
「スイスイ答えが出せるものよりも、ちょっと背伸びをしないと解けないくらいのレベルの本を選ぶのがポイントです。解いている時間は〝いかに答えを導き出すか〟しか考えないので、雑念が消えてすごく頭がクリアになるんです。どんなに昼間仕事でバタバタした日でも、解き終わるとリセットされて翌朝を迎えられるのも、自分にとってはプラスですね」
気付けば趣味歴は5年以上に。得意分野は、整数問題や図形問題。数字と向き合うのが好きでスマホのアプリ『素数あつめ』も楽しみのひとつ。
「SNS上で数学好きの人たちが問題を出し合っているのを見たり、YouTubeの数学系チャンネルをチェックしたりするのも好きですね。本を1冊買えば3年は遊べるほど、すごく安価な趣味なんですけど、やったらやっただけ達成感も得られるし、自己肯定感のアップにもつながります。理系の私にはもってこいです」
ひらめきが必要な問題よりも、知識の組み合わせで答えを導くものや、図形の角度を求めるような問題が好み。
数学の問題は参考書とSNSから
高校生向けの参考書が趣味のお供。表紙の色で初級、中級、上級と分かれ、永井さんは「解けるor解けないが50/50くらい」の中級を楽しむ。
数学好きによるソーシャルメディアやSNSもチェック。刺激になるのはもちろん、「自分のように数学を好む大人がこんなにいる!」という喜びも。
【ソロ充POINT】
学生時代とは違い、進学のためや成績向上のためなどの発展性を求めない〝勉強〟はソロ活に最適。純粋に数学のおもしろさだけを楽しめば、ソロ活になる。
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取材・文/坂本祥子
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