会社員 安岡秀晃さん×パルクール
Profile
マラソンやギターなどの趣味を経て、40歳でパルクールを始める。現在は会社員の傍ら、子供へのインストラクターなども務める。
己の身体ひとつを駆使し、壁を登ったり飛び越えたりしながら素早く移動するパルクール。肉体だけではなく、論理的思考や創造力も養われる。
年齢・性別・体力は関係なし。自分を心身ともに高める
パルクールと聞くと、派手なトリックを決めつつ街を駆け抜けるスポーツをイメージすることだろう。ソロ活として始めるにはあまりにもハードルが高いと思う人も多いはず。しかし安岡さんはそうでないという。
「もともとは指定された2地点間を自分の身体能力を最大限に使って移動することが目的のスポーツなので、派手なトリックは結果的なものです。本質はあくまで自分の限界を高めることなので、年齢や体力も関係ありません。昨日まで不可能だったことが努力の末に可能になる。その達成感をはっきりした形で味わえるのが魅力です」
週末は自宅近くの海岸でトレーニングを行なう。休憩を挟みながら朝から夕方まで及ぶこともあるそう。
「パルクールを安全に楽しむには、自分のスキルをしっかり見極めたうえで、何ができて何ができないかを正しく判断する能力が求められるんです。だからバランス感覚がすごく向上します。それは肉体的な面だけではなく、会社の業務など、社会活動全般でも生かされていると思います」
【ソロ充POINT】
ゴールを自分で決めて行なうスポーツなので、ひとりで自由に練習できる。また、最近はパルクール専門のジムが増えているため、体験もしやすくなった。
取材・文/佐藤旅宇
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