小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「今はヘラブナ釣りに夢中。集中力が研ぎ澄まされます」キングジムの宮本彰社長がソロ釣りにこだわる理由

2022.05.08

宮本 彰社長

〝釣りも商品開発も試行錯誤の繰り返し。
じっくり考えても、試してみなければ結果はわかりません〟

キングジム
宮本 彰社長×ソロ釣り

Profile
1927年に創業以来、独創的かつ超定番となったファイル用品を数多く開発するキングジムの4代目。『テプラ』をはじめ、常に新しい市場を切り開いてきた事務用品のパイオニア。

「世界を巡ってあらゆる釣りをしてきた」という宮本彰社長が、最終的にたどり着いたのが特に集中力を必要とするヘラブナ釣り。釣りがビジネスにも通ずるというそのわけを聞いた。

〝常に工夫をして挑戦する〟釣りもビジネスも同じ

 一般的な認識では「キングジム=事務用品メーカー」だが、釣り好きの間では「キングジム=釣り師・宮本さん」というほど、釣り業界ではよく知られた存在のキングジム代表、宮本彰さん。仲間と一緒の釣行も楽しいが、同じように単独で楽しむソロ釣りも大切にしているという。

「ひとりで釣りをする時は、本当に没頭している感じ。今は繊細なヘラブナ釣りに夢中なので集中力が研ぎ澄まされますね」

 一般的に釣りはじっと〝待つ〟ものだと思われがちだが、エサ、浮き、おもりなどの組み合わせを常に考えて適時変更していく〝動きのある〟趣味だという。

「今日はどのエサが合っているのか、魚を針の近くにおびき寄せて、釣るためにはどうしたらいいか。ヘラブナ釣りは、はたから見ると静かですが、頭は常にフル回転させています。エサや浮きの種類など、無数の組み合わせから、最適と思われる仕掛けを作り、試すことの繰り返しです。いろいろと考えても最終的には釣ってみないとわからないところがおもしろい」

 ヒットを生み出す秘訣として、「10回試してみて売れるものは1回あればいい。まずは試してみてダメなら撤退する」と、常々語っている宮本さん。まさにヘラブナ釣りに通じるものがある。

「他人が必要なものは、ある程度は自分で考えることはできます。でも最終的には、実際に売ってみないとわからない。チャレンジと試行錯誤が、釣りにも経営にも大切なんです」

ルアーフィッシング

ダイナミックなルアーフィッシングに魅せられた時も。積極的にルアーにアタックしてくるシイラ(写真)やロウニンアジとのファイトは、忘れられない思い出のひとつだ。

ヘラブナ用の浮き

「長さが5mm違うだけで釣果が全く違う」というヘラブナ用の浮き。状況に合わせて編成を変えていく、成果を上げるための大切なパートナーなのだ。

【ソロ活×ビジネスの流儀】
チームでいることに疲れる時もある。ひとりで浮きの動きに集中する時間も大切で、〝無〟になることで仕事への向き合い方が見つかることもある。

取材・文/今 雄飛


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2023年3月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「5インチ電子メモパッド付き計算機」、特集は「ミニマルライフ&ギア」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。