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IT人材不足が慢性化する一方でプログラミングの学習意向があるビジネスパーソンは4割以下という現実

2022.04.04

今の時代、ITの知識・スキルを身に付けておけば活躍の場が広がることは間違いない。

では、ビジネスパーソンの何割がプログラミングスキルの習得に意欲的なのだろうか?

ヤプリはこのほど、600人のビジネスパーソンを対象としてプログラミングの学習意向や、「ノーコード」の認知度についての調査を実施した。

プログラミング学習についての調査結果

「会社ではIT人材が足りていると思うか」と質問したところ、「足りていない」と回答した人は46%で、「足りている」を上回る結果となった。経済産業省の発表によって「IT人材不足」は日本社会の大きな課題として認識されるようになったが、現場のビジネスパーソンの間でも、この課題が認識されていることがわかる。

「プログラミング学習に興味を持っているか」と質問したところ、「興味がある」と回答したのは38%にとどまった。興味がない理由としては、「業務に全く関係しない」が最多で、「自分はとても無理、できる人がやるべき」という回答も30%以上にのぼった。

ITシステムが業務に深く浸透した今もなお、「プログラミング」に対するハードルは高く、当事者意識を持ちにくい状況があるようだ。

プログラミング学習に「興味がある」と回答した人を対象に実際の学習状況を尋ねたところ、、「いずれ勉強する予定だが、まだ着手できていない」が18%、「勉強する予定はないが、機会があれば教養として基礎を身につけたい」が29%という結果に。「過去に勉強したことがあるが挫折した」(24%)も含め、約7割の人がプログラミング学習に継続して取り組むことができていないことがわかった。

プログラミングを活かしたい業務についての質問では、「データ分析・データベース構築」「ウェブサイト開発・運営」に多くの回答が集まった。

ノーコードについての調査結果

「ノーコード」の認知度は23%にとどまり、まだ「ノーコード」という言葉を知らない人がビジネスパーソンの大半を占めていることがわかった。

また、「ノーコード」を知っている人を対象に認知経路を尋ねたところ、50%以上が「新聞・ネット記事」と回答。近年さまざまなメディアでノーコードをテーマとした特集が組まれたことが、認知のきっかけになっていると考えられる。

加えて、「企業のサービスサイト・商談」が30%と、企業が自社サービスを「ノーコードツール」として打ち出していることも、認知につながっているようだ。

ノーコードのイメージを尋ねたところ、「直感的で分かりやすい」(43%)、「素早く作れる」(43%)、「誰でも使える」(39%)といったポジティブな回答が多く集まった。

自社でのノーコードツールの導入率については、「導入している」との回答は10%以下にとどまり、半数以上が「導入していない」という結果に。ノーコードツールの普及の余地がまだまだあることがわかる。

ノーコードツール導入によるプラスの効果を感じたかという質問に対しては、「非常に効果があると感じる」が28%、「効果があると感じる」が54%と、実に80%以上の人が導入効果を感じているという結果になった。

さらに、具体的にどの様な効果を感じたかを聞いたところ、「社内で内製化・運用できるようになった」(37%)、「業務効率が上がった」(37%)との回答が一番多く、ノーコードツールを使いこなし、本来の目的である内製化や業務効率向上が実現できていることがわかる。

最後にノーコードツールを導入していない企業の方に向けて、導入意向を尋ねたところ、「興味はない」との回答が64%ともっとも多く、「興味はあるが、導入予定がない」(23%)も含め、導入以降がない人が大半を占める結果に。知名度とともに、「ノーコードツール」のメリットがまだ理解されていないことがわかった。

<調査概要>
調査対象 全国23歳~89歳男女 600人
調査方法 WEBアンケート(協力:オノフ社)
調査時期 2022年2月
対象ユーザー ビジネスパーソン(職種:経営・管理,営業/営業企画,広報・宣伝,企画・調査・マーケティング,Web関係,各種コンサルタント)

出典元:株式会社ヤプリ

構成/こじへい


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