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SNSコンシェルジュが解説!企業アカウントのフォロワーを増やすヒント

2022.03.29

企業の公式SNSアカウントの運用は、コロナ禍でさらに有効なマーケティング手法の一つとなっている。しかし多くの企業が一斉に取り組んでいる中、フォロワーをより多く獲得し、ファンを増やすにはどうすればいか、悩んでいるビジネスパーソンも少なくないだろう。

そこで今回はSNSコンシェルジュの山田トモミ氏に、企業SNSの運用課題解決策やファン化のコツを聞いた。

企業のSNSアカウントの運用課題

今、企業のSNSアカウント運用担当者はどのような課題を抱えているのだろうか。

ガイアックスが2020年3月に、SNS担当者150名に対して実施したアンケート調査結果では、現在、運用しているアカウントで多かったのは「Facebook」(117社)、「Twitter」(94社)「Instagram」(90社)だった。

SNSマーケティングの課題については「運用リソースが足りない」(66社)がトップ、次いで「フォロワー数やファン数、友だち数が伸びない」(56社)、「投稿コンテンツが期待するほど伸びない、バズらない」が(47社)の順となった。

自由記述では、「少ない予算で効果を出す施策(が分からない)」(小売担当者)、「ブランディング浸透の評価基準をどこで設けるのか不明」(サービス(BtoC)担当者)、「社内での評価につながりにくい」(印刷担当者)などが具体的な課題として挙がっていた。

SNSコンシェルジュが説く運用の課題解決策

SNS運用については各所でさまざまな対策がいわれているが、今回はSNSコンシェルジュとして自らもSNS運用を行いつつ、法人にもSNS集客や運営などをサポートする山田トモミ氏によくある課題解決策を伝授してもらった。

【取材協力】

山田トモミ氏
一般社団法人パラレルキャリアマネージメント協会理事、合同会社五方よしCTO
SNSコンシェルジュとして、個人法人に向けてSNS集客や運営の流れを提案しサポート。SNS発信やコミュニティ、行動心理を組み合わせたファン構築「愛されタイムライン」を展開。
https://tomomin.info

●よくある課題1「フォロワーが増えない」

「ただ宣伝ばかりのビジネス感のある投稿になっていませんか? 自社の目標や目的をしっかり設定して、一貫性がありフォロワーの立場に立った投稿が必要です。投稿後の分析や検証をまめに行い、日々改善して運用することも欠かせません。
またユーザーにとって有益なアカウントと認識してもらえないとフォローされませんので、投稿もコツコツすることを心がけましょう。

SNSは本来コミュニケーションツールなので、コメントへの返信やフォローバックをこまめに行うことも大切。企業からアクションがあると『反応してくれたんだー』と、ユーザーは急に親近感が増すものです」

●よくある課題2「キャンペーンを実施してもシェア数やいいね数が少ない」

「自社が提供したいものとユーザーが欲しいもののバランスがきちんと取れていない場合がありますので、見直してみることが大切です。また、人は面倒くさいと思うと、行動しようとしないので、キャンペーンの応募方法もできるだけ簡単にアクションしてもらいやすいものにするのをおすすめします」

●よくある課題3「投稿内容のネタが尽きてきた」

「お得な情報を発信しようと思うと、基準が高くなってしまいます。自社内では当たり前だと思っていることが、実は私たちにとっては興味深い情報があったりするのです。社内の常識になっていることを見直したり、日々のこだわりややりとりの中に投稿のヒントはあふれていると思いますよ」

ユーザーは、なぜ企業のフォロワーになろうとするのだろうか。その行動心理について、山田氏は次のように述べる。

「フォロワーになるのは様々な理由がありますが、一つに心理学における『ディドロ効果』というものがあります。これは自分が新しく買った理想的なもの、好んで所有しているものに対して、統一感や一貫性のある要素を求めたがる心理です。企業のSNSアカウントについても同様のことがいえます。

例えば、好きなブランドのブランドイメージがSNSでも踏襲されており、テーマや世界観に統一感があれば共感し、自分にとって有益なものという判断でフォロワーになるということもあります。当たり前のように思えますが、もしSNSでブランドイメージと違った感じの投稿がされていれば、印象が良くなくなり、フォローはしないユーザーも出てきてしまうでしょう」

企業は、商品イメージやブランドイメージをSNSでも守り、統一感を持たせることが重要であるようだ。

SNSで自社のファンを作るコツ

SNSを通して、自社のファンになってもらうことは、一つの目標と言える。ファンになるにはどんな心理が働くものなのか。またそのコツを聞いた。

1.「ペルソナ」を設定する

「SNSの関係は『1対1が基本』です。どれだけ多くの人に伝えるかではなく、ターゲットの人物像を明確にすることで、共感を生むための近道になります。明確にするには『ペルソナ』を設定します。例えば、『20代の働く女性で、仕事は好きだけれど、自分磨きに力を入れており、ファッションや美容に対する感度が高く、最近は美容の質を上げるために高級化粧品に興味を持っている」などです。投稿を作る際や企画を考える際に、その人をイメージしてその人に共感してもらえるコンテンツを作ります」

2.日常のやり取りを大事にする

「宣伝ばかりの投稿にならずに、日常のやり取りを大事にしていきましょう。人を感じさせて信頼を積み重ねることで、アカウントへの愛着が湧いてくる流れを作ると良いですね」

3.自分がユーザーだったらどんなSNSでファンになるか考える

「自分だったら、どんなSNSアカウントを見るとファンになるか考えてみると良いと思います。例えば私は、自分の好きなお店は、どのSNSアカウントを展開しているかをチェックしますし、Instagramでは写真の構図はもちろん、文章も含めて実際のお店や商品を見なくてもその雰囲気がわかると好感が持てます。SNSでその商品への秘話やこだわりを知ることができると買ってみたくなります。自分に置き換えてみると、どんな投稿が好まれ、ファンになってもらえるかわかるでしょう」

SNS運用を行う悩みがちな担当者への応援メッセージ

最後に、山田氏にSNS運用担当者に応援メッセージをもらった。

「SNSはすぐに結果が出るものではありません。社内ではすぐに目に見える結果を求められ、焦ることもあると思いますが、そんなときは何のためにSNSを運用するのかという『目的』と改めて向き合うことが大切です。お客様との信頼関係を築いて愛される企業を目指し、長期的な視点で取り組んでいきましょう」

SNS運用は、運用リソース不足なこともあり、孤独に、もしくは少人数で悩みがちだ。そんなときにはぜひ今回の内容をヒントに、仕切り直しをしてみてはいかがだろうか。

【調査出典】
ガイアックス ソーシャルメディアラボ「SNSマーケティング最新レポート:企業のSNS担当者150名への独自調査」

取材・文/石原亜香利

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