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歴代モデルで振り返るOPELを象徴するコンパクトカー「ASTRA/KADETT」の魅力

2022.06.12

初代はセダンやワゴンがドイツ、ハッチバックがベルギーで生産されたほか、写真のカブリオレはイタリアのベルトーネが担当した。

ASTRA/KADETT アストラ/カデット

1936-2022

エントリーモデル『CORSA』の登場以前に、長くOPELの基盤を固めていたのが『KADETT』であり、その後を継いだのが『ASTRA』だ。

国民車構想から羽ばたいた世界戦略車

 オペルの基幹車種としてその地位を確固たるものに築き上げた『ASTRA』の源流は1930年代のドイツにおける国民車構想で生み出された初代『KADETT』にある。このモデルは大戦の混乱に巻き込まれるかたちで一時期姿を消すが、グローバリゼーションの波が押し寄せた60年代にその名が復活。オペルにとって戦後初の小型車としてコンパクトなサイズに確かな実力を備え、そのうえで手に届きやすい価格を実現したことで代表車種となった。

 1962年に登場した『KADETT』は91年まで連綿と造り続けられる中で、ゼネラルモーターズの世界戦略車〝Tカー〟としての重責を担う。その後FWDモデルへと方針転換を図りながら進化し、新世代仕様が当時のCIに則って世界共通名の『ASTRA』を戴くことになった。

 1991年に登場した新生『ASTRA』はエアロダイナミクスの追求に力を入れていたオペルの方向性に倣って空力ボディーを獲得。併せて環境保護への配慮から樹脂パーツのリサイクル率をほぼ100%に高めたほか、水溶性ペイントの積極採用にも乗り出した。ボディータイプは3ドアおよび5ドアハッチバックに加え、3ボックスの4ドアセダンやワゴン、カブリオレと豊富なバリエーションが用意されたことも見逃せない。93年に導入されたオープントップモデルのボディーワークはベルトーネによるものとなる。その豊富なラインアップと世界展開により『ASTRA』は当時のGMグループ内ではもちろん、世界第2位の販売台数を誇るボリュームセラーとなった。97年の2代目からはクーペも追加され、続く3代目でも全5種類のボディーバリエーションを取り揃えていた。

世の潮流を読み、生み出される最適解

 2009年からの4代目はGMデルタⅡプラットフォームをベースに仕立てられ、ホイールベースの延長とともにボディーを拡大して居住性を向上。15年登場の5代目はプラットフォームを刷新し、エンジンは1L3気筒および1.4と1.6Lの4気筒に絞るなど、当時の潮流となっていたダウンサイジング化を図った。ちなみに4代目と5代目は日本未導入だった。

 そして2021年、ステランティスグループ入りした新生オペルから6代目が登場。同グループのEMP2プラットフォームをベースに、ダイナミズムを主眼としたエクステリア/インテリアデザインが与えられ、シンプルながらも見る者をワクワクさせるスタイリングをまとった。新型はブランド初のプラグインハイブリッドを用意するほか、23年にはEV仕様の追加も発表されるなど、新世代を牽引するにふさわしい中核モデルへと進化している。

ASTRA

ASTRA

『KADETT』の横置きFWDの基本構成を継承した初代モデル。空気抵抗係数は0.30〜0.32と優秀な値を叩き出した。

ASTRAASTRAASTRA

2代目ではアルミサブフレームや高張力鋼板を用いた高剛性ボディーを実現するとともに、安全装備を充実。豊富なボディーバリエーションを誇ったことも『ASTRA』の人気の理由。3ドア/5ドアハッチバックに加え4ドア・サルーンや5ドアワゴンのほか、イタリア・ベルトーネの手によるクーペ(上)やカブリオレ(下)も用意された。ちなみにこの世代のワゴンはヨーロッパ全体のワゴンの販売台数の1位を記録している。

ASTRA

2021年に登場したばかりの6代目は、ステランティスグループのEMP2プラットフォームをベースに仕立てられた。

ASTRAASTRAASTRA

2003年にフルモデルチェンジした3代目(上)までは日本にも導入されていた。09年デビューの4代目(中)ではさらにエアロダイナミクスが煮詰められている。15年のフランクフルトモーターショーで発表された5代目(下)はプラットフォームを一新。サイズを若干縮小するとともにパワートレーンのダウンサイズ化が図られた。OPEL車として初めてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのもこのモデル。

KADETT

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『ASTRA』の源流となるのが1936年登場の初代『KADETT』(上)。軽量なモノコックボディーによって当時としては優秀な動力性能を発揮して人気を博した。第2次世界大戦を挟んでその名は一時期消滅したものの、1962年に復活(中)。65年にフルモデルチェンジした『KADETT B』(下)ではボディーバリエーションが8種類にまで増加し、スポーツ仕様も追加されている。

KADETT

ゼネラルモーターズの世界戦略車構想に則って1973年に生まれたのが『KADETT C』(右上)。〝Tカー〟と呼ばれたそれは同じ車体からシボレー『CHEVETTE』やいすゞ『GEMINI』などが生まれた。そしてそれまでのFRからFWDへの方針転換を図ったのが『KADETT D』(左上)である。84年登場の『KADETT E』(右下)ではエアロダイナミックなボディーに一新。87年にはカブリオレ(左下)がラインアップに加わった。

取材・文/桐畑恒治

160年の歴史を持つオペルのすべてがわかるブランドMOOK「&OPEL 未来を創るクルマ。」発売中

 1862年の誕生以来、不断の進化によっていつの時代も時代も最先端のポップカルチャーであり続けたOPEL。そのブランドDNAとその魅力を、チーフデザイナーへのインタビューや歴史的名車の検証などをもとに解き明かすムック本「&OPEL」が発売されました。

 ドイツの自動車メーカーOPELは、160年の歴史を持つ老舗ブランドです。日本との縁も深く、戦前から輸入され、2006年までは日本国内でも販売されていたので、ご存じ方はもちろん、実際に乗った/所有したことがある方も多いのではないでしょうか。

 そして今、OPELが再び、日本に上陸するといわれています。今度、日本にやって来るOPELは、私たちがしばらく見ないうちに、すばらしくモダンで、ポップな佇まいに変身していました。ドイツ車としての信頼感と堅実さはそのままに、ガジェット感あふれるデザインやカラーリングからは、「どんな人生を愉しみたい?」と、クルマが語りかけてくるようです。そんな、ニュー・ジャーマン・カーで実現するライフスタイルのテーマは「リラックス」。

 本書では、暮らしをアップデートするモダンジャーマンなクルマづくりの魅力を、160年の歴史とともに余すところなく、紹介します。

160年の歴史を持つオペルのすべてがわかるブランド大図鑑

『&OPEL(アンドオペル) 未来を創るクルマ。』

定価1650円(税込)A4変形判/132ページ

小学館刊

https://www.shogakukan.co.jp/books/09104254

■本書のコンテンツ紹介

PART 1  OPELが提案するRELAX LIFE

●人気モデル「CORSA」「MOKKA」「GRANDLAND」徹底解剖!

PART 2 PopFuture OPELの秘密

  • チーフデザイナー・Mark Adams インタビュー
  • ファッションデザイナー・Marcel Ostertag インタビュー
  • 「ASTRA」「MANTA」「COMBO LIFE」最新モデルの魅力
  • OPELと相性抜群のライフスタイル名品セレクション

PART3  Just like an OPEL

  • 注目のクリエイターが語るNEW OPELの魅力
  • アンバサダーを務めるリバプールFC監督・ユルゲン・クロップ氏とOPEL

PART 4   ドイツから特報!元気なOPEL

  • MOKKA」「CORSA-e」「GRANDLAND」現地試乗レポート詳報
  • オペルCEO Uwe Hochgeschurtz氏インタビュー

PART 5   Republish of Historic car impression

革新的な挑戦を続けてきた自動車ブランドOPELの歴史

  • 老舗自動車専門誌の編集者が語るOPELの魅力
  • OPEL in Motorsports
  • CORSA」「ASTRA/KADETT」「VECTRA」「OMEGA」「SPEEDSTER」「GT」「MANTA」「CALIBRA」「ZAFIRA

PART6 「OPEL」 Square

  • FUN collection
  • OPEL FUN in Japan
  • OPEL Engineering History
  • Logo transition of OPEL
  • OPELディーラーの斬新なCI

【オンライン書店で購入する】

Amazonで購入する

www.amazon.co.jp/dp/4091042546

楽天ブックスで購入する

https://books.rakuten.co.jp/rb/16892406/?l-id=search-c-item-text-02

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